●日常を撮る《とまと美人》
昨年の夏も随分と通ったのですが、今年も何回になるのやら？
柴又街道、篠崎５小学校のバス停近くの農家で、トマトを中心に取れたて野菜の直売が始まりました。
今年始めて立ち寄り、トマト（５００円）キューリ（２００円）を購入してきました。
お値段は、高いのか？安いのか？分かりませんが、本物のトマト味・キュウリ味が楽しめるのです。
それに、看板板娘が本当に美しいのです。
農家の若奥さんとのことですが、奥さんには見えないのです。
麦わら帽子をかぶって・・・本当に。
「トマトの味が目的、それとも若奥さんの顔を見るのが目的か？」ですって。
ご想像にお任せしますが、６：４位でトマトが勝っていますよ。
京都大学名誉教授の森毅さんのことば。（朝日新聞 6月16日夕刊 人生の贈りもの）
うん、何でも関心ある。このごろ、もっぱら政治経済の方やし。教育はいまさらという感じはあるのね。ただ教育問題でいちばん気に入らんのはね、クラスの人数が少なければ目が届いて、みんなに愛情が注げるって、あれは上から論理でやりすぎですよ。ぼくの一人っ子体験からしても。そんなに目を届かされたら、かなわんし、そんなに愛情を注がれたら、困るの。
長いこと教育現場でお世話になり、４月からある区立小学校のスクール・カウンセラーとして出かけている。
この頃の小学校で気になっていることは、教員以外の大人が随分多いことだ。
介助員、講師、英語講師、図書室ボランティア、英語教師、スクールカウンセラー・・・それに保護者、地域の方々・・・消防士、警察官、役所関係・・・。
こんなに大勢の大人が、学校に出入りするようなことはなかったように思う。
子ども達も、随分息苦しいだろうなーと思っていた。
先日の[くりのみ会・教育とカウンセリングコース]でも、このことが話題になった。
もう一度繰り返しになるが、森先生の次の言葉を上に立つ人はしっかりと味わってもらいたいものだ。
ただ教育問題でいちばん気に入らんのはね、クラスの人数が少なければ目が届いて、みんなに愛情が注げるって、あれは上から論理でやりすぎですよ。ぼくの一人っ子体験からしても。そんなに目を届かされたら、かなわんし、そんなに愛情を注がれたら、困るの。
ご支援お願いします。
只今、くりのみ会[坐禅とカウンセリング・コース]から帰宅しました。
今日は、講師の菅原先生を囲んで、８名の方々が参加してくださいました。
今回で、『正法眼蔵・大悟』の巻が終わりました。
次回（７月１８日）は、『示庫院文』を行います。
今日の講義のキーワード。
「還仮悟否」（げんけごひ） 先生の現代語訳「また悟りを仮りることがあろうか、なかろうか」
道元禅師は、「還仮悟否」を、しずかに参じ究わめて、胸の奥に換えてしまうのだ。頭のてっぺんにもかえてしまうのだ。とすすめられている。
菅原先生の名講義を聞きに、ぜひお出かけください。
応援感謝。
教育現場で長い間御世話になり、退職して教育相談研修会の講師をさせていただいたり、スクールカウンセラーをさせてもらっている。
また、小さな学習会であるが、カウンセリング研究会[くりのみ]を主宰して１５年になる。
その経験を下敷きにして、今の教育を見てみると、「本当にこれでいいのだろうか？」というのが度々のことである。
確かに、先生方の忙しさはよく分かるのだが、先生方が「人間の在りようについての理解」が分かっていないような場面に出くわすことが多い。
道元禅師の「仏道をならうのは自己をならうなり」の呼吸が分かっていない。
教育にあたる者の基盤は、「自己をならう」ところが出発店だと思うのだが、全く分かっていないのだ。
どうも、教育そのものが、形式的・概念的に傾いているような気がしてならない。
この頃、一番気になるのは、子ども達の鉛筆である。
昔は（私の子どもの頃、教師になり始めの頃）、子ども達の鉛筆はきちっとそろえられて芯が削られて気持ちの良いものであった。
筆順にしても、丁寧に書くことも、大事にされてきたように思う。
ところが、この頃の子ども達の鉛筆は、ひどいものである。
家庭での目も行き届いていたにようだ。
昔の寺子屋での「教育の心」をもう一度具体化してもらいたいと思うものである。
毎田周一の言葉に次のようなものがある。
昔寺子屋で素読を前提にし、それができなければ、決してお師匠さんの講釈の席に出られなかったとは、今日といえども変わらぬ真理である。よめもせぬことの意味を聞くとは、一体自分が何に就いて意味を聞いているかもしらないでものをいってることである。問題の意味も知らないで、問うているとは、うつけたことである。
この頃の教室では、読むことも・書くことも出来ていないのに、意味を問うようなことやそれ以上のことを要求している教育現場の出来事を見ることがあまりにも多い。
安倍前首相が、ニッポン放送で人生相談をするそうだ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/152002/
番組は、「ヤンキー先生!義家弘介の夢は逃げていかない」（日曜深夜０:００～）。.
人生は一度しかないので、基本的には、誰もが自分の好きにするのがよいと思う。
そうはいうものの、「貴方だけにはそのことはご遠慮してもらいた」との思いがでてくることもある。
今回の安倍前首相の人生相談は、全く、およびではない。
日本国の最高責任者が、責任を放り出しておいて、人生相談などナンセンスである。
せめて、頭を丸めて仏門にでも入るようであったら、安倍首相の人間としての魅力も感ずる。
人生相談出演は「何おかいわんや」である。
ニッポン放送も何を考えているのか!
そして、義家先生も何を考えているのか!
横浜市教育委員 教育再生会議室長を歴任してきたようだが、私としては、この人が日本国の教育を左右するような再生会議の室長をやることには反対であった。
補足すると、義家先生に個人的な批判をするつもりはない。
只、このような元教員と百マス計算で有名な先生を、日本国の教育行政の委員するような、この国の教育行政の在り方が心配なのである。
この国の教育は、衰退の一途か!
サンディエゴ（米カリフォルニア州）で開催された全米オープンで、左ひざ手術からの復帰戦となったタイガー・ウッズ（米国）がロッコ・ミーディエート（米国）とのプレーオフを制して優勝したそうだ。
これで、メジャー通算１４勝はジャック・ニクラス（米国）の１８勝に次ぎ歴代２位。さらにメジャー４大会をいずれも３度以上制する「トリプル・グランドスラム」をニクラスに次いで達成したそうだ。
先程、テレビのスポーツ・コーナーで、優勝へのステップを映像で確認したが、本当に神がかりのようなスーパーショットの連発であった。
本当に名勝負。二人の健闘を祝福したい。
６月の[くりのみ会・坐禅とカウンセリングコース]は、予定通り開催します。
●坐禅とカウンセリングコース
日 時： ６月２０日（金） 午後６時３０分～８時３０分
会 場：タワーホール船堀
内 容：坐禅 『正法眼蔵・大悟』の講義
★詳細は、下記でどうぞ。
http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/
「坐禅とカウンセリングコース」の講師・菅原先生の実家は、今回の地震で大きな被害を受けている栗原市のお寺であります。
先生のブログによりますと、墓石が倒れたり本堂の壁が落ちたりの被害で済んだそうです。
ご実家のお近くでは、お亡くなりになった方や大きな被害を受けられた方々が大勢いいたようです。
心からお見舞い申し上げます。
★地震様子は、菅原先生のブログでご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/7ab52e603991a2ec4093848f13092c50
ご支援感謝
