本日の朝日新聞朝刊一面、
《政府事故調の「吉田調書」入手》
は、朝日の特ダネですね。
内容は、東日本大震災4日後の朝、
第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が
吉田所長の待機命令に違反して、
福島第二原発へ撤退したというものです。
東京電力はこの命令違反による現場離脱を
3年以上伏せていたということになります。
これまでも「風評被害」についてのニュースが流れています。
この数日は、まんが「美味しんぼ」が取り上げられています。
ボクは、漫画が苦手で、「美味しんぼ」を読んでいませんので
このことに関して感想をいうことはできません。
ただ、官房長官や首相が、
「根拠のない風評被害には、国として全力で対応する」との態度は、違和感を覚えます。
風評被害に関しては、権力を持つ側の責任が重大だと思うのです。
今回の朝日の特ダネもそうですが、権力を持つ側の隠蔽体質・ミスリードが一番の問題です。
もとをたどれば、(安心・安全・安価)と国民をダマした原子力政策。
さらに、福島原発事故の究明も不十分なままに、
されに、核のゴミの始末の見通しもないままに、
各地の原発再稼働をもくろむ政府・電力会社・財界。
権力をもつ側の横暴、慚愧のなさが、この日本国を歪めています。
最高法規の憲法を、軽々しく扱おうとしている安倍首相には、
即刻に退陣してもらいたいというのがボクの意見です。
日本の将来を担う子ども達の教育にも悪影響です。
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