本日・午前、5月の《教育とカウンセリングコース》が終了しました。
ご参加は、総勢6名(男性3名 女性3名)でした。
Wさんから、欠席のご連絡をいただきました。
ご連絡ありがとうございます。
本日の学習会は、次のように進みました。
①テキスト・懐奘『正法眼蔵随聞記』 を全員で音読しました。
②ロジャーズ著 「パースナリティと行動について一試論」命題6を読みました。
スクールカウンセラーをしているKさんから、
担任の先生方とのコミュニケーション作りについてお話していただきました。
また、臨床心理士のS先生から、不安の強い高校女子生徒のケースと、
保護者・ドクターとの関係等についてお話していただきました。
③井戸端(楽談)
Fさんから、ブリーフケアーの学習会の報告・フルマラソン完走記を話してもらいました。
《教育とカウンセリングコース》は、
(子どもに関わる仕事をしている方々)にお勧め学習会です。
5月の《教育とカウンセリングコース》の予告
■日 時 6月 15日(日) 午前10時~12時
■会 場 タワーホール船堀 (都営地下鉄新宿線船堀駅前)
(部屋は、入口の掲示板をご覧ください)
★テキスト類は事務局で用意していますが、お手元にある方はご持参ください。
★会場は、9時から使用できます。
9時から10時は、自主学習タイムです。
お時間に余裕のある方は、お早めにお出かけください。
皆さまのご参加をお待ちしています。
カウンセリング研究会【くりのみ】
10月の学習会の予定を更新しました。
手帳等にご記入をお願いします。
*毎月、土曜日に開催しています《親鸞とカウンセリングコース》ですが、
都合により日曜日の開催になります。
ご注意下さい。
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
結論を先に記しますと、
安倍首相による外交・防衛・経済・・・政策、ボクは信用していません。
誰もが明白に理解すると思うのですが、
武器をもったら、戦争をします。戦争をしたがります。
赤ちゃんだってオモチャを持たせれば、
持っているだけには止まりません。使って遊び始めます。
ボクの理解では、
「積極的平和主義」とは、武器を持たない。戦争をしないことだろうと思います。
安倍首相の、武器輸出・原発輸出・集団的自衛権の行使etcは、
「平和主義」とは真逆な政策であります。
今朝のニュースによりますと、
集団的自衛権の閣議決定は来月中旬を目指すとの由。
「安保懇」の提言を下敷きにして・・・と発言していますが、
これって、本当に「変」であります。
なぜなら、この「安保懇」ていうのは、首相の私的諮問会議ですよね。
ということは、安倍首相のご機嫌取りの学者さん・財界人・元外交官の集まり。
ボクは、公的諮問委員会を設立し、国会で十分時間をかけて議論すべきだと考えます。
少しずれますが、各分野で何かあると、
「諮問委員会」「第三者委員会」「専門委員会」etcが設置されますが、
眉唾ものだと思っています。
権力を持つ者の常套手段ですが、
「自己の利益のため」「自己防衛のため」のものがほとんどだと理解しています。
経典を読んでいますと、
「経典は、問答集」だと、ぼくは感じています。
しっかりして「問答」ができること。
現代人にとって、一番重要な「課題」だと思っています。
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本棚に、若い頃購入した『暁烏敏全集』が鎮座しています。
全28巻。
これまで、あまり開かないでいました。(笑)
手に入れて安心というわけでもないのですが、
現職の頃は、読む時間がとれなくて・・・なんて言い訳・・・不勉強でした。(冷や汗)
最近は、『和讃講話集 上・下』を読んでいます。
暁烏敏といっても、この頃のお方は知らないでしょうね。
暁烏敏(あけがらすはや 1877-1954)
真宗大谷派の僧侶。宗務総長に就任したこともあります。
高浜虚子に師事して、詩や俳句も残しています。
清沢満之の弟子で、『歎異抄』を世界に広めました。
佐々木月樵 多田鼎と三人で、浩々洞三羽烏と呼ばれる。
また、加賀出身の三人の念仏者・暁烏敏と藤原鉄乗、高光大船で、加賀の三羽烏と呼ばれました。
暁烏敏の蔵書は、金沢大学の図書館に寄贈されています。
昔々、金沢大学を訪ねて暁烏が手にした本を、ボクも開いたことがあります。
『和讃講話集』から、暁烏のことば
佛教の教えは自己を知ると教えられるものであります。
自分を知るのであります。
この教えが有難いのであります。
佛さんというのは、常に自分を省みる方であります。
自分を省みる時、調子に乗れんのです。
清沢(満之)先生がいつも私達にお誡しめになった。
今の佛教は坊主が説教するから衰えたのである。
君等は説教するなよ、と教えられた。
皆さんには一寸分からんだろうが、
佛教が衰えるのは、坊主が説教するからだ。
君等は説教するな、その教えがいつも自分を励まして下さるのであります。
こういう先生の教えがあるのであります。
佛教ブームということを聞きます。
確かに、大型書店に出向きますと、仏教書がたくさん並んでいます。
一方、葬式佛教ということも耳にします。
道元禅師の『正法眼蔵・現成公案』にも、
「仏道をならふというは、自己をならふなり」という言葉がありますが、
「佛教の教えは自己を知ること」
佛教の学びの(眼目)だと思っています。
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里村専精師の「浄土真宗にようこそ」(No028)をお届けします。
浄土真宗にようこそ(028)
龍樹菩薩は、一世紀から二世紀にかけて活躍された論師です。
大乗のサンガに帰入され、そのサンガに育てられ、今度はそのサンガに貢献しましまた。
大乗の学びは、世界観の巨大な拡大を見ることができます。
我々の知っているだけの世界ではなくて、ほとんど無限の仏国土が見つめられます。
三世・十方の諸仏の世界を、龍樹菩薩の時代では見渡しています。
それは巨大なサンガ世界です。
大乗の仏国土は、光に満ちた輝ける世界ですが、浄土はそのような光明世界なのです。
「無量寿経」に学んだ龍樹菩薩は、それ以前の龍樹とは違って見えます。
諸仏の家に生まれる、ということを大切に考えていました。
アミターバ如来の浄土は、龍樹にとっても新しい感銘を誘ったもののようです。
大乗の時代を彩る人格が、菩薩(bodhisattva)です。
龍樹という人自身が菩薩と呼ばれて、大きな世界を生きました。
そのような龍樹は、決して特殊な人ではありません。
八宗の祖師と呼ばれていますが、すべての人を代表して生き抜いた人です。
たとえば、ブッダが誕生したということは、人なら誰でもブッダになれる…、
ということを物語っているのです。
龍樹が学び、龍樹が帰依した浄土…、そういうものを訪ねたいものです。
大きなサンガ世界、それを訪ねて龍樹は阿彌陀仏の名を称賛しました。
この土の衆生が、この土を超えた光のサンガに願生するのです。
カウンセリング研究会【くりのみ】5月の学習会のご案内。
5月17日(土) 午前10~12 親鸞とカウンセリングコース(『教行信証』音読&楽談他)
5月25日(日) 午前10~12 声明とカウンセリングコース(『正信偈』読誦&楽談他)
会場:タワーホール船堀
*どちらのコースも、9時~10時、自主学習時間です。
写経・声明等、各自の課題に取り組んでいます。
皆さまのご参加をお待ちしています。
カウンセリング研究会《くりのみ》は、
どなたでも参加できる学習会です。
【教育とカウンセリングコース】は、
(子どもに関わる仕事をしている方々)に特にお勧めです。
5月の《教育とカウンセリングコース》
■日 時 5月 11日(土) 午前10時~12時
■会 場 タワーホール船堀 (都営地下鉄新宿線船堀駅前)
(部屋は、入口の掲示板をご覧ください)
■学習内容
1
10時~ 懐奘 『正法眼蔵随聞記』の音読
10時10分~ ロジャーズ著 『パースナリティと行動について一理論』
11時~ 楽談タイム(エンカウンターグループ&ケースカンファレンス他)
■会 費 1000円 (大学生は500円)
★テキスト類は事務局で用意していますが、お手元にある方はご持参ください。
★会場は、9時から使用できます。
9時から10時は、自主学習タイムです。
お時間に余裕のある方は、お早めにお出かけください。
皆さまのご参加をお待ちしています。
元首相のお二人、細川・小泉氏が中心になって、
脱原発運動の核となる一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立したそうです。
安倍首相は、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけて再稼働に前のめりです。
設立総会で、、
細川氏は、「事故に対する反省も教訓もなしに、再稼働の方針を打ち出したのはとんでもないことだ」と。
小泉氏は、原発の海外輸出についても「道義を重んじるわが国の姿勢として容認できない」と強調したそうです。
また、「原発は安全ではないし、金食い虫だ。強引に(再稼働を)進めようとする気が知れない」と述べたそうです。
ボクも、同感であります。
具体的な政治活動はなさそうですが、この運動が実りあるものに成長することを念じるものです。
発起人には、哲学者の梅原猛氏、俳優の菅原文太氏、作家の瀬戸内寂聴氏、
日本文学者のドナルド・キーン氏らが名を連ねているそうですが、
ボクとしては、お若い方々のお名前も聞きたいと思います。
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ゴールデンウィークは、
くりのみ会《坐禅とカウンセリングコース》のお仲間のMさんお薦めの一冊を読みました。
堀川惠子著
『教誨師』
講談社
2014年1月30日 第1刷発行
帯の言葉を紹介します。
半世紀にわたる死刑囚教誨、
そして、死刑制度が持つ苦しみと矛盾を一審に背負って生きた人生。
心の奥底から絞り出された言葉は、
いずれかならず自らの「死」に向き合うことになる
私たちひとりひとりに投げかけられた問いへと重なっていく。
「死刑」とは、一体何なのか-。
人生の先輩のMさんは、長い間、点訳ボランティアに取り組んでいます。
点訳対象の本は、専門書が多いようです。
たくさんの本を読むMさん。
「この一冊は、必読です。生死について、人間の在り方の奥底を問われます」と。
Mさんの言葉通りの一冊です。