お昼前、車で川口市まで出かけた。
帰路、TBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」を聞きながら帰宅。
久米さんが、数日前乗車した個人タクシーの運転者の話を紹介していた。
「久米さん、今回の参院戦、盛り上がりません。テレビも選挙関連の報道は少ないし、宣伝カーもあまり走っていません」と。
番組では、毎日新聞特別編集委員の岸井成格さんと久米さんの電話対談。
参院選の動向やメディアの選挙報道について語ってくれました。
自民党から番組に対して、注文をつけてくる由。
メディアは、一々に対応するのが面倒になっているのが現状と。
また、WebのLITERAで、池上彰さんも、同様の印象を語っています。
「最近までは権力を持つ側は『メディアに圧力をかけてはいけない』というのが共通認識でした。(略)ところが、安倍政権になってからは、自民党はおもなニュース番組をすべて録画して、細かい部分まで毎日のように抗議し、訂正を求め、注文をつけてくる。すると、テレビ局は『面倒くさい』となる。対応が大変で、次第に『文句を言われない表現にしようか』となってしまうのです」と。
メディアが「萎縮」し、「忖度」するようでうは、国は滅びますね。
嬉しいニュース。
総務省が、参院選の期日前投票の中間状況を発表しました。
それによりますと、公示翌日の6月23日から7月8日までの期日前投票が、
前回の投票より約25万人上回って過去最高の由。
明日、投票日。
大勢の国民の皆さんが、投票に足を運んでくれることを念じます。
与党が勝つにせよ、野党が勝つにせよ、
先ずは、国民が政治に関心をよせることが大事ですよね。
週刊の漫画本や女性誌が、硬派な日本国憲法の特集を組んでいるそうです。
昨日の、東京新聞24面の記事です。
今日、タレントの石田純一さんが、野党共闘が実現できたならの条件付きで東京都知事選に立候補の意志を表明された由。
TVでは、コメンテーターが、偉そうに石田さんに対して冷ややかなコメントをされていたそうです。
スポンサーや広告代理店の手の内で泳いでいる方々より、独りで挑戦している石田さんを、ボクは支持したいと思います。
投票するかどうかは、石田さんの公約を聞いてからですが…(笑)
「民主主義」
「民」が「中心」である日本国を、ボクは理想とします。
ですから、職業化した政治家や、利権に群がる政治家よりも、少々政治経験が少なくても正直な政治家を応援したいものです。
昔話。
ボクが教職にあった頃の話。
上のご機嫌を伺いながら、管理職(教頭・校長・指導主事)を狙うベテラン教師より、若い溌剌とした教師の方が魅力的でした。
政権を忖度しているTVや大手新聞より、
分かりやすく憲法を取り上げてくれる、
漫画本や女性誌の編集者に大拍手を送りたいと思います。
このような編集者がいて、読者がいる。
日本の「光」を感じます。
南無阿弥陀仏
本日、午後、期日前選挙に出かけました。
今回の参院選。
TV等は、参院選の話題をスルーしている感じです。
今回の選挙から、18歳・19歳の若者が投票します。
ならば、もっと公約等、若者に政治を考える話題を提供すべきです。
残念ながら、我が日本国のTVは話題・情報を提供することから腰が引けています。
「忖度」なのでしょうか!
事前の投票率の予想も低調のようですが、
ぜひ、大勢の国民の皆さんの投票に期待したいモノです。
ボクの出かけた期日前投票所は、老若男女が結構、足を運んでいました。
昨日の当ブログで取り上げた、
英国・イラク参戦「不当」調査委最終報告
今朝の東京新聞・朝刊・【筆洗】氏が、次のように書いています。
文豪トルストイの『戦争と平和』は、手元の古い岩波文庫版だと全四巻計二千三百ページ余の巨篇だ。英訳版では単語数がおよそ六十万というこの名作の四倍余の二百六十万語を費やし、イラク戦争を検証した報告書が、英国で公表された▼機密文書も閲覧できる強い権限を持つ独立調査委員会が、ブレア元首相ら百五十人以上から聞き取りを重ねた。七年の歳月と十四億円をかけて書き上げた全十二巻の報告書は、現代世界の「戦争と平和」だ▼そこには、やりきれぬ事実が並んでいる。戦争はイラクを内戦状態に陥れ、テロの脅威を高める危険があるとの警告も、ブレア首相には届いていた。しかし、米国は戦後にどう平和を構築するかという策も持たぬまま攻撃に突き進み、英国は追従した▼警告は、現実のものとなった。イラクは硝煙が漂い続ける混乱に陥り、「イスラム国」という魔物も生まれた。かの地の人々にとって、戦争は今も、過去形で語りうる物語ではない▼トルストイは『戦争と平和』で登場人物にこんな言葉を言わせた。「戦争はお愛想じゃなくて、人生における最大な醜悪事だ。われわれはこの点をよく理解して、戦争をもてあそばないようにしなきゃならん」▼ブレア氏は報告書の公表を受け、「責任はすべて負う」と語ったが、戦争にもてあそばれ命を奪われた人々に、どう責任を取りうるというのか。
非常に簡単な事です。
「アメリカ追従・言いなりで良いかどうか?」
「憲法より上位に、安保条約・日米地位協定があること?」
を、日本人が問う時節のように思います。
断っておきますが、ボクは、親ロ・親中・親北ではありませんよ。(笑)
憲法についても、
安倍首相が進める憲法改正に賛同はしませんし、
憲法改正絶対反対の立場でもありません。
但し、英国の調査委の報告からも想像できるように、
どんなに強い兵力をもってしても、
「世界平和」には程遠いことを、アメリが示しています。
戦争でことを決しようとするアメリカに追随することは、御免被りたいものであります。
安倍政権には、
トルストイが「戦争と平和」で使用した語句の4倍もの語句を使って書かれた、
英国の調査委最終報告書を提出できる、「英国の民主主義」「政治環境の歴史」etcをしっかりと受けとめてもらいたいものです。
そうそう、アメリカも、公文書や機密書類。
一定の年月が経過した後に公開する、国としての「度量・歴史」があります。
ウソを言ったり、隠蔽したり、形だけの諮問委員会・報告書が大好きな、日本国の政治家・官僚に、嫌悪感を感じますよね。
やはり、国民一人一人が、政治的なセンスを磨くことが大事ですよね。
そして、投票所に足を運ぶ…
午後、期日前投票行ってきます。(笑)
今晩は、東京大谷シ声明学園の最終授業でした。
毎週木曜日夜(7時~9時)、一年間の学習でした。
おかげさまで、今年も「皆勤賞」です。
丸7年通っていますが、一日だけ忌引きありですが、ほぼ「皆勤賞」。
暇人であること、発声が楽しいこと、そして健康に感謝です。(笑)
先程、帰宅。
夕食をいただきながら、TVスポーツニュースを見ました。
ウィンブルドン。男子シングルス準々決勝。
第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)戦をみました。
2セット先取のチリッチ。
3セット目、マッチポイントまで押し進めたチリッチでしたが、
この後、神がかり的なフェデラーの粘りが始まりました。
フェデラーの見事な試合でした。
左脇腹を痛めた錦織圭。
体調が完璧であっても、今日の二人の試合を見ますと、
チリッチとフェデラーの壁は乗り越えられるかどうか?
ボクの正直な感想です。
ボクは、錦織圭の応援団。
日本中とファン同様に、グランドスラム優勝を期待しています。
フェデラー、ジョコビッチ、マレー、ナダル、チリッチ、ラオニッチ…
世界の強者を打ち破るのは大変ですよね。
錦織の更なる飛躍が期待しましょう。
モデルさんとのデートはお預けしましょう。(余計なお節介)(笑)
EU離脱で揺れるイギリスから、「さすがー」と感じられる報告が届いています。
2003年。イギリスはイラク戦争に参戦しました。
昨日、英政府の独立調査委員会が、7年間にわたる調査結果を発表しました。
その内容は、ブレア元首相の参戦判断や計画策定に多くの誤りがあったと言うものでした。
都合の悪いことは隠蔽したり、発表を先延ばしにしている安倍自民党の体質、歴代の自民党の体質と随分と違います。
先日、当ブログで、
矢部宏治著、
日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか
日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか
を読んだことを報告させてもらいました。
矢部氏は、アメリカ側で公開されて特定秘密文書を読み解いています。
イギリスも米国、記録をしっかりと残し、ある年月が経過すると公開しています。
墨塗の飼料を平気で提出する日本の政治環境、政治家・官僚の横暴を感じるモノです。
政界の報道自由度ランキング。
日本は、
民主党政権下の2010年は11位でしたが、
安倍自民党政権下の2016年は72位に転落です。
70位の韓国よりも低いのです。
安倍自民党の責任も問題ですが、
報道機関の奮起を願いたいモノです。
それと、何よりも、国民一人一人が、もっと「オコル・タチアガル」ことが大事ですよね。
日曜日、用事が入ったので、明日参院選の投票にでかけます。
3日のリオ五輪壮行会での、
森喜朗元首相の「国歌を歌えないないような選手は日本の代表ではない」発言。
当ブログで更新したところですが、TVや大手新聞では、あまり取り上げていません。
本日の、文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」と
東京新聞「本音のコラム」がしっかりと取り上げていました。
ボクの気分もスッキリ!(笑)
文芸評論家の齋籐美奈子さんの意見に同感です。
森喜朗元総理の発言は「来賓のパワハラ」…その通り。
回りの人(橋本聖子選手団長)が抗議してよいレベル…その通り。
競技場、エンブレム、二億三千万円の裏疑惑。ご自分の襟を正す。…その通り。
ボクはもう一つ追加したい。
東京オリンピック・パラリンピックのリーダーは、「もっとお若い方」が宜しいということを。
区立図書館で借りてきた一冊を読んでいます。
矢部宏治著
日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないか
集英社インターナショナル 2014年10月29日 第1刷発行
敗戦。そして、進駐してきた占領軍としてアメリカ。現在の在日米軍。
日本国憲法よりも上位にある日米安保条約・密約法体系。
矢部氏は、公開されてきるアメリカの機密公文書を縦軸にして、
「基地」と「原発」が止められない、
日本の歴史・現実を解き明かしてくれています。
根っこは、一つです。
戦後の日本政治の政権与党・官僚・法曹・大企業・報道etcが、
国民よりも米国の方を向いていたのです。
戦後、日本が米国の後押しで、
表では、経済・景気を享受。
裏では、独立国のよう雰囲気の中で、実は対米従属構造。
矢部氏は、日米関係の将来を具体的に提示しています。
興味のある方は、ご一読を。
先ずは、国民一人一人が、戦後の対米交渉の歴史を勉強すること。
ボクも、これからしっかりと勉強します。(笑)
そして、一人一人が自分の頭で考えること。
参院選挙も間近です。
ぜひ、投票に出かけましょう。
里村専精師の「浄土真宗にようこそ」No61をお届けします。
キリスト教には立派な教義として、大きな神学があります。
その神学は、しかしながら厳しい批判くぐったものなのでしょうか。
中世から近代にかけて、神学は変貌せざるを得ませんでしたが…、
宗教としての本質的な批判を受けたことはなかったのではないでしょうか。
キリスト教を変貌させたさまざまな要素は、実はキリスト教と同じ立場の理性主義でした。
ですから、変貌しながらもキリスト教は本質的な批判を受けていなかったのではないでしょうか。
本来のヘブライズムのキリスト教は、パウロのローマ的な精神で大きく変貌しました。
が、底辺には人間に特有な相通ずる理性主義がありました。
つまりキリスト教は変貌はしても、その根源の精神は成熟してはいなかったのではないでしょうか。
そして神学が構築されて行きますが、古代から中世への成長過程の間にも理性主義が主流でした。
それは称賛されるべき事ではありますが、何かが根源的に宗教の本質を失わせていす。
理性主義では、本来の宗教は尽くせないものなのですから。
神学の中心は、不思議にもというか理性主義の当然の結果なのでしょうか…、
実はギリシャ哲学が基本になっていたのでした。
それもプラトンの哲学が主流だったのです。
現代に来たって、世界はキリスト教がリードしていますが、人類の本質は実に厳しく追いつめられています。
世界の人類が、理性主義で行き詰まっているのではないでしょうか。
こういう理性主義を、人間の独断だと批判する精神が、キリスト教にはないのでしょうか。
宗教が出現して、それが宗教として機能するかぎり、実は理性主義は乗り越えられるべきなのです。
翻って、仏教全体も大きな批判を受けるべきです。
龍樹・天親で築かれた大乗阿毘達磨は、実は途方もなく宗教的でした。
それは理性主義を徹底的に批判して、存在論的に人間を見つめていました。
理性でとらえただけの人間よりは、もっと根源的に一人ひとりはその尊厳を保持している…。
そういう超理性の宗教として、仏教は5世紀までにその学問は成熟していました。
無明を破るという、ブッダ以来の大切な課題をインド大乗は成し遂げていたのです。
この流れを、改めて見直してほしいものです。
釋真聴は、(よりあい)(かたりあい)(うたいあい)を大事にしています。
主宰・同人として参加している(よりあい)を紹介します。
◇カウンセリング研究会【くりのみ】 *主宰しています。
◇「歎異抄」うたと語り合い *同人として参加しています。
◇(願海庵)やさしい仏教塾 *同人として参加しています。
日程はコチラから。
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
どなたも参加できる楽しいサンガです。
是非、お出かけください。
イチロー選手。
3000本安打まで、残り10本になりました。
メッツ戦で代打で登場。
右中間二塁打でした。
高打率なのに、どうして先発させないのでしょうかねー?
アメリカの野球分かりませんねー???(笑)
日本では、北海道日本ハムの大谷翔平投手。
「二刀流」も見事ですが、成績も素晴らしいですね。
一昨日は、先頭打者で一球目をホームランしています。
歴史を作るベテランと若者の活躍。
本当に、気持ち良いです。
政治の世界でも、歴史にのこるような政治家の登場を念じたいものですが…