今日は、おば様方が数名、来客の由。
手狭な我が家。
ボクの居場所はありませんので(笑)、葛飾区立中央図書館に出かけました。
この図書館、環境も蔵書も充実。
元日も開館している、区民ファーストの図書館なので大好きなスペースです。
午前中は、読売・朝日・毎日・東京新聞。
各紙、一週間分をゆっくり読みました。
読後、多数の書架の中から、ボクの眼中に飛び込んだ一冊。
柳田邦男著
『石に言葉を教える』壊れる日本人の処方箋
発行所:(株)新潮社 発行:2006年4月20日
このような出逢いができた一冊は、間違いありません。(笑)
内容は、「新潮45」2005年1月~12月号のエッセイ集。
「もしかして」
大人が忘れてしまった魅力的な言葉。
この言葉を、柳田さんに教えてくれたのは、詩人で絵本作家の内田麟太郎さんだそうな。
ボクも、柳田さんのエッセイの記事に先導されて、
久しぶりに内田麟太郎さんの絵本を楽しみました。
柳田さんは、このとろろずっと「言葉」の問題はテーマにしているそうな。
先程、アメリカから帰国した安倍首相がNHKに出演。
(この前に、BSフジにも出演かな?)
30分をつかって、日米首脳関係の成果を報告(?)をしていました。
公共放送の「ニュース」の時間帯を30分も使うとは!
大フライング・暴挙でしょう。
お元気なのは結構だと思いますが、
余程、成果がなかったので、そのカモフラージュとボクは感じました。
いつものように、表面的・形式的な内容の感じられない「言葉」の羅列でした。
もとへ。
本書で紹介されていた夏目漱石の俳句。
柳田さんは、この漱石の俳句から「石に言葉を教える」とのテーマに着目したそうです。
底の石 動いて見ゆる 清水哉