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残った枕木はあと2本。それを全部細かくしてごみ袋に入れた。初めはのこぎりで切ろうとしたけど1回切って止めた。何時終わるか考える気もしないくらい時間がかかる。折角切っても捨てるだけの虚しい作業は早く終わらせたい。やはり斧でガツンと切断する方がまだ楽だ。とはいえけっこう大変。それが少し楽になる方法があった。細く割った木を短くする時に段がある丸太を台に使うと良いのを発見。段の所に木を乗せて斧で切るんだけど、木が動かないので切る力が最後まで集中して切れやすいみたいだ。前回よりずっと短時間で終わった。
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段の所に木を乗せて斧で切る
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枕木を薪ストーブで燃やすことにした。クレオソートを染み込ませた枕木でメメが爪研ぎするのも嫌だし放置しても臭う。これをチェーンソーで切るとクレオソートで黒いベタベタ汚れになる。なのでチェーンソーは使わず人力。そのやり方はというと、楔とハンマーで枕木を縦に割って細くして、短くするのは斧。斧で力任せに切る。枕木は4本あるけど半日やってやっと2本。
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枕木を細かくするとクレオソート臭が強くなった
だがしかし、沢山薪を作ったもののストーブで燃やすのは止めた。1回燃やしてみたものの黒煙、そして外に出てみると燃やしちゃいけない物を燃やした感の臭い。なので可燃ごみとして出すことにした。出し方によっては産業廃棄物扱いされて持ってって貰えない。どうなるかなと思って数袋だけ出したら全部持ってってくれた。これで処分の目処がついた。
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枕木は半日で2本片付けた。ならば丸1日やれば4本全部片付く。だけどそんなに急いでやらないといけない事ではない。身体に負荷をかけ過ぎると故障の元になるので長めの休息が大事。残り半分は数日後のつもり。明日で良い事は明日やれば良いのだ。明後日で良いことなら来週でOKなのだ。
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だがしかし、沢山薪を作ったもののストーブで燃やすのは止めた。1回燃やしてみたものの黒煙、そして外に出てみると燃やしちゃいけない物を燃やした感の臭い。なので可燃ごみとして出すことにした。出し方によっては産業廃棄物扱いされて持ってって貰えない。どうなるかなと思って数袋だけ出したら全部持ってってくれた。これで処分の目処がついた。
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枕木は半日で2本片付けた。ならば丸1日やれば4本全部片付く。だけどそんなに急いでやらないといけない事ではない。身体に負荷をかけ過ぎると故障の元になるので長めの休息が大事。残り半分は数日後のつもり。明日で良い事は明日やれば良いのだ。明後日で良いことなら来週でOKなのだ。
薪割りに使う道具の中にハンマーがある。太い丸太を割る時は楔と一緒に使えばどんな丸太も割れる。そのハンマーの柄を交換したんだけど知らなかったことがあった。ハンマーは前後同じ形かと思っていたら柄を持つ側の穴は面取りしてあったのだ。それが図-1である。
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図-1 面取りをしたハンマー
図-2は俺のハンマーでそんな加工はしてなかった。面取りをしてないとハンマーを叩いた時に矢印で指したところに力が集中するので折れやすくなる。
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図-2 面取りをしてないハンマー
これと同じことをオートバイのトライアルでやっていた。トライアルではオートバイを倒す頻度が多く、ダメージを一番受けやすいのがハンドル。ポキッと折れないようにハンドルを留めるブラケットを図-1のように面取りするのだ。オートバイの場合は柄の部分がハンドルのパイプとなる。売ってるオートバイにそんな加工はしてないので買った後に加工するわけだ。
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面取りをしてない側
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面取りをした側
今回ハンマーの柄が入る穴を面取りした。これで今までより折れにくいかどうか。楔は今まで鉄製だけだったけど、今回は木製と鉄製の2つ。縦方向に木製。木製の楔は折れた柄で作った。後で思ったけど乾燥させた竹があったので木製ではなく竹製にした方が良かったかな。
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ハンマーの縦方向に木の楔、横方向には鉄の楔
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図-2は俺のハンマーでそんな加工はしてなかった。面取りをしてないとハンマーを叩いた時に矢印で指したところに力が集中するので折れやすくなる。
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これと同じことをオートバイのトライアルでやっていた。トライアルではオートバイを倒す頻度が多く、ダメージを一番受けやすいのがハンドル。ポキッと折れないようにハンドルを留めるブラケットを図-1のように面取りするのだ。オートバイの場合は柄の部分がハンドルのパイプとなる。売ってるオートバイにそんな加工はしてないので買った後に加工するわけだ。
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今回ハンマーの柄が入る穴を面取りした。これで今までより折れにくいかどうか。楔は今まで鉄製だけだったけど、今回は木製と鉄製の2つ。縦方向に木製。木製の楔は折れた柄で作った。後で思ったけど乾燥させた竹があったので木製ではなく竹製にした方が良かったかな。
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隣家の庭に枯れた木が3本、そのうちの2本を貰った。木が枯れた原因はミヤマカミキリ。幼虫が木を食い荒らして木が折れたり枯れたりする。枝は危険だからってことで随分前から何度か切られてたのでほぼ真っ直ぐな木。傾いている方向と逆側に倒したいのでクライミング用の古いロープを上にかけた。これを引いて倒れる方向を制御する。写真、赤いのがロープ。このロープはクライミング用なので若干伸びる。そのせいで引っ張っても手応えが無い。ロープで制御するのは無理そうなのでワイヤーもかけた。写真の灰色に見えるのがワイヤー。倒したい方向に支点となる木が無いので斜め方向から引っ張った。倒れる寸前までの位置まで上手く引き寄せることが出来た。
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思った所に倒すためにロープをかける
ここまで来れば伸びるロープでも役に立つ。引っ張るのはヨメ。木が動き始めて後は何もしなくてもゆっくりと倒れるだけになった時、ヨメに「早く逃げろ!」と言った。ところがヨメは大丈夫だと言ってロープを持って様子を見てる。木の長さよりも向こう側で引っ張っているから安全だと思い込んでいる。しかし木を切ると何が起きるか分からない。今まで予想外の事を何度も経験した。
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倒れる前
木が地面に落ちた時、先の方の枯れた部分が幾つかに砕けてその一部がヨメを越えて飛んでった。この展開は想定外。こういう予想もしない事が起きるから逃げないといけないのだ。
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倒れた後
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ここまで来れば伸びるロープでも役に立つ。引っ張るのはヨメ。木が動き始めて後は何もしなくてもゆっくりと倒れるだけになった時、ヨメに「早く逃げろ!」と言った。ところがヨメは大丈夫だと言ってロープを持って様子を見てる。木の長さよりも向こう側で引っ張っているから安全だと思い込んでいる。しかし木を切ると何が起きるか分からない。今まで予想外の事を何度も経験した。
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木が地面に落ちた時、先の方の枯れた部分が幾つかに砕けてその一部がヨメを越えて飛んでった。この展開は想定外。こういう予想もしない事が起きるから逃げないといけないのだ。
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チェーンソー使う時は完全武装。するとここのところの暖かい日には不向き。そしたら最高気温10℃くらいと涼し気な日になったので切ることにした。もう少し経つと田んぼが始まるので農道を軽トラが行き来する。それが過ぎると暑くなる一方なので今日がチャンス。
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前回は丸太を抱えて土手を登った。大変なのでもう懲りた。今回はワイヤーではなくナイロンのロープで引っ張り上げてみた。準備時間がほぼゼロというのがこの方法のメリット。今のところ単管をレール代わりにするのが一番楽だけど大量にある時以外は準備に時間がかかるというデメリット。丸太は抱えて登った時の2倍の長さにしてみた。重さも倍だ。土手は蛇籠で補強してあるので凸凹。1本は上から吊り上げ気味に使い、都合2本のロープを引っ張った。9本の丸太を引き上げるのに45分かかった。1人だとちょっと大変。
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チェーンソーを使うようになって16年。刃の目立ては必須。それがまた下手くそ。左右均等に研げないから木を切ると段々曲がってしまう。すると最後まで切らないうちに刃が挟まってしまう。なのであれこれ道具を買ったり電動目立て機を買ったりした。でも上手く研げてない。
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写真-1 2種類の角度の刃が交互に並んでる
自分なりに何が大事なのか考えた。1.研いでる時にチェーンソーがぐらつかないようにする、2.ヤスリの角度が一定になるようにする。この2つだ。『1』のために写真-2の道具があると良いんだけど、値段を見てつい代用品を考える。
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写真-2 目立て用のクランプ@ハスクバーナ
写真-3のように大きくて重たいクランプを代用品にした。写真-2のは尖った部分は丸太などに刺して固定させるためだ。それは重たいクランプでまぁまぁ代用出来た。
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写真-3 大きくて重たいクランプを代用品にした
次は『2』の角度。同じ角度の刃は写真-4のように4つ上にある。この場合①~③を研ぐ。④は本体が邪魔して研げないので①~③を終わったらチェーンを回して④を①まで移動。こうすればチェーンの移動回数が少なくて済む。
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写真-4 2種類の角度の刃が交互に並んでる
ところがこのせいで研ぐ時に①~③への力加減などが微妙に違って均等に研げてないみたいなのだ。そうならないように写真-5のように研ぐ場所をクランプの真上だけとした。その代わり刃を1つ研ぐごとにチェーンを動かす。だけどこうすることによって均等に研げたようだ。切断面が平になった。苦節16年、ようやくまともに研げるようになった。
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写真-5 研ぐ時は矢印の所の斜めの線とチェーンを揃える
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クランプを使うのにひと工夫必要だった。何故ならクランプの面が写真-6のように平らなのでこのままだとチェーンも挟むのでチェーンを動かせない。
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写真-6 クランプの面が平ら
たまたまガイドバーの先端に穴があるのでこれを利用した。ここに写真-8のようにボルトを入れてナットで軽く固定。そしてクランプを挟むと写真-9のようにチェーンがクランプに触れることが無い。
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写真-7 この穴を利用
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写真-8 穴にボルトを入れてナットで固定
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写真-9 クランプがチェーンに触れない
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自分なりに何が大事なのか考えた。1.研いでる時にチェーンソーがぐらつかないようにする、2.ヤスリの角度が一定になるようにする。この2つだ。『1』のために写真-2の道具があると良いんだけど、値段を見てつい代用品を考える。
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写真-3のように大きくて重たいクランプを代用品にした。写真-2のは尖った部分は丸太などに刺して固定させるためだ。それは重たいクランプでまぁまぁ代用出来た。
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次は『2』の角度。同じ角度の刃は写真-4のように4つ上にある。この場合①~③を研ぐ。④は本体が邪魔して研げないので①~③を終わったらチェーンを回して④を①まで移動。こうすればチェーンの移動回数が少なくて済む。
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ところがこのせいで研ぐ時に①~③への力加減などが微妙に違って均等に研げてないみたいなのだ。そうならないように写真-5のように研ぐ場所をクランプの真上だけとした。その代わり刃を1つ研ぐごとにチェーンを動かす。だけどこうすることによって均等に研げたようだ。切断面が平になった。苦節16年、ようやくまともに研げるようになった。
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クランプを使うのにひと工夫必要だった。何故ならクランプの面が写真-6のように平らなのでこのままだとチェーンも挟むのでチェーンを動かせない。
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たまたまガイドバーの先端に穴があるのでこれを利用した。ここに写真-8のようにボルトを入れてナットで軽く固定。そしてクランプを挟むと写真-9のようにチェーンがクランプに触れることが無い。
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河川敷の土手に薪として火持ちの良いニセアカシアが沢山生えている。中には倒木もある。倒木は乾燥してるので直ぐに燃やすことが出来る。乾燥する手間が無いのが良い。そんな木を切ったんだけど刃が普段より早く切れなくなった。木に砂が入ってたのだ。虫がつくと食われた木は土になる。それと勘違いしてホイホイ切ったのが敗因。虫が作った土で刃がダメになることはないけど砂は小さな石。何故砂が入ったかというと2019年の台風19号の大水に浸かったからだ。その水は写真の土手を越えて溢れるくらいの大水。普段の夏の水位は土手より10mくらい下。
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大水は土手の向こうの畑に流れた
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ヨメは薪ストーブの窓ガラスが曇ると煙突が詰まると思っている。でもそう簡単にそんなことにはならない。そもそも煙突が詰まったら家の中は煙だらけになっちゃう。でもそんなことは無い。ある日ヨメは燃えが悪いと言って煙突をコンコンッと叩き始めた。燃えてる時にそんな事止めろと言ったけど時既に遅し。煤がストーブの出口を塞いで行き場の無くなった煙がストーブの隙間から出てきた。そして家中煙だらけ。これこそ証拠写真案件なんだけどそれどころではないので写真ナシ。
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煙突を外したら溜まった煤が煙の出口を塞いでた
その時に思った。棒で叩くのではなくマッサージガンはどうか。そこでストーブが燃えてない時にやってみた。煙突を外してみるとヨメがやった時ほどは落ちてこなかったけどそれなりに落ちて溜まってた。棒でやるよりは良さそうだ。
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前回の半分くらい落ちてきた
取り出したら煤は捨てずに炉に入れれば燃えて灰になる。
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取り出した煤
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その時に思った。棒で叩くのではなくマッサージガンはどうか。そこでストーブが燃えてない時にやってみた。煙突を外してみるとヨメがやった時ほどは落ちてこなかったけどそれなりに落ちて溜まってた。棒でやるよりは良さそうだ。
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取り出したら煤は捨てずに炉に入れれば燃えて灰になる。
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薪ストーブ用の木は河川敷から調達する。車が入れないので土手まで人力で上げないといけない。大きい丸太だと手動ウインチを使う。でもスピードが遅い。重たくても軽くてもスピードは同じなのでなるべく重くしたい。でも重いほど危険度が増す。小さく切ると運搬用の道具は要らない。落差3~4mの土手の上り下りは軽すぎると効率が悪いし重いと大変。そんなこんなで毎回どうしようかと考える。
数日前に倒木を見つけた。1日目はヨメと一緒に作業した。2日目、といっても連日ではないんだけど、その日ヨメが山に行ったので俺は切った木を1人でのんびり拾い上げることにした。家にこもってるとお菓子を食べ続けてしまう。切った場所から土手の登り口まで10mくらい。そこを水平移動。そこから道までは落差4mくらいの垂直移動、ではなくて斜め移動。後のことをあまり考えずに短く切ったのでワイヤーなどでまとめるのは無理。土手は凸凹してるので途中で引っかかる。それを直してるくらいなら抱えて運んだ方が良い。今回は1つずつ抱えて土手を登った。
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これを土手まで上げれば後は車
細い枝も短く切ってしまったのが失敗。チェーンソー作業は防護ズボンと防護ブーツを履いて完全装備。その出で立ちで土手の上り下りは大変だからチェーンソー作業は1回で済ませたい。そう思ったので細い枝まで全部短く切っちゃった。ま、このくらいはヨメに運んで貰おう。ここにヨメ兄が居ればこれっきりばかり残したってしょうがない、10分もやれば終わるよと全部片付けるはず。下手するとまだ日が高いから車に積んでで全部運んじゃおうとなる。仕事が終わる時間一定の法則である。
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明日で良いことは明日やる
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何回往復したか数えてないけど翌日はヘソから下の胴回り、表も裏も筋肉痛一歩手前の疲労。そんなんだからやってる最中は体幹トレーニングしてる気分。
数日前に倒木を見つけた。1日目はヨメと一緒に作業した。2日目、といっても連日ではないんだけど、その日ヨメが山に行ったので俺は切った木を1人でのんびり拾い上げることにした。家にこもってるとお菓子を食べ続けてしまう。切った場所から土手の登り口まで10mくらい。そこを水平移動。そこから道までは落差4mくらいの垂直移動、ではなくて斜め移動。後のことをあまり考えずに短く切ったのでワイヤーなどでまとめるのは無理。土手は凸凹してるので途中で引っかかる。それを直してるくらいなら抱えて運んだ方が良い。今回は1つずつ抱えて土手を登った。
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細い枝も短く切ってしまったのが失敗。チェーンソー作業は防護ズボンと防護ブーツを履いて完全装備。その出で立ちで土手の上り下りは大変だからチェーンソー作業は1回で済ませたい。そう思ったので細い枝まで全部短く切っちゃった。ま、このくらいはヨメに運んで貰おう。ここにヨメ兄が居ればこれっきりばかり残したってしょうがない、10分もやれば終わるよと全部片付けるはず。下手するとまだ日が高いから車に積んでで全部運んじゃおうとなる。仕事が終わる時間一定の法則である。
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何回往復したか数えてないけど翌日はヘソから下の胴回り、表も裏も筋肉痛一歩手前の疲労。そんなんだからやってる最中は体幹トレーニングしてる気分。
薪ストーブには灰が溜まるので時々それを取って捨てないといけない。灰が燃焼室に溜まったらそれを下の灰受けに落とす。その時に灰が舞わないように掃除機を併用してやる。それでも灰がストーブから出ていく。この灰がたまに固まったりする。ある時こんな大きいのがあった。固さはそっと持たないと簡単に壊れるくらいで脆い。
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こんな大きいのは初めて
普通はマカロンくらいの大きさなんだけど、ここのところ火を起こす時に火ばさみで固まった灰を取り出してる。そしたらまとめて灰を捨てる事が無くなった。しかも取り出す時に灰が舞い上がらないってのが良い。
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火を起こしてる間にこのくらい取れる時がある
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普通はマカロンくらいの大きさなんだけど、ここのところ火を起こす時に火ばさみで固まった灰を取り出してる。そしたらまとめて灰を捨てる事が無くなった。しかも取り出す時に灰が舞い上がらないってのが良い。
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家の中にある薪ストーブは埃発生器。使い始めた頃は不用意に扉を開けるたびに灰が舞い上がった。扉はそっと開けないといけないのだ。薪をくべる時に灰が舞いにくいストーブもあるけど薪からゴミが出る。ゴミだけでなく冬眠してるカメムシやアシナガバチ。薪がコナラだと中からGも出る。暖かい部屋で春になったと勘違いして動き出すのだ。
ストーブの灰を取る方法は色々。ストーブによって違ったりする。十能で灰をすくってバケツに入れるなんてのもあった。でもこの方法では灰が舞いやすい。掃除機でやると良さそうだけど排気口から灰が出て来るから掃除してるのか散らかしてるのか分からない。なのでこの方法は御法度。そのためにボッケ家では下の写真のようなフィルターを使っている。でも吸気の抵抗が大きいので音がうるさい。夜中に使えるようなものではない。
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トーストを食べるとパンくずが散らかる。それを掃除機でやるのは大袈裟だし食事中にそんな物使ったら埃が舞う。なので小さなハンディークリーナーを買った。買えば買ったなりに用途が増える。すると非力さが気になってきた。その後吸引力の強いのを買うとこの非力なクリーナーの出番が段々と減って廃棄候補になった。ところが思わぬ用途があった。このクリーナーで灰を吸い取ると具合が良いのだ。吸引力が小さいのとなんちゃってサイクロンって感じなので排気口から灰が出てこないのだ。しかも頼りないくらいの非力なだけに音が静か。
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こんな感じで灰やゴミが出る
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非力だけど役に立つ
ストーブの灰を取る方法は色々。ストーブによって違ったりする。十能で灰をすくってバケツに入れるなんてのもあった。でもこの方法では灰が舞いやすい。掃除機でやると良さそうだけど排気口から灰が出て来るから掃除してるのか散らかしてるのか分からない。なのでこの方法は御法度。そのためにボッケ家では下の写真のようなフィルターを使っている。でも吸気の抵抗が大きいので音がうるさい。夜中に使えるようなものではない。
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トーストを食べるとパンくずが散らかる。それを掃除機でやるのは大袈裟だし食事中にそんな物使ったら埃が舞う。なので小さなハンディークリーナーを買った。買えば買ったなりに用途が増える。すると非力さが気になってきた。その後吸引力の強いのを買うとこの非力なクリーナーの出番が段々と減って廃棄候補になった。ところが思わぬ用途があった。このクリーナーで灰を吸い取ると具合が良いのだ。吸引力が小さいのとなんちゃってサイクロンって感じなので排気口から灰が出てこないのだ。しかも頼りないくらいの非力なだけに音が静か。
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山梨の別荘に柿の木がある。畑ではなく庭にあるので落ち葉が雨樋に溜まるわ伸びた枝が道路にはみ出すわで手間ばっかしかかる。夏は日陰を作ってくれるけどここのところ暑い夏には行かない。だったらもう要らないじゃないかということで切ることにした。
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思ってたより枝が多かった
高さ3mくらいのところで頭打ちしてるのでそこから上は細い枝だけ。でも思ってたより枝が多くて手間取った。枝の整理をしてくれたヨメはこんな仕事をする予定じゃなかったと豚みたいにブーブー言いながらやった。近くに家が無ければ根本から切れば済む。だけどこんな細い枝でも変な落ち方をしたら窓ガラス直撃で余計な仕事を沢山増やしてしまう。
上の方から順々に薄く輪切りにし、切ったのを下に落とせば良いと考えた。だがしかし、幾つも輪切りにするのは無理だった。別荘にあるのが伸縮する梯子だと思っていたら脚立だった。すると切る位置はほぼ限定なので薄切りを繰り返す事が出来ない。そこで上部を1m切ることにした。裏目に出ると色々と破壊されるけど幸い上手くいった。
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切られた幹は何も破壊せず下に落ちてくれた
更に太い直径50cm以上のももう1本切った。
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都合2本切らないといけない
2本とも地上2mくらいを残してこの日の作業は終了。切ったものだけ見れば大した作業ではない。だけど何時もより倍以上疲れた。そろそろおやつ休憩かと思ったら1時間も経ってなかった。裏に住んでる親戚と世間話してるうちに疲れた理由が分かった。不安定な姿勢を保ちながらやったからという結論。これで体幹が鍛えられるのなら良いけど単なる疲労だけでは悲しい。
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年輪を数えるのは後日
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木は外側から切るもんだけど今回は突っ込み切り。凄く簡単な説明だけどチェーンソーを木の中に突っ込んでそこから広げる切り方。外からではなく内側から切っていくのだ。すると端が残ってる限り勝手に倒れたりしない。そしてギリギリまで切って最後に倒したい方の逆側を切る。
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突っ込み切り
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高さ3mくらいのところで頭打ちしてるのでそこから上は細い枝だけ。でも思ってたより枝が多くて手間取った。枝の整理をしてくれたヨメはこんな仕事をする予定じゃなかったと豚みたいにブーブー言いながらやった。近くに家が無ければ根本から切れば済む。だけどこんな細い枝でも変な落ち方をしたら窓ガラス直撃で余計な仕事を沢山増やしてしまう。
上の方から順々に薄く輪切りにし、切ったのを下に落とせば良いと考えた。だがしかし、幾つも輪切りにするのは無理だった。別荘にあるのが伸縮する梯子だと思っていたら脚立だった。すると切る位置はほぼ限定なので薄切りを繰り返す事が出来ない。そこで上部を1m切ることにした。裏目に出ると色々と破壊されるけど幸い上手くいった。
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更に太い直径50cm以上のももう1本切った。
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2本とも地上2mくらいを残してこの日の作業は終了。切ったものだけ見れば大した作業ではない。だけど何時もより倍以上疲れた。そろそろおやつ休憩かと思ったら1時間も経ってなかった。裏に住んでる親戚と世間話してるうちに疲れた理由が分かった。不安定な姿勢を保ちながらやったからという結論。これで体幹が鍛えられるのなら良いけど単なる疲労だけでは悲しい。
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木は外側から切るもんだけど今回は突っ込み切り。凄く簡単な説明だけどチェーンソーを木の中に突っ込んでそこから広げる切り方。外からではなく内側から切っていくのだ。すると端が残ってる限り勝手に倒れたりしない。そしてギリギリまで切って最後に倒したい方の逆側を切る。
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河川敷にある倒木は写真-1の人力ウインチで引き揚げる。ウインチの仕様ではレバー1往復でたった3.5cmしか引っ張れないので数mの距離を移動させるのに100往復以上レバーを動かさないといけない。といって車のバッテリーで動くウインチを調べたんだけど、凄いかというとスルスルスルって感じではなかったのでボツ。
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写真-1 小さな人力ウインチ
500kgまで引く能力があるとはいえそんな重たい物を動かすのは危ないので40~50kgくらいに切ったのを引き揚げる。それでもそれを車に載せるのは無理なので更に小さく割ったり切ったりする。割る時に使うのは斧ではなく楔とハンマー。プロレスラーなら斧で何でも割れそうだけど俺には無理。楔だと何度も叩かないといけないけど太い丸太や長い丸太を割ることが出来る。写真-2は太さ50cm、長さ90cmくらいの丸太。
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写真-2 4分割してるところ
ヨメは長いを割るのは大変だと思って俺が割ったのをこんな風に半分にしようとした。それが写真-3だ。でもこれだと割りにくい。楔を3つ使ったけどらちが明かなかった。
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写真-3
ハンマーは柄が長いのと短いのが都合2本。ヨメは写真-4のように長いハンマーを使った。振り下ろして1発で割れるなら長い方が良い。でも直径50cm以上あるとそう簡単には割れない。短い柄のハンマーでコンコンッとやった方が意外によく割れる。この方法だと力を使わないから安全度が遥かに高い。万が一指を挟んでも痛いくらいで済む。
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写真-4
振り下ろすと楔の真ん中に中々当たらない。端に当たると楔が真横にすっ飛んでいくことがある。楔は亀裂の方向に飛んでいく。写真-5の向かって右か左に飛んでいく。なので写真-5の手前の方もしくは向こう側、亀裂と直角の方から叩く方が良い。
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写真-5 楔の真ん中に当てるのは難しい
丸太に枝があると素直に割れないので写真-6のように黒ひげ危機一発のような絵面になる。ヨメは知らずにそんなのを選んだので大苦戦。
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写真-6 黒ひげ危機一発状態
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500kgまで引く能力があるとはいえそんな重たい物を動かすのは危ないので40~50kgくらいに切ったのを引き揚げる。それでもそれを車に載せるのは無理なので更に小さく割ったり切ったりする。割る時に使うのは斧ではなく楔とハンマー。プロレスラーなら斧で何でも割れそうだけど俺には無理。楔だと何度も叩かないといけないけど太い丸太や長い丸太を割ることが出来る。写真-2は太さ50cm、長さ90cmくらいの丸太。
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ヨメは長いを割るのは大変だと思って俺が割ったのをこんな風に半分にしようとした。それが写真-3だ。でもこれだと割りにくい。楔を3つ使ったけどらちが明かなかった。
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ハンマーは柄が長いのと短いのが都合2本。ヨメは写真-4のように長いハンマーを使った。振り下ろして1発で割れるなら長い方が良い。でも直径50cm以上あるとそう簡単には割れない。短い柄のハンマーでコンコンッとやった方が意外によく割れる。この方法だと力を使わないから安全度が遥かに高い。万が一指を挟んでも痛いくらいで済む。
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振り下ろすと楔の真ん中に中々当たらない。端に当たると楔が真横にすっ飛んでいくことがある。楔は亀裂の方向に飛んでいく。写真-5の向かって右か左に飛んでいく。なので写真-5の手前の方もしくは向こう側、亀裂と直角の方から叩く方が良い。
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丸太に枝があると素直に割れないので写真-6のように黒ひげ危機一発のような絵面になる。ヨメは知らずにそんなのを選んだので大苦戦。
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木は乾燥すると硬くなる。すると切りにくい。でも生の木よりもって程度だった、今までのは。今回切ろうとしたのは刃を研いでなかったのかと思うくらい硬かった。切る道具はチェーンソー。硬い木を切るソーチェーンは無いものかと探した。ちなみに本体がチェーンソー(chainsaw)でキャタピラーのような刃をソーチェーン(saw chain)と言うので紛らわしい。それと業界ではチェーンではなくチェン。これはプリンターと書かかないでプリンタと書くのと同様だ。でもそう書くのは気持ち悪いので横棒を使う。
調べると竹を切る時に使うのが出てきた。硬い木にも良いなんてあった。これなら良く切れるかもと農機具屋に行って聞いてみた。すると繊維が沢山ある竹には良いけど硬い木が相手では特に変わらないようだ。それよりも目立てが大事だと言われた。予備が無かったので新しいのを買った。
目立てはもう何度もやっている。それなりに出来ると思っている。兎に角研いでおけばOKだと思ってたけどチェーンソー目立解説3年分レベルアップを見て幾つか気にしてないでやってたのがあった。その1つが刃の大きさ。研げば刃は小さくなるけどその大きさがバラバラだと切れ味に影響するとは気づかなかった。その理由が刃の高さ。低い刃は仕事を十分してないってわけだ。言われてみればなるほどなんだけど気が付かなかった。だけどさ、目立ての方法の解説だと高さについて触れてるのは無かったような気がする。正しくやってればこんなことにはならないって感じだ。
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高さが低くなるなんて考えもしなかった@刃の1つを横から見たところ
下のが実際のソーチェーン。上の新品の刃は下の使用中のより大きい。そして下の使用中のは刃、丸印のはちと分かり難いけど大きさが不揃い。この辺りが目立てしても新品のように切れない理由の1つだったかも。
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上が新品
調べると竹を切る時に使うのが出てきた。硬い木にも良いなんてあった。これなら良く切れるかもと農機具屋に行って聞いてみた。すると繊維が沢山ある竹には良いけど硬い木が相手では特に変わらないようだ。それよりも目立てが大事だと言われた。予備が無かったので新しいのを買った。
目立てはもう何度もやっている。それなりに出来ると思っている。兎に角研いでおけばOKだと思ってたけどチェーンソー目立解説3年分レベルアップを見て幾つか気にしてないでやってたのがあった。その1つが刃の大きさ。研げば刃は小さくなるけどその大きさがバラバラだと切れ味に影響するとは気づかなかった。その理由が刃の高さ。低い刃は仕事を十分してないってわけだ。言われてみればなるほどなんだけど気が付かなかった。だけどさ、目立ての方法の解説だと高さについて触れてるのは無かったような気がする。正しくやってればこんなことにはならないって感じだ。
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下のが実際のソーチェーン。上の新品の刃は下の使用中のより大きい。そして下の使用中のは刃、丸印のはちと分かり難いけど大きさが不揃い。この辺りが目立てしても新品のように切れない理由の1つだったかも。
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まず枕木を持ってくると家の中に石油系の臭いが一瞬で充満。こういう枕木を使った線路のそばに行ってもそんな臭いなんてしなかったけどなぁ。あまりにも臭いので窓を2ヶ所開けて換気。何時までも開けてては寒いので窓を閉めて今度は居間と続いてる台所の換気扇を回した。手も臭う。指先だけ使って運んだんだけど、石鹸で洗っても一度では臭いが取れなかった。木を入れたら位置調整したりするんだけど臭いから直ぐに扉を閉めた。だから枕木は炉の左側。だがしかし、良く燃える。それが木が燃えているというより油が燃えているって感じ。まるで木は蝋燭の芯。油が切れると木は直ぐに灰になってしまった。
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左側で燃えているのが枕木
小さく切った枕木がまだあるけど今後どうするかな。燃えるゴミに出すのも勿体ない。何か袋に入れるか紙にくるんで持ってきてそのままストーブに入れるか。
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小さく切った枕木がまだあるけど今後どうするかな。燃えるゴミに出すのも勿体ない。何か袋に入れるか紙にくるんで持ってきてそのままストーブに入れるか。