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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

星のかんむり

2008-04-03 11:23:26 | 思い出の絵本

さっき、訃報を知りました。

石井桃子さんが、お亡くなりになったそうです。101歳。
老衰とあったので、眠るように、眠っているうちに、次の世に
旅立たれたのでしょうか。

2月の新聞に、朝日賞贈呈式での、石井桃子さんのスピーチが
載っていました。

 
朝日賞をいただいた人間ですといってこの世をさるよりも、
 六つ 七つの星に美しく頭の上を飾られて
 次の世の中に行きたい


この部分だけ、手帳に記して残してありました。
ご冥福をお祈りします‥



石井桃子さんの本‥たくさんあるので、どれがいちばんとか
どれが好きとか、決めるのは難しいです。

娘が小さいとき、ほんとうによく読んだのは、やはりこのシリーズ。

うさこちゃんのたんじょうび (子どもがはじめてであう絵本)  うさこちゃんとゆうえんち (子どもがはじめてであう絵本)  うさこちゃんのにゅういん (子どもがはじめてであう絵本) うさこちゃんひこうきにのる (子どもがはじめてであう絵本)

子どもがはじめてであう絵本 第2集 4冊セット

なぜか「第2集」の4冊だけを、持っています。あとは、図書館で繰り返し
借りて読みました。

「うさこちゃんのたんじょうび」の中の、ここを読むのが好きでした。


 くまでした。ぬいぐるみの くまでした。
 とても かわいい やわらかいくま。
 「あたし きょうから くまさんとねる」
 と うさこちゃんは いいました。

 それから よるの ごちそうです。
 うさこちゃんのせきは おじいさんのわき。
 くまさんは うさこちゃんの ひざのうえ。
 くまさんは そこがいい というのです。




それと、思いで深いこの本も、石井桃子さんが訳されたものでした。

おやすみなさいのほん


  ※過去記事あり 



コメント (8)
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