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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ブルガリアン組紐と出会う会@らふと

2008-12-10 15:17:15 | 好きなもの・ちくちく

12月6日土曜日、galleryらふとで行われた、「ブルガリアン組紐と出会う会」に
参加しました。教えてくださったのはテキスタイル作家の佐藤千香子さんです。

ブルガリアン組紐って、なんでしょう?
ブルガリアで作られた、組紐なんだろうなあということはわかります・笑
でも、組紐って、なんでしょう?
ただの、いわゆる「ひも」と何が違うのでしょう?

私も、最初にこの言葉を知ったとき、そんな疑問を持ちました。

ヒナタノオトさんのブログで、「言葉」を知ったのが先だったのか、それとも、佐藤さんが
お作りになった、作品を見たのが先だったのか、もうわからなくなっていましたが、
今、あちこち飛んでたしかめましたら、組紐を使ったラリエットの写真を見たのが、
わあ~と思った、最初だったことがわかりました。

私が知った順番通りにたどってくださるなら、まず 1 を、みてみてください。

ラリエットというのは、留め金のない長いネックレス状の飾りをさすようで、ゆったりと
巻いたりできるところが、ちょっとネックレスと違いますね。
ヒナタノオトブログで、このブルガリアン組紐を使って作ったラリエットを見たときに、
ほんとうに素敵だし、「これだ」という何か確かなもの(?)を感じたように思ったのです。

わたし‥ネックレス、ペンダントの類が苦手なんです‥1日つけていると肩が凝ってしまうので。
けれども、こんな自由で、軽そうな雰囲気の飾り(ラリエットのこと)だったら、大丈夫そうだし
それに、Tシャツのね、襟もとにすごーく似合うのでは!?と思って。


そんなこんなで、私の「組紐」に対する期待はかなり高まっていました。

土曜日のワークショップでは、組紐を使ったオーナメントを作ることになっていて、
白・赤・緑の3色それぞれの「うずまき型」にするか、3色の中から好きな2色を選んで
「お花型」を作るかを、あらかじめ決めておくしくみになっていました。

お花型は、とてもかわいい! でも、花びらのところが難しいかも、と悩んでいたら
とってもとってもいいことを思いつきました。
私の一番好きなアクセサリー=ピアスを、このぐるぐるうずまきで作ったらかわいいのでは!

ということで、うずまき型の作り方を、午後の陽射しがお庭にゆったりとそそぐ らふとで、
千香子先生に、教えていただきました。(その日の詳細はこちらに綴られています)

今年の夏に3か月ブルガリアに滞在していたときのメールが
ヒナタノオトブログで、「ブルガリア便り」として紹介されていて、私も、しっかりと
読んでいたはずなのに、その日、千香子先生が見せてくださった工房の映像や
組紐の機械は、とても興味深く、まるで初めて見て、初めて聞いたかのように
新鮮でした。(それはとてもいいことではあったのですが、ブログを読んでいた私はいったい‥
という疑問がつきまとっています・笑)

組紐は12本の糸でできているということ、
その1本1本は、ウールなのだということ、(極細毛糸ぐらいの太さです)
機械は、小屋の下を流れるきれいな小川の水を利用した水車で動いているということ‥

みるものすべてが、素敵でした。(ログを追ってみるときは、の順番で。
よく見ていくと、組紐機械も、工房の家並みも、民族衣装もちゃんと載っています)




とりあえず、完成した、わたしのぐるぐるうずまきです。(実物よりも少し大きく写っているかも)



こっちは、作りかけの「赤」と、もう1本譲っていただいた
組紐‥ぐるぐるをあと2つ作って、ピアスをもうひとくみ増やすか、あるいは
別の何かを作ってみたいような気もしています。


もうひとつのお楽しみ、お茶の時間は、りんごとヨーグルトを使った
ヤブルコフパイというケーキと、ミントを主にしたハーブティーでした。
あったかいミントティーは、ブルガリアの冬の定番だそうです。


ワークショップが終わり、外へ出ると、らふとのお庭は、もう夕闇に包まれていました。
犬の散歩をする人がいて、お庭を抜けて、ショッピングセンターへ一歩入れば
そこには、週末の買い物を楽しむ人や、晩御飯のための買い物をする人がいて、
そういう普通の日々の真ん中に、ブルガリアについてちょっとだけ詳しくなった私が
一人ですいすい家路を急いでいたのでした。




コメント (12)
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