先月10日ぐらいからずっと、長田弘さんの『アメリカの61の風景』という本を読んでいます。
![](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41QJ3NHD72L._SL500_AA240_.jpg)
ひとりで車を運転して、心に留めてあったアメリカの街や町、時にはお店を、
長田さんが訪ね、そのときの想いをまとめた、とても興味深いエッセイ集です。
旅は、東海岸から始まり、西へ西へ。
3ページで終わってしまう場所もあれば、6ページにわたるエピソードもあったり、
猫の居る本屋の話があったかと思えば、WARという、名前が気になって
小さなその町へ車を走らせた、という話があったり。
目次をみて最初に、「クーニーの三冊の絵本」というタイトルも見つけ、いの一番に読みました。
(書きたいことからはずれてしまいますが、)「クー二-の三冊の絵本」として
あげていたのは『エマおばあちゃん』 『おもいでのクリスマスツリー』
『満月をまって』の3冊です。
結びの文章はとてもステキでした。
むかし、ニューヨーク州ハドソン川上流の山間に
トネリコやオークの木で編み籠をつくって暮らす
人びとがいた。いまでは世界でもっともうつくしい籠
といわれるその籠のように、クーニーがわたしたちに
のこしたのも、誰もが日々の思いをしまえるような、
しっかりと編まれた、心の籠としての絵本だったと思うのだ。
![](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZE8M7XDBL._SL160_AA115_.jpg)
残り3分の2くらいのところまで読んで、ふと気がついたのですが。
長田さんが訪れたアメリカの各地を「旅しながら」、私の気持ちは、ちょっと
別の場所へも行っているなあということ。
それは、本の内容に集中できないのではなく、本文とはどこも繋がりがないのに
私自身が(私だけが)ひっかかっているというか、長田さんの文章にインスパイアされて
別の絵本が思い出されてきたのです。
1冊は2カ月くらい前に買ったもの、1冊は、つい最近図書館で借りたもの。
もう1冊は、夏の終わりに、わらべうたを唄いながら、ぐるぐるまわって
私の元へ届いた絵本です。
気持ちが運ばれていった先のそれらの絵本、どんな文章から繋がっていったのか
たしかめてみたいと思います。
![](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41QJ3NHD72L._SL500_AA240_.jpg)
ひとりで車を運転して、心に留めてあったアメリカの街や町、時にはお店を、
長田さんが訪ね、そのときの想いをまとめた、とても興味深いエッセイ集です。
旅は、東海岸から始まり、西へ西へ。
3ページで終わってしまう場所もあれば、6ページにわたるエピソードもあったり、
猫の居る本屋の話があったかと思えば、WARという、名前が気になって
小さなその町へ車を走らせた、という話があったり。
目次をみて最初に、「クーニーの三冊の絵本」というタイトルも見つけ、いの一番に読みました。
(書きたいことからはずれてしまいますが、)「クー二-の三冊の絵本」として
あげていたのは『エマおばあちゃん』 『おもいでのクリスマスツリー』
『満月をまって』の3冊です。
結びの文章はとてもステキでした。
むかし、ニューヨーク州ハドソン川上流の山間に
トネリコやオークの木で編み籠をつくって暮らす
人びとがいた。いまでは世界でもっともうつくしい籠
といわれるその籠のように、クーニーがわたしたちに
のこしたのも、誰もが日々の思いをしまえるような、
しっかりと編まれた、心の籠としての絵本だったと思うのだ。
![](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51SXHWNCMKL._SL160_AA115_.jpg)
![](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51THdimredL._SL160_AA115_.jpg)
![](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZE8M7XDBL._SL160_AA115_.jpg)
残り3分の2くらいのところまで読んで、ふと気がついたのですが。
長田さんが訪れたアメリカの各地を「旅しながら」、私の気持ちは、ちょっと
別の場所へも行っているなあということ。
それは、本の内容に集中できないのではなく、本文とはどこも繋がりがないのに
私自身が(私だけが)ひっかかっているというか、長田さんの文章にインスパイアされて
別の絵本が思い出されてきたのです。
1冊は2カ月くらい前に買ったもの、1冊は、つい最近図書館で借りたもの。
もう1冊は、夏の終わりに、わらべうたを唄いながら、ぐるぐるまわって
私の元へ届いた絵本です。
気持ちが運ばれていった先のそれらの絵本、どんな文章から繋がっていったのか
たしかめてみたいと思います。