まだ全然読み終わっていないし、いつ頃読み終わるのか見当がつかないのですが、
すごーく久しぶりに、ジョン・アーヴィングの本を読んでいます。
邦訳されている本は、この20年くらいの間にほとんど全部読んでいて‥
未読だったのは、今読んでいる『また会う日まで』だけで‥
3年くらい前から図書館の棚にあるのを知っていましがた、なかなか手が出せず。
なんたって、アーヴィングの本は長いから、読み始めてしまったら、他の本が
全然読めなくなってしまのです。
それと、もうそれを読み終えてしまったら、しばらく未読のアーヴィングの本がないかも
と思うと、もったいないような気もしていました。
今、上巻で、すでに延長2回目なのですが、まだ半分に届いていません。
おもしろくないわけではないけれど、まだ、すっごくおもしろいわけでもないんです・笑
(アーヴィング本は、下巻に行くと、どれも加速度的におもしろくなっていきますが‥)
とにかく話のスケールが、私の日常とはまったくかけ離れているので、「そこ」へ入って
いくのに、まず時間がかかるのですね。
思えば、アーヴィングの本って、どれもそんな感じだったなあと、思い出し
ちょっと懐かしくなって検索してみたら、今は売られていない本もたくさんあって
驚きました。
もう、あんな長い本って思って、読む人少なくなってしまったのでしょうか?
アーヴィングの本は、映画化されているのもいくつもあって‥でも、私が大学生とか
20代~30代の頃なので、もうむかしむかしのこと、になっているのかな。
ガープの世界 とか、ホテル・ニューハンプシャー とか、サイダーハウス・ルール とか。
原作も映画もどっちも好きでした。(特にサイダーハウス~のトビー・マグワイアとか)
しばらく読まない時期もあったけど、サーカスの息子 未亡人の一年、第四の手、
オウエンのために祈りを どれもみんな読み終わってみればおもしろかったなあ。
そして、今、また会う日まで。
この本は、オリジナルのタイトルだけで、いいなあと思ってしまったのです。
Until I Find You.
これを、また会う日までって訳してあるのも、いいなあと思って。
読み終わるのがいつになるのか、読み終わった後に感想が残せるのかどうか
わかりませんが、長い長い、自分の日常とはまったく違う世界の物語に「居られる」って
読書ならではの楽しみです。