今日は、児童会室のお誕生会。
「かっこいい曲がいいとリクエストされたので、私が知っている中で一番かっこいい曲を吹きます。みんなはどう思うかわからないけれど聴いてください。」
オネゲルの「雌山羊の踊り」
「何かでてきそう。お化け~」
「すげー!」演奏中から元気のいいコメントが。
「Love so sweet」は、打ち合わせ無しのぶっつけ本番。5人の3年生が見事なダンスを踊ってくれました。
「ポニョ」は大合唱。いつも斜めに見ている3、4年生も大きな声で歌ってくれました。
「先生、びっくりしたわ。」「練習したん?難しい?」「すごいはやいとこあったわ。」「もう一回吹いて。」
フルート一本で音楽会なんて不安いっぱいだったけど、なんとかうまくいったみたい。
大人はコンサートへ足を運ぶかどうか選べるけれど、子どもたちは、選べない。大人が選んだ物を食べ、大人が選んだ場所に住み、大人が選んだものを着ます。
音楽だって、教育だって、遊びだって自分で選べない。
大人は、いつだって善意に決まっているけれど、本当は迷惑なことだってあるかもしれない。
無理矢理学校に来ている子もいるかもしれない。
そう思うと、本当に聴いてくれてありがとう。みんなの将来の幸せに繋がれるようにこれからも、考えてがんばるよ。