今頃の朝顔。信じられないけれど16時39分。この時期、結構あちらこちらで、この時間まで、咲いています。毎年、そうだったのかな?私はブログのために花の写真を撮り始めて、気がつきました。目って本当に見たいものだけを見ているんですね。
今日は自宅と「音楽であそぼう!」のパートナーSさんと、レインツリーを試作してみました。
本来はオーストラリアのアボリジニが、レインツリーと言う植物の実(?)を乾燥させて作ります。細長く、一メートルくらいある中身は、空洞で、細かいとげが中に向かって突き出ています。その空洞に、小さな豆とか種を入れて、両端をふさいで、ゆっくり上下を返すと、水の音がします。
「ラップの芯に、楊枝を刺して、お米を入れたらできるよ。」と聴いてから。子どもといっしょに作りたくて、作りたくて。
「ラップを使わないので、芯が集まらなくて・・・。」と、ふれあいで、地域のおっちゃんにちょっと、その話をしたら、
「俺の会社で、生地を巻く芯で、長いのがあるけど、つこたら捨てるだけやけど、おいといたろか?それは長すぎてあかんかな?」
「もちろん、ラップより、ずっといいのができます。下さい!お願いします。」
ということで、2ヶ月かけて、芯を集めといてくれました。
「で、レインツリーって何?」
「芯は固いから、ドリルで、穴もあけといたげるで。どんなふうにあけるんか。教えてや。」
という、わけで、本当にありがたいおっちゃんのおかげで、試作品作りとなりました。
楊枝より、マグマグ用の細いストローがいい音がして、安心なことが判明。楊枝で、子どもが指とか刺したらこわいからね。また挿し穴はまっすぐな列にせず、らせん状に、少しずつずらしてランダムにあけた方が、ストローが少なくても、お米が通る時に抵抗が大きくなって、ゆっくり長く落ちるので、おもしろい音がすることがわかりました。
細いのは、ストローが同じ本数でも、ゆっくり落ちてリーズナブル。太いのは当然ながら、たくさん挿さないといけないので、不経済です。でも、太い方が音が大きくて遠くまで聞こえます。
細いのは、高い音、太いのは低い音がします。
子ども達にもいろんな太さのつくってもらって、発見してもらおうと話しました。
また、アボリジニは、絵の具を使って独特の模様をツリーに描きますが、子ども達にも好きな模様をつけてもらいます。できあがったら、レインツリーを使って合奏もしなくちゃ。
何の曲がいいかな?またまた、楽しくなってきました。