音楽の喜び フルートとともに

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子育てサロン5月

2009-05-12 22:13:36 | 子ども

木瓜と雪柳。勝手に混ざってしまったようです。この勝手の美しいこと。

今日は、朝、子育てサロンの後、児童会に行きました。
サロンに来るお母さん達はとっても繊細で敏感です。生まれて一年、二年の赤ちゃんはとっても小さくて、自分で歩くことも出来ず、気持ちを伝える言葉もありません。小さくていとしくて。

私の時、長男はとにかくよく泣いて、おっぱいOK,オムツOK,室温OK、服装OK,でも泣く。
その時読んだ育児書に「よく聴いていると、なぜ泣いているのか、お母さんならわかるはず。」たったこれだけの文で、自分は赤ちゃんの気持ちがわからないだめな母親なんだと、落ち込みました。
結局二人目が生まれて、子育て仲間が増えて、現実の子どもの反応のデータが増えた頃、泣いた時に熱く熱く関るから、この子は泣いて伝えることを私から覚えたんだってことがうすうすわかってきました。

子どもを育てるって、みんなやっていることだけどやっぱり大変。母親だからって、赤ちゃんのこと何でもわかるわけがない。それは、当たり前のことなんだけれど、わからなきゃいけないという妄想の中にどっぷり浸ってました。それも何年も。

こんな私が、子育てサロンを運営しているのだから不思議です。
妄想から覚めるには多様性が一番。他の人と交流する場を持つことが、はやく当たり前に気づくコツなんだって思ったから、こんなことをしているのかもしれません。