しろつめくさ、クローバー。近所の空き地にはびこっています。
フェンスの中なのが残念。
それでも、男の子が二人、野球ボールが入ったと中で遊んで…探していました。
近くを通りかかると甘い匂いがします。ミツバチと共生しているので、気をつけて。
児童会では、四葉のクローバーを見つけるのが得意な子どもがいます。小さな運動場横の密集地にこんなにあったのというほど取ってきます。
首飾りをつくったり、紙に貼って絵を描いたり、土と混ぜてままごとにつかったり。匂いをかいだり、つぶして緑の色を手に塗ったり。ちぎって花びらを水に浮かべたり、虫かごに入れてみたり。
あちこちに当たり前にあって、見慣れているクローバー一つを子ども達は本当に深く広く楽しみ、味わいます
そんな子ども達を見ていると、「知っている」と思っていることがどれほど、私を楽しんだり、味わったりすることから、遠ざけているかわかります。
考えてみれば音楽の世界も同じ。そこに音楽があるのではなくて、私がその瞬間、音楽を見つけ、楽しみを見つけ、味わいを見つける。それは「知っている」という事からは生まれない、演奏家と聴き手の創造的な遊びなんだと思います。
子どもといると、磨耗している感性が回復する気がします。あらゆる創作家にお勧めします。