ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「15時17分、パリ行き」、テロリストと戦う3人の青年!

2018-03-08 18:58:18 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

クリントイーストウッド好き ☆☆☆☆

87歳のイーストウッド。またまたやらかしてくれました。

2015年8月21日アムステルダム発パリ行きの、列車でおきたテロリスト取り押さえ事件。

監督は、この映画を撮るために、実際に事件に遭遇した3人の若者に出演をOkさせ。見事映画化。

列車も本物、まさにリアリズム。

ただ、この映画、その事件をアクションとして描くのでなく、青年たちが行為に至った背景を丁寧に描いていく。

少年時代から始まって、軍隊生活など、まさにアメリカの正義の教育が描かれる。

そして、3人の若者のヨーロッパ旅行。

ここは、ローマの休日並みに、ホリデイ気分を満喫。

そしてアムステルダムでは、ナイトライフに溺れて、二日酔いに。

まあ、青春ならではのはじけぶり。

青年たちも嬉々として演じている。

だが、この青年たちが、自らの命を投げ出して、テロを防ぐ。その行為は実は、それまでの人生があればこそ生きてくる。

逆に言えば、今の日本の青年だったらと思うと、ちょっと違うなと。

そこはアメリカ、イーストウッドが、描きたかったことだろう。


コメント
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