おすすめ度 ☆☆★
フランス好き、恋人との旅行好き ☆☆☆★
かのフランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが80歳にして初めて長編劇映画の監督・脚本を手掛けた作品。
映画プロデューサーの妻、カンヌ映画祭後、夫が仕事で出かける。
飛行機に乗る段になって、耳の痛みが取れず、パリの友人の元へ行くことに。
たまたま、夫の友人(フランス人)がパリへ行くので、車に便乗させてもらう。その車がちょっと年代物。
半日余で着くはずが、レストランを皮切りに、名所に来ると寄り道。
いいレストランがあると、結局一泊泊まりのロードムービー。
それぞれの身の上話などが挟まるが、基本ロードムービー。
フランス男は、それなりに言い寄ってくるが、するりとかわし、気のあるようなないような、最後まで気を持たせる。
監督のコッポラ自身の経験談なのだが、主演のダイアン・レインがなかなか奇麗にお年を召していられるので、楽しい。
ひと時の、アバンチュール、夫からは「フランス人は用心しろよ」の言葉があるが、そこは大人の付き合い。
まあ、誰しも、経験したか、経験してみたいお話だ。
料理と観光名所は目白押し。