おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
末次由紀の大ヒットコミックを広瀬すず主演で実写映画化した「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」の続編。
今回は、千早らが3年生になり、かるた部を率いていくことに。
かるたと聞くとお座敷芸のような感じだが、映画では、スポーツとして取り上げ、そのスピードを競うさまを、アップの映像で追っていく。
その緊迫感は、スポーツそのもの。
まさにスポコンものだ。
今回、新人が参加して、共同作業のスポーツとして、アンサンブルに成功している。
おまけに、青春ゆえ、男女の機微、すなわち恋愛感情もそのまま描かれ、競技にプラスしている。
また、かるたには、文芸の要素もあり、その歌の意味はまさに恋歌。
決して、無難に優勝するわけでなく、いろいろなトラブルに遭いながら、最後は決めるという王道のアクション映画。
主演の広瀬すずは、今回は、グループをまとめていくというリーダー的役割。
演技陣のアンサンブルが程よくとれているのが、この映画の成功の要因。