ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ナインイレヴン 運命を分けた日」あの9.11にエレベーターに閉じ込められた人がいた!

2018-03-10 17:43:24 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

9.11の事件の日に起きたエレベーター事故。

この映画は、閉じ込められた5人のドラマだ。

ほぼエレベーター内での閉じられた空間で繰り広げられる。

外の映像は、ニュース番組そのまま。

エレベーターは、途中階に止まるが、しばらくしてインターフォンが回復。

ドアの解除法などあれこれやって、一人が抜け出たところで、ワイヤーが切れてと、スリルはあります。

エレベーターの同乗者は、離婚寸前の夫婦、幼い娘を持つ、金持ちに偏見を持つ黒人、ギャンブル狂の、プエルトリコ系、年上の男性のめかけ?の女など、多彩。

離婚寸前の夫婦がメインに話が進む。

最期、万々歳にならないところがみそ。

密室劇で、あまり発展がないので、やや、退屈。

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「散歩する侵略者」、黒沢清監督のSFものです!

2018-03-10 14:33:57 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

ちょっと変わった映画好き ☆☆☆★

劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台を映画化。

宇宙人に乗っ取られた人たちのお話です。

舞台劇の映画化だけに、セリフのやり取りが多く、概念というこ難しいものが出てきますので、戸惑います。

ただ、話が呑み込めて来ると、まさに奇想天外。

大手映画会社が参画しているので、予算がたっぷりあるので、活劇部門もそれなりに見れる作りになっています。

長澤まさみ、松田龍平の夫婦のパートと、宇宙人二人とテレビリポーター(長谷川博巳)のパートが交互に描写され、二つが交差していきます。

突然、宇宙人となり、概念が抜けていくということによる人間の変化が面白く、色んなシチュエーションが描かれます。

最期は、愛か宇宙人かという二者択一で、愛が勝利するという命題だが、一筋縄ではいかない。

冒頭、金魚鉢の金魚から、惨殺事件へと進むパートは、つかみとしては面白い。

今起きている様々な出来事が、概念の消去によって、解決されると暗示しているようだ。

奥の深い映画だ。

長澤まさみが新境地で主演女優賞(東スポ、毎日等)を得ている。

 

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