おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
トランスジェンダー好き ☆☆☆☆
なぜかこの映画、京都ではなく滋賀(近江八幡)で先に公開。
アカデミー賞外国映画部門 受賞と聞いて早速鑑賞。
チリ・アメリカ・ドイツ・スペイン合作
最近では日本でも、ゲイの認知度が高まり、ゲイの男性が結構美しく描かれ、テレビなどでは引っ張りだこ。
まあ、昔は、ピーコとおすぎのような、昔風のゲイであったが。変わってきている。
この映画の主人公を演じるダニエル・ベガは、実際のトランスジェンダーの歌手兼俳優で、この映画でも、見事な歌唱力を披露している。
年配のゲイの相手が、突然死したことから、相棒の喪失感とそれに続く相手の家族からの嫌がらせに、憤然と立ち向かうトランスジェンダーが描かれている。
本人も、自宅でボクシングのまねごとをしているマッチョなゲイ。
冒頭のシーンでは、二人のラブラブな様子が楽しい。
ダニエル・ベガは、結構いい体をしていて、男が見てもほれぼれする。
全裸シーンが結構多いが、なかなか色気がある。
そして歌唱力。
まさにこの俳優ゆえの魅力が武器に違いない。
イグアスの滝が、モチーフに使われているが、この滝がトランスジェンダーを象徴していて意義深い。