ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「真夏の体温」、事故を乗り越えて、愛に生きる女たち!

2018-03-09 17:44:07 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆★

劇場未公開

「マレフィセント」のジュノー・テンプルと「愛しのグランマ」のジュリア・ガーナーがダブル主演

うだるような暑さ漂う、ニューイングランドの田舎町。

地元で暮らす女子大生のアイリス(J・テンプル)は、NYの大学に通うキャサリン(J・ガーナー)の帰省を笑顔で出迎える。

だが、4か月前に事故で親友を亡くした記憶。

その傷を埋めるため、救われない情事に溺れていく。

主演の二人は、かわいいんだけど、物語のせいかいまいち。

2017年トライベッカ映画祭 最優秀男優賞受賞&最優秀作品賞ノミネート! と一応評判なんだけど。

まあ、エロを売りの映画だが、いまいち。

 

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「三度目の殺人」、日本アカデミー賞(作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞)に輝いた作品です。

2018-03-09 14:06:27 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

是枝監督好き、考えさせられる映画好き ☆☆☆☆★

犯罪、裁判映画でありながら、真相が不明のまま終わる珍しい映画。ゆえに、映画にすっきりを求める人は見てもつまらないでしょう。

一方、映画鑑賞後、あれはどういう意味なのか、と議論したい人向き。

殺人の前科がある三隅(役所広司)が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑 で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。

そんな事件を、無期懲役に持ち込もうと、奮闘した弁護士(福山雅治)がいた。

だが、事件は、三隅の自供がころころと変わり、思いがけない方向へ。

まず被害者の妻に、殺人を頼まれたと週刊誌にたれ込み。

次に被害者の娘(広瀬すず)に、同情して殺人に及んだと、娘が告白。

すると、自分は、殺人はやっていないと、法廷で叫ぶ。

この二転三転の物語は、ストーリー的には面白い。

だが、結局裁判は終わるも、真相は闇の中。

あとは、見る者が解釈するほかない。

一応中味的には、人間の生死や、宗教、親子、司法制度など問題提起はあるが、

むしろ映画の興味は、ストーリーテリングのうまさだろう。

後半、接見中の役所と福山のアップ映像が、不思議な交差をする画面など、興味津々な場面が多い。

原作は、本映画が発表後、是枝監督の作として、発表されている。謎解きに役立ちそう。

 

 

 

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