西洗公園の南側の、通称、芝生広場は、昔は本当に芝生広場で滑り台もパーゴラもありませんでした。滑り台は、芝生広場の西側に鉄製のものがありました。この鉄製が古くなったので現在のプラスチック製のおしゃれな滑り台を芝生広場の中央に設けました。鉄製もしばらく使っていましたが、最後は撤去され、その跡に、現在のぶら下がり棒ができました。
この芝生広場は、10年ちょっと前は背の高い雑草が生い茂り、荒れた様相でした。背の高い雑草はしっかりと根を張り、引っ張るだけでは抜けませんでした。
当時はまだ草刈り機をつかっていませんでした。港南土木事務所が年に1回ぐらい草刈りをやっていたかもしれません。雑草はすぐ生長するので芝生広場は草茫々だったと記憶しています。
私は、2008年までは国際交流ボランティアとして、あるいは奥多摩の森林ボランティアとして、つまり町とは関係ない分野でボランティア活動をやっていました。70歳に近づき、町のボランティア活動に急速に関心が移り、決心して2009年に町のボランティア活動に転じました。
2010年だったと思いますが、当時の日限山いぶき会の会長から夏祭りに協力してほしいと言われ、夏祭りボランティアになりました。気になったのが芝生広場の草茫々でした。最初はみんなで鎌で刈り、夏祭りに備えたと思います。しかし普段の芝生広場はやはり草茫々でした。
そこで意を決し、こつこつと雑草を根から掘りとる作業を始めました。かっさらいを使いました。
やがて舞岡公園でボランティア活動を長年やっていた人が生活環境部長になり、部長みずからエンジン付き草刈り機を使うようになりました。私も草刈り機も使うようになりました。
駄目になりそうだった芝生が復活し、滑り台の周りなどは土面になっていますが、パーゴラと滑り台の間の芝生などは美しい芝生面になりました。
雑草取りを始めて10年以上になりますが、まだ雑草が残っています。誰かがこつこつと雑草を根から掘りおこしていれば、やがて全面きれいな芝生になるでしょう。
草刈り機を導入した生活環境部長は、芝生は管理が大変だから嫌だといつも言っていました。年に何回か草刈り機をかけるしかないと考えていたようです。
私は意地になって今でも雑草をかっさらって(かっさらいでとって)います。しかしもう歳です。あの生活環境部長の考えが、自治会が実行継続可能な現実的な方法だと思っています。自治会はバッテリーつきの電動草刈り機を導入しました。取り扱いはエンジン付きよりはるかに楽です。公園ボランティアが増え、毎月の自治会の公園掃除のとき、芝生広場などの草刈りに協力してくれるといいと思っています。
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