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10両編成の相鉄7000系~相鉄ロゴ付きの姿は…

2009-12-31 | 鉄道[首都圏・私鉄等]

 

日頃横浜市内を拠点に各地を動き回っているMAKIKYUは、市内を走る相鉄線
にも月1~2回程利用する機会があり、今日も相鉄線を利用する機会があったのですが、その際には現在の相鉄線旅客車両では最古参となる7000系にも乗車したものでした。

同系は1970年代後半~80年代前半にかけて製造された車両で、関西の大手私鉄では今も同年代の車両が今も主力の座を占めている路線もある事を踏まえると、さほど古い車両でもないのですが、既に一部車両の廃車が始まって数を減らしつつあり、事業用車両に改造転用された車両も存在しています。

また同系は先頭車が多く、編成組み換えが容易な特性もあるのですが、近年は大半が8両編成での運用となり、8両編成は主に各駅停車主体の運用となっていますので、地味な印象が否めないものです。

しかしながら最近になって再び10両編成に組み替えられた編成が登場し、こちらは急行や快速といった優等列車主体の運用に入るのですが、10両編成は大半がVVVFインバーター制御車となっており、抵抗制御の新7000系が来た時ですら珍しく感じる程ですので、10両編成の快速に乗車しようとした際に旧7000系の姿を見た時は、少々驚いたものでした。

10両編成での運用返り咲きの背景には、11月のダイヤ修正による10両編成運用の増加も影響している様で、ネット上を検索するとボチボチとこの事を取り上げている記事にもヒットするのですが、近年使用開始された「SOTETSU」ロゴ付きの7000系10両編成は、少々新鮮に感じたものです。

車内にもきちんと「9号車」「10号車」のステッカーが貼られている事を踏まえると、同系の特性を生かした暫定的な編成組み換えではなく、暫く10両で走る勇姿が見られそうですが、現在相鉄が導入しているJR車両ベースの「某社レンズ付きフィルムに良く似た名称で呼ばれる事が多い電車」が10両編成で導入されている事を考えると、比較的早い内に姿が見納めとなる可能性もあり、7000系自体も徐々に置き換えられる事は確実な状況ですので、この編成の乗車や記録は早めに済ませておきたいものです。