先日「MAKIKYUのページ」では、広州地鉄4号線に関する記事を取り上げましたが、現在の同線終点・金州駅やその周辺一帯は、広州市南沙(Nansha)区に位置しています。
行政上は一応広州市の一部とはいえ、中心部から40km程度離れていますので、街並みの様相なども随分異なり、一帯を走る市内公交汽車(路線バス)も、広州市中心部とは随分異なっています。
MAKIKYUはこの市内公交汽車には、4号線終点の金州(Jinzhou)駅と、その一つ手前にある蕉門(Jiaomen)駅の間で乗車し、蕉門駅に隣接する小規模なバスターミナルを視察する程度でしたが、この一帯で活躍する市内公交汽車は、市内中心部で活躍する車両に比べて小柄な、中型車クラスが大半を占めています。
バスの装いは、MAKIKYUが乗車した南沙5路の車両は、白とバイオレットの装いでしたが、他に白とオレンジ色のバスも多数活躍し、両者が勢力を2分している様に見受けられたものでした。
また中型車は、広州以外でも中国各地の市内公交で見られるタイプの車両という印象がありますが、他に前面にボンネットがあるマイクロバス級の車両も、金州駅前で目撃しており、こちらは余り見慣れない車両と感じたものでした。
時間に余裕があれば、この様なローカルバスも色々乗車したいもので、南沙区内の路線バスは一度しか乗車できなかったのは少々残念でした。
このバスも地鉄や広州市内中心部を走る市内公交汽車と同様に、ICカード乗車券「羊城通」で乗車する事も可能ですので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も南沙区内へ足を伸ばす機会がありましたら、是非乗車してみては如何でしょうか?