還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

中秋の名月

2024年09月18日 | 天文・気象
昨夜は中秋の名月でした。



雲も無くよく見えていましたね。
因みに月齢は14で満月ではなく、今日が満月です。

撮影データ
感度          ISO400
絞り          f8
シャッタースピード   1/500秒
レンズ         210ミリ

猛暑日の回数記録更新!

2024年08月23日 | 天文・気象
昨日も今日も、猛暑日になりました。

今年は特に暑いんじゃない?
と思い、猛暑日の日数を数えてみたところ

2015年から今日(2024年8月23日)まで
各月の猛暑日日数は以下の通り。

各月と言っても、1~5月と10月~12月は今まで猛暑日になったことがありません。

     6月  7月  8月  9月   年合計
2015年  0   1   8   0     9
2016年  0   2   6   0     8
2017年  0   0   2   0     2
2018年  0   14  12   0     26
2019年  0   2   8   1     11
2020年  0   0   18  1     19
2021年  0   1   3   0     4
2022年  1   5   9   0     15
2023年  0   12  15   4     31
2024年  0   15  18   0     33

※住所地に最寄りのアメダスのデータなので、引っ越しの前後(2018年7月初め)で、データの継続性はあまりありません。

2021年の猛暑日日数は4日と、前後の年よりかなり少なくて過ごしやすい夏でした。

8月まだ途中ですが、猛暑日回数が18回、合計33日となり新記録となりました。
まだ9月まで1週間以上ありますので、さらに上積みしそうな勢いです。

今年になって雨が多いです

2024年04月02日 | 天文・気象
去年の夏から秋にかけて琵琶湖周辺では雨が少なく、水位が下がる一方でした。
琵琶湖周辺の平均雨量(単位はミリ)
    2023年  平年
9月    109   198
10月   107   140
11月   94    97
12月   92   124
合計   402   559 (平年比72%)

30%近く少なかったのですね。水位が下がるはずです。

今年の1月4日には水位がマイナス78センチまで下がり、滋賀県では渇水対策本部が設置されました。これは2005年以来のことです。

しかし今年に入ってからは平年並みに雨が降っています。確かに雨の日が多いなとは思います。
そして琵琶湖の水位は徐々に回復してきました。瀬田川洗堰の放流量もかなり絞っていて、最低基準の15トン/秒が続いていました。

そして3月7日にマイナス28センチまで回復したことで、対策本部は解散しました。

今年に入ってからの雨量は以下の通り
    2024年  平年
1月    117  120
2月    103  103
3月    205  117
合計   425  340 (平年比125%)

3月は特に雨降りの日が多く、中でも下旬にかなりまとまった雨が降り、平年を大幅に上回る雨量となり、水位は久しぶりにプラスになりました。

ちなみに前年10月~今年3月の半年間の合計雨量は827ミリで平年の899ミリと比較すると92%なのですね。つまり最近の半年間の雨量は平年には及んでいません。

琵琶湖の水位データ(9時00分)
3月22日  -10センチ
3月23日  -8センチ
3月24日  -6センチ
3月25日  -5センチ
3月26日  +3センチ (前日より8センチ上昇)
3月27日  +10センチ (前日より7センチ上昇)
3月28日  +11センチ
3月29日  +14センチ
3月30日  +16センチ
3月31日  +16センチ
4月01日  +14センチ
4月02日  +13センチ

水位がプラスになれば、洗堰の放流量も増えるのかなと思い調べてみたら、200トン/秒に増えていました。そして数日後には150トン/秒に変更されています。

琵琶湖の水位は大まかには、春はプラスの傾向、梅雨~秋の台風シーズンはマイナスに調整されます。

そして台風が来なかったり、秋雨があまり降らなければマイナスのまま冬を越すことが多いです。

来年の節分は2月2日

2024年02月22日 | 天文・気象
節分から少し日にちが経ちました。今年の節分は2月3日で立春は2月4日でした。これは昔からこの日に決まったものと思っていたのですが、違うみたいです。

来年から当分の間、節分は
閏年の翌年は2月2日
それ以外の年は2月3日

となります。

立春は冬至と春分のちょうど中間(太陽黄経が315度になる瞬間)で、その瞬間の時刻が属する日
と定義されていて、それは毎年微妙に変化する
まず立春の日が天文学的に決まり、その前日が節分となる

本来立春、立夏、立秋、立冬各日の前日はすべて節分なのですが、立春前日の節分だけ生き残りました。

そして2月4日が立春で、前日の2月3日が節分のパターンがたまたま最近の何十年か続いた

これからは、閏年の翌年は2月2日が節分になるというサイクルが2057年まで続くそうです。
30年以上続くのですね・・・

実は、2021年も節分は2月2日でした。知らずに豆まきしてしまいました^^;;;
豆まき用豆売り場のどこかに、今年(2021年)の節分は2月2日ですよと書いてあったかもしれません。

過去を遡ると1985年から2020年まで、立春が2月4日、節分が2月3日と決まった状態が36年間続きました。長期間安定していたのですね。

次に2月3日が節分という固定した状態は2121年から36年間となります。およそ100年後ですね。2120年まではわりと変則的みたいです。

11/19は皆既に近い部分月食でした

2021年11月21日 | 天文・気象
11月19日は今年2回目の月食でした。
1回目は5月で皆既月食でしたが、皆既の時は雲に隠れて全く見ることができませんでした。

今回は大変よく晴れて絶好の観察日和となりました。月の出の時もう月食が始まっています。これを月出帯食と言うそうです。

17時14分


17時28分


18時2分(最大食分)
皆既月食でなくても、月が本影に入った部分が赤銅色に見えています。肉眼ではもう少しよく見えました。

皆既にならない部分月食で、ここまで欠けるのは140年ぶりで、次は65年先なのだそうです。

18時39分
最大食分から約40分後です。

20時にはすっかり終わっていました。

水星見えず、残念

2021年11月05日 | 天文・気象
10月下旬、水星が西方最大離角になり、日の出前に東の空に見えるはずだったのですが・・

3回早起きして挑戦したのですが、見ることは出来ませんでした。国立天文台のサイトに、日の出30分前ぐらいに仰角が10度かそれ以上の高さで見ることが出来ると、図解付きで紹介されていました。

それでこの辺の日の出時刻が6時15分なので、その30分前の5時40分に起きて、東の空を眺めたのですが・・・?

1回目はくもり
2回目は大変良く晴れて絶好の機会のはずが、何も見えない
3回目はくもり

まあ、2回目が最大のチャンスだったわけですが、日の出30分前では空はかなり明るく、朝焼けが出ています。

もしかしたら30分前では遅すぎた??

毎日早起きは辛いので今回は諦めました。次回再挑戦です。その次回ですが、水星は公転周期が短いので、次の機会はすぐにやってきます。
で、次の機会がいつ頃なのか・・?

水星の公転周期は88日ですが、88日経つと地球も88日分回っているので88日後ではありません。その周期は116日となります。
10月25日の116日後は2022年2月17日です。富山天文台のHPにもそう書かれていました。

寒いときですね。そしてその次も116日後とすると、2022年6月13日なのですが、富山天文台のHPには6月17日。これは116日後ではなく、120日後です。なんでかな?

それで2018年~2022年の間の西方最大離角を調べたところ、西方最大離角の日の間隔は110日~121日となっていて10日の変動があります。ずいぶんバラついています。11回の平均は116日です。会合とは異なりますが会合周期と同じです。

地球の公転軌道はほぼ真円なのですが、水星は太陽系の惑星の中で離心率が0.2と最も大きい楕円軌道です。

楕円の程度が強いと、軌道の長手方向に進む場合は、水星の速度も遅くなり、しかも西方最大離角に達するまでに進む距離も長くなると考えられるので、この場合は116日より長くなる。

またその逆も。。
なるほど、そういうことか・・・・

会合周期は
水星と地球の公転による1日当たりの角度のずれを求め、ずれが360度になるのに何日かかるか、で求められます。

まず会合しているときは角度のずれはゼロ。太陽、水星、地球が一直線です。
水星の公転角度は1日に4.09度
地球の公転角度は1日に0.98度
公転の方向は同じなので、ずれは差で求められます。
4.09-0.98=3.11度←1日当たりの角度のずれ
360/3.11=116日
となり、これが会合周期です。

どちらも円軌道と仮定したときの計算ですが、入試問題に出たりするそうです。

実際は水星も地球も楕円軌道を描いているので、平均は116日ですが、±5日ぐらいのずれが生じています。

今年の秋は「秋の大三角」?

2021年10月03日 | 天文・気象
秋になり、夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)が西に傾いてきました。

そして秋によく見える1等星はフォーマルハウト。
10月頃では、南東の比較的低い空にそれこそ、ポツンと1等星と言った感じで輝いています。

ところが今年は、フォーマルハウトの西に木星と土星が見えています。さすがに木星の明るさは圧倒的です。

東京天文台から借りた星空画像です。

赤の楕円で囲まれているのが、木星、土星、フォーマルハウトですが、なんと言いますか、秋の大三角みたいです。

去年の今頃、木星と土星はもっと接近していました。

それから今月下旬に水星が西方最大離角となり、夜明け前に東の低い空に見ることが出来ます。

未だ水星は見たことがないので、今回こそチャレンジしたいと思います。

木星と土星が見えます(宵のうち)

2021年08月19日 | 天文・気象
最近気がついたのですが、21時頃南東の空に明るい星が見えるのですね。
この時期、この方向にこんな明るい恒星は無かったはずだと思い、国立天文台のHPで探してみると、木星でした。その木星のやや南でやや西には土星が見えていますが、土星の方が暗いです。

8月の星空

夏の大三角のベガ、アルタイル、デネブはほぼ真上、見上げると首が痛くなります。
木星の辺りは明るい星が少ないのですぐにわかります。

ベガはこと座の1等星で、大抵ははVegaと書きますが、ドイツではWegaと書かれます。読み方はベガです。

以前ソニーに、WEGA(ベガ)と言う商品名のテレビがありましたが、何でVでなくてWなのか不思議だったのですが、ベガのドイツ名と関係があるのでしょうか?

北極星を挟んで、西に北斗七星、東にWの形のカシオペアが見えています。今は見易い良い位置関係ですね。

これは先月の星空

アンタレス(さそり座の1等星)がほぼ真南に見えるのですが、今年はしっかり見ませんでした。

今月には西に傾いてしまっていて、山に隠れてしまい見ることができません。

皆既月食・・残念

2021年05月28日 | 天文・気象
5月26日はほぼ終日曇りで、月食は残念ながら見られませんでした。

でもまあ月食は定期的(?)にあるので、次回に期待と言ったところ。

その次回ですが、日本で見える月食としては

2021年11月19日 部分月食

部分月食とは言うものの、大半が本影に入る極めて皆既に近い月食だそうです。また月の出時にはもう月食が始まっていて、それを月出帯食と言います。

その次は来年になりますが、

2022年11月08日 皆既月食

皆既は19時16分から約1時間半継続するので、長時間楽しめますね。
最大食は19時59分で、この頃に最も月が暗くなります。晴れて欲しいですね。

やはり太陽は巨大だ!

2020年12月19日 | 天文・気象
地球から見て、太陽と月は同じくらいの大きさです。

太陽の直径は月の400倍
地球からの距離は、太陽が月の400倍

と言うことで太陽と月の視直径はほぼ同じ、月の公転軌道がやや楕円なので日食の時、月が地球から離れていると金環日食になり、近いと皆既日食になります。

ところで、太陽の半径は696,000kmなのですが、月は地球から384,400km離れています。

この数値を比較すると、地球と月の距離よりも太陽の半径の方がかなり大きいのですね。つまり地球の位置に太陽が来ると月を軽く飲み込んでしまいます。

どんだけ大きいんだ・・・・こうしてみると太陽の巨大さが理解できます。

太陽の直径は696,000km×2=1,392,000km

光の速度が300,000km/秒なので、太陽の直径を光の速度で割ると4.6秒。
つまり太陽の直径は4.6光秒となります。

月は地球から離れつつありますので、遙かに遠い将来のことではありますが、皆既日食は見られなくなります。何千年先か何万年先、或いは何百万年も先のことなのかも・・・・ですが、徐々に皆既日食の頻度が下がっていき、金環日食が増えていきます。

どちらも見える今は、良い時代なのですね。