日本におけるピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染率は、中年以降では60%以上とも80%以上とも言われています。
感染する時期は乳幼児期だそうで、また大人になってからの感染はほとんどないそうです。
最近の研究では胃潰瘍や胃癌のもっとも大きな原因とも言われており、医療界ではピロリ菌の除菌が大きな課題になっています。
実は2009年の初夏、そのピロリ菌に感染していることがわかり、秋に無事ピロリ菌の除菌に成功しました。除菌成功により胃潰瘍や胃癌のリスクも大きく下がったということなので、もしピロリ菌が感染した読者の方がおられましたら是非とも除菌をお勧めします。
感染の有無は不明だが胃の調子がそれほど良くないということでしたら、一度ピロリ菌の検査をお受けになることをお勧めします。
ピロリ菌を除菌すると、胃潰瘍や癌のリスクが下がるだけではなくて、お腹の調子も見違えるほど良くなります。これは想定外でした。
心臓弁膜症は自覚症状に乏しくても、手術後は体調が大きく改善する例が多いのですが、ピロリ菌の除菌もそれに似た面があります。
----------------------------
2009年の5月、会社の健康保険組合から家族宛に各種検査の斡旋がありました。
肺ガン、大腸ガン、子宮ガンなどの斡旋ということで主にはガンなのですが、この年に初めてピロリ菌検査も斡旋してくれることになりました。
それで今回はピロリ菌のみ検査を受けることにしました。この検査は自宅で行える簡便な方法で、検体を検査機関に郵便で送るとしばらく後に、検査結果が自宅に郵送されてきます。
検査結果は……妻は陰性、私は陽性で夫婦で結果が分かれました。妻の方が衛生状態の良い家庭に生まれ育った言うことなのでしょうか?
ちなみに娘2人は最近検査を受けましたが、2人とも陰性でした。ヨカッタ。
その結果を持って近所の内科に行き、精密検査を受けました。
胃カメラによる検査でしたがカメラが喉を通るとき、あまりバタバタ?
しませんでした。
年齢が若いと「オェーーーっっっ」となりますが、年のせいで喉の抵抗力も落ちているのでしょう。
カラーモニターに映し出される胃内部の映像を先生と共に見てましたが、きれいなピンク色で潰瘍などの病変はありませんでした。
最後になって鉗子で胃粘膜を採取しました。少しチクッとし少し血が出ました。
胃粘膜の検査結果はすぐ出ました。
「陽性です」
・・・やっぱり・・・・
さて、次は除菌の処方です。処方された薬は
タケプロンOD錠15mgを朝夕各2錠
パセトシン錠250mgを朝夕各3錠
クラリシッド錠200mgを朝夕各1錠
ミヤBM錠を朝夕各1錠
4種類のうち、パセトシン錠とクラリシッド錠が抗生物質でピロリ菌除去を行います。
以上の服薬を1週間続けるのですが、副作用として下痢、腹痛、胃もたれ、味覚異常など起こることがあります。
私の場合は下痢になり、服用が終わるまで続きました。
個人差は大きいようです。
1週間薬を続けるとピロリ菌は完全あるいは不完全除去を問わず検査では認められなくなります。そのため除菌が成功したかどうかの判断のための検査は2~3ヶ月後に行います。除去に失敗していればその間に再び増殖して検査にかかるようになるわけです。
2ヶ月後の再検査は、呼気検査でした。風船の中に息を吹き込んで検査は終了。
結果は一週間後に聞きに行きました。
そして、除菌成功!!!
やったね。
その後しばらくして気がついたことは、除菌前には時々感じていたお腹の不快感が全くなくなったことです。
若い頃からみぞおちを押さえると、しくしくと来る痛みがいつもありましたし、よくお腹を壊しました。
それで、朝電車に乗って会社に着くまでに通過する大半の駅のトイレの場所を覚えてしまいました(^_^;)
そして除菌後です。
除菌後はお腹の不快感は完全になくなりました。みぞおちを押さえても何ともないし…
おー、これがあるべきお腹なんだーーーー
60歳前にようやく手に入れた本来のお腹♪
これは想定外でした。自分のお腹はこんなものとずっと思っていたわけですが、痛みや調子の悪さはピロリ菌の感染によるものだったのです。
そんなわけでピロリ菌に感染されている方がおられましたら、是非除菌をして欲しいと思います。感染即病気というわけではないのですが、保険効きますから…
お腹・・調子良くなりますよ。
また、なんとなく常にお腹が重いとか、よく下痢をするとか、しくしく痛みことがあるなどの症状がありましたら、ピロリ菌に感染している可能性があります。
内科でピロリ菌の検査が受けられますので、一度ご相談されてはいかがでしょうか。
感染する時期は乳幼児期だそうで、また大人になってからの感染はほとんどないそうです。
最近の研究では胃潰瘍や胃癌のもっとも大きな原因とも言われており、医療界ではピロリ菌の除菌が大きな課題になっています。
実は2009年の初夏、そのピロリ菌に感染していることがわかり、秋に無事ピロリ菌の除菌に成功しました。除菌成功により胃潰瘍や胃癌のリスクも大きく下がったということなので、もしピロリ菌が感染した読者の方がおられましたら是非とも除菌をお勧めします。
感染の有無は不明だが胃の調子がそれほど良くないということでしたら、一度ピロリ菌の検査をお受けになることをお勧めします。
ピロリ菌を除菌すると、胃潰瘍や癌のリスクが下がるだけではなくて、お腹の調子も見違えるほど良くなります。これは想定外でした。
心臓弁膜症は自覚症状に乏しくても、手術後は体調が大きく改善する例が多いのですが、ピロリ菌の除菌もそれに似た面があります。
----------------------------
2009年の5月、会社の健康保険組合から家族宛に各種検査の斡旋がありました。
肺ガン、大腸ガン、子宮ガンなどの斡旋ということで主にはガンなのですが、この年に初めてピロリ菌検査も斡旋してくれることになりました。
それで今回はピロリ菌のみ検査を受けることにしました。この検査は自宅で行える簡便な方法で、検体を検査機関に郵便で送るとしばらく後に、検査結果が自宅に郵送されてきます。
検査結果は……妻は陰性、私は陽性で夫婦で結果が分かれました。妻の方が衛生状態の良い家庭に生まれ育った言うことなのでしょうか?
ちなみに娘2人は最近検査を受けましたが、2人とも陰性でした。ヨカッタ。
その結果を持って近所の内科に行き、精密検査を受けました。
胃カメラによる検査でしたがカメラが喉を通るとき、あまりバタバタ?
しませんでした。
年齢が若いと「オェーーーっっっ」となりますが、年のせいで喉の抵抗力も落ちているのでしょう。
カラーモニターに映し出される胃内部の映像を先生と共に見てましたが、きれいなピンク色で潰瘍などの病変はありませんでした。
最後になって鉗子で胃粘膜を採取しました。少しチクッとし少し血が出ました。
胃粘膜の検査結果はすぐ出ました。
「陽性です」
・・・やっぱり・・・・
さて、次は除菌の処方です。処方された薬は
タケプロンOD錠15mgを朝夕各2錠
パセトシン錠250mgを朝夕各3錠
クラリシッド錠200mgを朝夕各1錠
ミヤBM錠を朝夕各1錠
4種類のうち、パセトシン錠とクラリシッド錠が抗生物質でピロリ菌除去を行います。
以上の服薬を1週間続けるのですが、副作用として下痢、腹痛、胃もたれ、味覚異常など起こることがあります。
私の場合は下痢になり、服用が終わるまで続きました。
個人差は大きいようです。
1週間薬を続けるとピロリ菌は完全あるいは不完全除去を問わず検査では認められなくなります。そのため除菌が成功したかどうかの判断のための検査は2~3ヶ月後に行います。除去に失敗していればその間に再び増殖して検査にかかるようになるわけです。
2ヶ月後の再検査は、呼気検査でした。風船の中に息を吹き込んで検査は終了。
結果は一週間後に聞きに行きました。
そして、除菌成功!!!
やったね。
その後しばらくして気がついたことは、除菌前には時々感じていたお腹の不快感が全くなくなったことです。
若い頃からみぞおちを押さえると、しくしくと来る痛みがいつもありましたし、よくお腹を壊しました。
それで、朝電車に乗って会社に着くまでに通過する大半の駅のトイレの場所を覚えてしまいました(^_^;)
そして除菌後です。
除菌後はお腹の不快感は完全になくなりました。みぞおちを押さえても何ともないし…
おー、これがあるべきお腹なんだーーーー
60歳前にようやく手に入れた本来のお腹♪
これは想定外でした。自分のお腹はこんなものとずっと思っていたわけですが、痛みや調子の悪さはピロリ菌の感染によるものだったのです。
そんなわけでピロリ菌に感染されている方がおられましたら、是非除菌をして欲しいと思います。感染即病気というわけではないのですが、保険効きますから…
お腹・・調子良くなりますよ。
また、なんとなく常にお腹が重いとか、よく下痢をするとか、しくしく痛みことがあるなどの症状がありましたら、ピロリ菌に感染している可能性があります。
内科でピロリ菌の検査が受けられますので、一度ご相談されてはいかがでしょうか。