心臓弁膜症で入院、手術をする場合、手術日のおよそ一週間前に入院します。そして前日までに種々の検査と手術の説明が行われます。
私が滋賀医大で受けた検査を以下に列挙します。
1.CT検査
胸から腹部にかけて血管の状態を検査
2.歯科検診
虫歯から菌が心臓に侵入すると弁が痛むことがあるので
弁膜症手術の前には虫歯があれば治療する
手術が決まった時点で虫歯があれば入院までに治療するようにと
指導される病院もある
滋賀医大は歯科口腔外科が併設されているので入院後に検診が
行われた
3.血圧脈波検査
腕と足首の血圧を同時測定し血圧の比を見ることで下肢動脈の
閉塞あるいは狭窄また動脈硬化の進行度が測定できる
脈波伝播速度を測ることで血管のしなやかさが評価できる
動脈硬化が進行すると血管が硬くなるので脈が血管壁で
吸収されないため脈の伝わる速度が速くなる
4.肺機能検査
息を吸うときの肺活量と息を吐くときの肺活量を両方測定する
肺いっぱいに溜めた息を一気に吐くときのスピードを測定する
検査する理由は麻酔との関連のためと聞きましたがそれ以上は
聞きませんでした・・・よくわからないまま
5.心臓カテーテル検査
冠動脈に造影剤を注入し狭窄などの状態を検査する
狭窄している箇所が見つかれば僧帽弁手術と同時に治す
心室に造影剤を注入し逆流の程度を評価する
心臓超音波検査の結果とは必ずしも一致しない
カテーテルは手首の動脈から挿入する方法と大腿部付け根から
挿入する方法があるが手首から挿入する方が検査後は楽
侵襲、造影剤によるリスクがあるため同意書にサインを求められる
6.心臓超音波検査
心臓の4つの弁の狭窄または閉鎖不全およびその程度がわかる
心臓各部(心房や心室、大血管、弁等)の大きさや状態がわかる
弁膜症においてはこれで診断が確定する
検査方法は経胸壁と経食道があるが経胸壁の方がはるかに楽
ただし経食道の方が心臓に近い分正確とも言われている
同時に頸動脈超音波検査を実施することもある
弁膜症においては必須の検査と言える
7.MRI検査
脳や首、胸の血管の狭窄や出血を検査する
狭窄があると手術時に血管壁から遊離した血栓が脳に行くと
狭窄した箇所で脳梗塞を起こすおそれがある
騒音が大きい(耳栓が必要)
以上は私の理解ですので、詳しくは病院HPや検査時に確認いただくと良いと思います。
手術の説明
説明書を元にしてわかりやすく説明が行われます。
病名
合併症があればその病名
手術を選択する理由
その他の治療法と手術をしなかった場合の結果
手術の具体的方法
手術により起こりうる合併症とその頻度・危険性および緊急時の処置について
当診療科における成績
このようなことが書かれていて説明が行われますが、医師の説明の仕方によっては患者側が余計に不安に駆られることもありそうです。
私の場合で合併症は
肺高血圧症(47mmHg)・・・・35mmHgを超えると肺高血圧です。
手術をしない場合の説明として
心不全の進行、致死性不整脈など
手術により起こりうる合併症はたくさんあって数えていたら十指で足りませんが、もっとも怖いのは術後肺炎だそうです。
ちなみに私は気胸になりましたが、気胸を術後合併症に挙げている病院もあるようです。
肺高血圧が亢進するといずれ呼吸困難になったり右心系にも障害が出てきます。
左心房の大きさは6月末の検査では限界内に収まっていましたが、術前検査では限界をかなり超えていました。
7~8月の2ヶ月間に加速度的に悪くなったようです。
入院時点では倦怠感以外にそれほど自覚症状は感じていなかったので、良いタイミングで手術していただいたと思います。
私が滋賀医大で受けた検査を以下に列挙します。
1.CT検査
胸から腹部にかけて血管の状態を検査
2.歯科検診
虫歯から菌が心臓に侵入すると弁が痛むことがあるので
弁膜症手術の前には虫歯があれば治療する
手術が決まった時点で虫歯があれば入院までに治療するようにと
指導される病院もある
滋賀医大は歯科口腔外科が併設されているので入院後に検診が
行われた
3.血圧脈波検査
腕と足首の血圧を同時測定し血圧の比を見ることで下肢動脈の
閉塞あるいは狭窄また動脈硬化の進行度が測定できる
脈波伝播速度を測ることで血管のしなやかさが評価できる
動脈硬化が進行すると血管が硬くなるので脈が血管壁で
吸収されないため脈の伝わる速度が速くなる
4.肺機能検査
息を吸うときの肺活量と息を吐くときの肺活量を両方測定する
肺いっぱいに溜めた息を一気に吐くときのスピードを測定する
検査する理由は麻酔との関連のためと聞きましたがそれ以上は
聞きませんでした・・・よくわからないまま
5.心臓カテーテル検査
冠動脈に造影剤を注入し狭窄などの状態を検査する
狭窄している箇所が見つかれば僧帽弁手術と同時に治す
心室に造影剤を注入し逆流の程度を評価する
心臓超音波検査の結果とは必ずしも一致しない
カテーテルは手首の動脈から挿入する方法と大腿部付け根から
挿入する方法があるが手首から挿入する方が検査後は楽
侵襲、造影剤によるリスクがあるため同意書にサインを求められる
6.心臓超音波検査
心臓の4つの弁の狭窄または閉鎖不全およびその程度がわかる
心臓各部(心房や心室、大血管、弁等)の大きさや状態がわかる
弁膜症においてはこれで診断が確定する
検査方法は経胸壁と経食道があるが経胸壁の方がはるかに楽
ただし経食道の方が心臓に近い分正確とも言われている
同時に頸動脈超音波検査を実施することもある
弁膜症においては必須の検査と言える
7.MRI検査
脳や首、胸の血管の狭窄や出血を検査する
狭窄があると手術時に血管壁から遊離した血栓が脳に行くと
狭窄した箇所で脳梗塞を起こすおそれがある
騒音が大きい(耳栓が必要)
以上は私の理解ですので、詳しくは病院HPや検査時に確認いただくと良いと思います。
手術の説明
説明書を元にしてわかりやすく説明が行われます。
病名
合併症があればその病名
手術を選択する理由
その他の治療法と手術をしなかった場合の結果
手術の具体的方法
手術により起こりうる合併症とその頻度・危険性および緊急時の処置について
当診療科における成績
このようなことが書かれていて説明が行われますが、医師の説明の仕方によっては患者側が余計に不安に駆られることもありそうです。
私の場合で合併症は
肺高血圧症(47mmHg)・・・・35mmHgを超えると肺高血圧です。
手術をしない場合の説明として
心不全の進行、致死性不整脈など
手術により起こりうる合併症はたくさんあって数えていたら十指で足りませんが、もっとも怖いのは術後肺炎だそうです。
ちなみに私は気胸になりましたが、気胸を術後合併症に挙げている病院もあるようです。
肺高血圧が亢進するといずれ呼吸困難になったり右心系にも障害が出てきます。
左心房の大きさは6月末の検査では限界内に収まっていましたが、術前検査では限界をかなり超えていました。
7~8月の2ヶ月間に加速度的に悪くなったようです。
入院時点では倦怠感以外にそれほど自覚症状は感じていなかったので、良いタイミングで手術していただいたと思います。