還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

今年の猛暑

2013年08月31日 | 雑記帳(その他)
今年の夏は平年を大幅に上回る気温となり、各地で最高気温の記録を塗り替えました。39℃とか40℃というとんでもない気温もなんだか普通になってきて、感覚が麻痺しつつあります。
電車も弱冷車では暑くて暑くて^^;;;

先日のテレビで観たのですが、今年は地球規模で異常気象らしいです。日本を含め東アジアは猛暑、所により豪雨、ドイツでは大水害、アメリカでは大規模な森林火災など。
これらの現象は地球規模でつながっていて、テレコネクションというのだそうです。

そもそもの原因は北大西洋の海水温が異常に高いことにあるらしく、それによって偏西風が蛇行し、偏西風の南に位置するかその逆になるかで猛暑渇水、またその逆になると説明していました。
その偏西風の位置が少しずれると大雨にもなるそうです。
異常に高いと言っても、5℃も10℃も高いわけではありません。
1.数℃というレベルですが、一見小さいと思える違いが地球規模では大きな気候変動を起こしているとのことです。
北大西洋の海水温上昇の原因は説明がなかったのですが、あるサイトによると過去150年で最高の海水温と書かれていました。
テレビ画面に全地球の海水温の平年比が映し出されましたが、2050年になると(37年後)、北太平洋の特に北部の海水温が極端に上がるとのシミュレーション結果が出ていました。
さらに深海の温度も上がりつつあるそうです。

地球の気候システムが大きく変わろうとしていると、締めくくっていました。

測定には誤差がある

2013年08月25日 | 雑記帳(その他)
今年8月12日、高知県四万十市で41.0℃という最高気温を記録し、2007年8月16日に熊谷と多治見で記録した40.9℃の日本記録が6年ぶりに更新されました。
わずかですが、0.1℃更新したこととなります。
しかし、測定には誤差が付きもので誤差をゼロにすることはできません。
気象観測に用いる抵抗式温度計は、±0.2℃の誤差が許容されているそうです。
もっとも温度計自身の誤差は校正されていて、誤差を調整した数値が記録として発表されているのかもしれません。とすれば、0.2℃の誤差は常に変動する温度に即時に追随できない温度計の宿命なのかもしれませんが、どうなのかよくわかりません。

それで誤差が0.2℃まで許されているということは、観測したデータを中心値として0.2℃低いかもしれないし、あるいは0.2℃高かったかもしれないということです。
つまり四万十市で測定された最高気温は40.8~41.2℃の範囲であったことになります。
一方それまでの最高気温(40.9℃)は40.7~41.1℃の範囲です。
つまり、四万十では40.8℃だったかもしれず、熊谷と多治見で記録した温度は41.1℃だったかもしれません。
このように誤差を考えると100%四万十市の最高気温が、ランキング一位とは言い切れません。
また温度測定する周囲の環境も同一ではないでしょうし…

発表する単位を0.1℃として誤差含めてそれを確実にするには、誤差を0.05℃未満にする必要があります。今使われている温度計の4倍の精度なので、価格はかなり上がるかもしれませんね。でも、そうすれば誤差の入り込む余地はなくなります。

一方で、非公式の最高気温という記録があって
1923(大正12)年8月6日、徳島県鳴門市で42.5℃という気温が記録されています。
今から90年も昔、地球温暖化もいわれて無く都市化も進んでない時代のことです。
非公式とはいえ途方もない記録といえましょう。
いつかこの気温さえ超えてしまう日が来るのでしょうか?

32回目の外来受診

2013年08月24日 | 手術後の外来診察
昨日は定期診察、32回を数えました。
久しぶりに朝食抜きの診察でしたが、腹減ってしょうがなかったです。
この頃とても空腹感を感じるようになり、三食前にはほぼ必ず腹減ってます(^O^)

さて、朝食抜きの時ヴォーリズ記念病院では検査フルコースです。
といっても検査は3種類ですが・・・・採血、レントゲン、心電図。
まず各種検査を受けてその後診察。
採血の結果は次回にわかりますが、心電図は紙、レントゲン写真はパソコン画面に表示されています。
血圧は左腕で測定、値は112-68でかなり良好、前回と似た数値です。
高血圧診断基準が150→130に下がってから高血圧患者数がかなり増えたそうですが、この値ならその基準でも余裕ありますので、このまま推移して欲しいものです。

レントゲンはOK、心電図に所見はありましたが、心配の必要はない程度のものだそうです。
たくさん波形がある中でV2T波の高さが大きめのようでした。
今までよく指摘されたRSRパターンなのかどうか、少し調べてみましたがよくわかりませんでした。

レントゲン写真には心胸郭比が出ていましたが38%で、ずいぶん小さな心臓です。
ちなみに心胸郭比の正常値は35-50%とされていますから、最小に近い心臓です。こんな心臓で血液が十分回るのかと心配になりますが、個人差は大きいそうです。
術前のもっとも大きな時で心胸郭比は43%でした。43%は数値的には正常な値なので、問題視されたことはありませんでした。
なお心臓弁膜症で心胸郭比の大きくなった心臓は、心拡大といいます。心肥大ではありません。
心肥大は特に心室の筋肉が厚くなった状態を指します。

来月早々には1年ぶりに滋賀医大で浅井先生の診断を受ける予定ですが、お会いできれば2年半ぶりです。
過去2回連続緊急手術が入り、他の先生に診ていただきました。

真夏の小旅行

2013年08月15日 | 旅行
半年ぶりに一泊で近場に出かけました。
行き先は、上野城(三重県伊賀市)、青山高原道路、名張、赤目四十八滝
11-12日の日程でしたが、暑さがぶり返して汗だくの行程となりました。
まず、上野城

上野城の高石垣、30メートル以上あるそうです。

高石垣のすぐそばに佇む横光利一青春碑
横光利一の作品では学生の時に旅愁を読みました。
しかし、ここまで歩くと汗びっしょりです。

伊賀流忍者博物館見学後の忍者ショーの一こま


忍者ショー見学の後昼食をいただき、国道163号から青山高原道路を目指します。
青山高原道路には六カ所駐車場がありますが、国道165号側から数えて最初の駐車場を三角点駐車場といいます。この駐車場の横に屋根の立派なカフェがあるのですが、ただいま改装工事中みたいでした。工事の看板を何枚か見ましたが、詳細はわからず。建物は足場に囲まれてました。
ここから三角点まで約100m、緩やかな坂を登ります。
その三角点

三角点から見える風車群
数えてみると20基以上あり眺めは壮観です。どれも勢いよく回っていましたよ。
かなりの発電量になるのでしょうね。
青山高原ウィンドファームというそうです。

その後ホテルで一泊、3月にホテル名が変わっており、カーナビではヒットしませんでした。

翌日は、まず名張の旧市街地を散策としゃれ込みましたが、あまりの暑さに早々に引き返しました。
続いて赤目四十八滝に行きました。
滝に行くにはまず、日本サンショウウオセンターを通らなければなりません。
これがオオサンショウウオ

メキシコサンショウウオ(別名ウーパールーパー)

霊蛇滝

不動滝

千手滝

布曳滝
この布曳滝で、引き返しました。
千手滝手前の八畳岩

八畳岩以外にも巨石がゴロゴロしています。

この滝や転がっている巨石の由来を想像すると、経験したことのない大雨をさらに大幅に超えるほどの雨が過去に何度も降って、山を崩し巨石をここまで運んだのでしょうね。

後は特に予定もなかったので帰宅しましたが、カーナビで高速道路を使うと使わないで比べてみると所要時間は余り変わらなかったので、一般道を走りました。
帰宅後に地図でルートをチェックしてみると、カーナビならではのルート指示に感心、地図帳首っ引きで走っていた頃は、まず選びそうにない道ばかり選んでくれていました。

緑内障は自覚症状がない

2013年08月10日 | 雑記帳(その他)
又々ためしてガッテンより・・・・

この番組、45分の番組なのですが、緑内障という言葉が出たのが番組開始後10分以上経ってから・・・・
そこまで引っ張るかとも思いましたが、私は早々に緑内障だろうと見当が付きました。そして当たりました(^O^)
しかし知らなかったことも大変多く、あらためて勉強になりました。

番組開始早々、取材班が街行く人に声をかけて目の検査に誘っていました。そして76人が検査に応じ、うち2人が緑内障の初期段階と診断されました。しかし、2人とも自覚症状は全くなかったそうです。
緑内障の原因は主には、眼圧が上がることと言われています。
眼圧が上がると、眼球内部が圧迫されます。その圧迫に弱いのが実は盲点なのです。
網膜に張り巡らされている視神経は盲点に集まって、そして視神経の束(120万本もあります)が脳とつながっています。

盲点に集まった神経が外に出て行く構造上、盲点は凹んでいます。その部分が高い眼圧にされされると視神経が傷み、信号が通らなくなるので傷んだ視神経の部分の視野が失われます。
というのが緑内障です。もっとも日本人には正常眼圧緑内障が多いですが・・・・
失われる視野にはほぼ一定のパターンがあり、視力の良い黄斑部は最後の最後まで緑内障に冒されないそうです。これは幸いなことですね。
その黄斑の上下に当たる部分から緑内障が進んでいくことが多いようです。
そして本来なら光を感じないため真っ黒に感じ・・・るのであれば、緑内障に罹れば誰だってすぐ気がつきます。

それが気がつかないんです。だから、物に当たったり自転車を除け損ねたりします。

どうして気がつかないのか、大変興味があったところなんですが、それは感知できない視野の部分を脳が補正する、見えていない部分は多分こうなっているだろうと想像した像を脳で合成し、あたかも見えているように患者に錯覚させてしまうのが、自覚できない原因らしいです。
脳が合成する像は、風景など静止画を元にして、多分こうなっているだろうと先回りして像を作ってしまう。それとしっかり見える黄斑部は最後まで健全なので、周辺視野の像が少しおかしくてもなかなか認知しにくいだろうと思います。

像を脳内で合成、あるいは補間するというのは緑内障に限ったことではありません。
目で見て脳で認識している画像のデータ量は、視細胞から発せられる信号より圧倒的に多いそうです。視細胞から視神経を通って視覚中枢に至るまで二度データ補間を行い、最初の信号の約30倍にまで増やす仕組みになっているそうです。
データ補間がなければ風景がギザギザに見えるのかもしれませんね。

もう一つ面白いのは目は脳から分化すると言うことです。
受精卵が分裂を起こして各器官に分化していきますが、脳の発生初期において脳の一部が膨らんでそこが延びていきます。そして延びた先が目になる、目は言わば脳の支店とも言えるそうです。

孫はなぜかわいい?

2013年08月07日 | 雑記帳(その他)
孫娘がまもなく1歳と2ヶ月になります。娘がまめに写真を送ってくれたり、デジタルフォトフレームをプレゼントしてくれたり、パソコンにも携帯にももちろん写真立てにも孫の写真満載です。
先々週末には遊びに行き、一杯遊んでもらいました・・・
1歳過ぎるとだんだん好き嫌いがでてきて、気に入らないことがあるとプイと横向くんですが、それさえも可愛い。
とにかくかわいくて・・・・子供が生まれたときも、ハイハイを始めたときも、歩き始めたときも何かにつけてかわいかったですが、孫のかわいさは子供のときとは何かが違うような気がします。

よく言われるのは、孫は育てる責任が無い、ただかわいがっていればいいからかわいい。
そうかなとも思いましたが、しかし、果たしてそれだけなのでしょうか?

それも当然あると思いますが、小さきものに対する愛おしさが変わってきているのではないかと、思います。
子供が生まれたときは自分もまだ若くて、まだまだ未熟でした。
長女が生まれたとき、私は27歳、二女が生まれたときは31歳でした。
同い年の妻も私も、元気がみなぎっていました。
がんばってこの子をちゃんと育てるんだーーーー

それから34年が経ちまして今61歳。未熟の程度は少しマシになったかもしれませんが、体力はさすがに昔と比べるのは酷というもの。
どんどん成長していく孫が眩しく見えます。
年の差が大きいほど、可愛く感じるものなのかもしれません。

うんと長生きして、曾孫を見ることができたら、もう少し答えに近づけるかもしれませんね。

結局バッテリー取り替えしました

2013年08月02日 | 日記
先々週末に自動車バッテリーを充電したのですが、新車購入から4年が過ぎ、5年目になってもまだ新車購入時のバッテリーを使用していました。もうそろそろ寿命です。
この頃のバッテリーは突然死しますので・・・・
逆に言うと、昔のバッテリーは突然死はしませんでした。だんだんエンジンのかかりが悪くなってきて、そろそろバッテリー交換時期かなと・・・・ドライバーに知らせてくれたんですよ。
それがバッテリーの性能が改善され、エンジンの始動性能もとても良くなったので、バッテリーの寿命が読みにくくなりました。

この頃のバッテリーにはいろいろ選択肢があります。
コスト優先のスタンダード型
始動性能を向上させたハイクラス型
アイドリングストップ車対応型
充電制御車対応型
オールマイティの高級品

うちの車はアイドリングストップ機能はありませんが、充電制御車ではあります。もっとも最近の車は多分ほとんどが充電制御車です。
充電制御車とは何か・・・・バッテリーメーカーサイトから引用

充電制御車と燃費改善のしくみ

充電制御車とはカーメーカーが燃費改善のために開発・導入を進めている車両のことで、オルタネータの発電を制御することにより燃費改善を図ります。非充電制御車は、エンジン始動後、電気の大半をオルタネータからまかなっています。充電制御車は、車両電圧がある一定基準の電圧以上にあれば充電制御モードになり、オルタネータを止めバッテリーから電気供給を行ないます。また、車両電圧が基準より低い時や車両の減速時にはオルタネータより発電し、バッテリーへ充電します。このように、発電時間を短くすることで、オルタネータを動かすために費やすガソリン量を削減しています。このため短い時間で充電が出来る充電受入性の高いバッテリーが必要となっています。バッテリー電圧が14.4Vまで上がると充電を止め、12.2Vまで下がると充電を開始する。
(カーメーカーにより充電制御の方法は異なる)
(引用終わり)

今まではコスト最優先でホームセンターで売っているスタンダード型しか買ったことがありませんでしたが、今回初めて充電制御車対応型のバッテリーにしてみました。
燃費改善の効果を体感するのは大変難しいですが(何せ2%ですから)、ガソリン代が2%節約できるとして計算してみると、年間1万キロ走り、バッテリー寿命を長く見て5年で見積もるとバッテリー価格が半額になります。
実際には年間5千キロも走らないので、バッテリー価格の1/4しかメリットはないですが。
でも、年末で退職するので来年以降は走行距離が伸びる可能性は大きいですね(^O^)

ところで、店のスタッフがバッテリーを点検して
(電圧が)下がってますね
と報告いただいたのですが、バッテリーチェッカーを使用して電圧ががくんと下がったのかもしれません。詳しくは聞きませんでしたけど。