2014年9月以来、10年ぶりに眼鏡を新調しました。
退職して数年間は、複視がかなり改善していて、もしかしたら一生このままで行けるかもと思っていました。
それが・・・・
2022年の秋頃から再び悪化してきて、なんかもう回復が見込めないのではないか、免許更新ができないのではと悲観的になっていました。
そんな中、何気なく「複視 眼鏡」で初めて検索してみたところ
プリズムレンズというもので矯正できる可能性がある
という記事がヒットしました。
複視だけではたどり着けなかった記事です。
複視矯正用の眼鏡だと、眼科の処方箋が要るのではないかと考え、少し前に眼科を受診したわけです。
それが、なんともあてにならない眼科で2度と行きません・・・・
という顛末だったのでその翌日、行きつけの眼鏡店に聞いてみました。そうしたら複視はプリズムレンズで対応可能だし、こちらで処方もできるので来店してください、となりました。
早速ネットから来店予約し、日時に合わせて出かけました。フレームは妻が選んでくれることになり2人で出かけました。
今回は検眼にかなりの時間をかけ、処方完成。
近視が進んでいる
両眼とも裸眼で0.1未満とのことで、これを免許更新ができる0.7まで矯正
随分悪くなりましたね。
乱視はどう変わったのかわかりません。
ただ、しばらく前まではきれいに見えていた満月が、ぼやけるというか、何重にも見えるので合わなくなっていたのは確かです。
老眼の程度は、PC作業や新聞を読むときは裸眼で問題ないので、レンズの下部には度を入れない、上部は凹レンズ、つまり累進焦点レンズになります。
ここまでは過去の眼鏡でも処方されています。
そして新たな処方が、複視対応としてのプリズムレンズ。両眼に内向きの斜位が見られるので、光軸をそれに合わせるプリズムレンズとする。
プリズムレンズだけは検眼枠をつけたまま、店の外に出て見え具合を確認しました。複視は軽減されていますが、違和感があります。
足元から少し先まで下り坂に感じる
床との距離感がつかみにくい
等
いろいろなレンズの処方が合わさっているので、主原因が何かはわかりません。過去にも検眼時に違和感があったことは多々ありますが、眼鏡にするとレンズが1つなので違和感は軽減され、そのうち慣れるというのが、今までのパターンです。
なお、特にプリズム処方は違和感が強く出るので合わせすぎない方が良いらしく、半分程度の処方になりました。
因みにプリズム度数はP1.5
これは1m先で光が1.5センチずれることを表します。
つまりtangentX=1.5/100=0.015
角度は
X=arctangent(0.015)
で求められますから表計算ソフトで計算すると
X=0.015(ラジアン)
これを角度(°)に変換すると
θ=0.015×180/π
θ=0.86
1度弱です。1度というとアナログ電波時計で10秒ごとに分針が動く角度です。
つまりプリズムレンズを通ると、光が0.86(°)屈折することになります。
私の眼球は安静にしていると、この2倍くらい内側に寄っていることになります。このくらいだと斜位とはわからないですね。
というわけで最終的に、近視+乱視+累進焦点+プリズムという、いささか特殊なレンズになりました。
そのせいか納期は長め、できあがるまで10日ほどかかりました。
できあがった眼鏡は、やはり違和感はありますが、検眼枠装着時と比べると半分程度。このくらいなら少し経てば慣れると思います。
2日後に車を運転したところ、複視は解消され快適でした。運転中は足元を見ることもないので違和感はありませんでした。
退職して数年間は、複視がかなり改善していて、もしかしたら一生このままで行けるかもと思っていました。
それが・・・・
2022年の秋頃から再び悪化してきて、なんかもう回復が見込めないのではないか、免許更新ができないのではと悲観的になっていました。
そんな中、何気なく「複視 眼鏡」で初めて検索してみたところ
プリズムレンズというもので矯正できる可能性がある
という記事がヒットしました。
複視だけではたどり着けなかった記事です。
複視矯正用の眼鏡だと、眼科の処方箋が要るのではないかと考え、少し前に眼科を受診したわけです。
それが、なんともあてにならない眼科で2度と行きません・・・・
という顛末だったのでその翌日、行きつけの眼鏡店に聞いてみました。そうしたら複視はプリズムレンズで対応可能だし、こちらで処方もできるので来店してください、となりました。
早速ネットから来店予約し、日時に合わせて出かけました。フレームは妻が選んでくれることになり2人で出かけました。
今回は検眼にかなりの時間をかけ、処方完成。
近視が進んでいる
両眼とも裸眼で0.1未満とのことで、これを免許更新ができる0.7まで矯正
随分悪くなりましたね。
乱視はどう変わったのかわかりません。
ただ、しばらく前まではきれいに見えていた満月が、ぼやけるというか、何重にも見えるので合わなくなっていたのは確かです。
老眼の程度は、PC作業や新聞を読むときは裸眼で問題ないので、レンズの下部には度を入れない、上部は凹レンズ、つまり累進焦点レンズになります。
ここまでは過去の眼鏡でも処方されています。
そして新たな処方が、複視対応としてのプリズムレンズ。両眼に内向きの斜位が見られるので、光軸をそれに合わせるプリズムレンズとする。
プリズムレンズだけは検眼枠をつけたまま、店の外に出て見え具合を確認しました。複視は軽減されていますが、違和感があります。
足元から少し先まで下り坂に感じる
床との距離感がつかみにくい
等
いろいろなレンズの処方が合わさっているので、主原因が何かはわかりません。過去にも検眼時に違和感があったことは多々ありますが、眼鏡にするとレンズが1つなので違和感は軽減され、そのうち慣れるというのが、今までのパターンです。
なお、特にプリズム処方は違和感が強く出るので合わせすぎない方が良いらしく、半分程度の処方になりました。
因みにプリズム度数はP1.5
これは1m先で光が1.5センチずれることを表します。
つまりtangentX=1.5/100=0.015
角度は
X=arctangent(0.015)
で求められますから表計算ソフトで計算すると
X=0.015(ラジアン)
これを角度(°)に変換すると
θ=0.015×180/π
θ=0.86
1度弱です。1度というとアナログ電波時計で10秒ごとに分針が動く角度です。
つまりプリズムレンズを通ると、光が0.86(°)屈折することになります。
私の眼球は安静にしていると、この2倍くらい内側に寄っていることになります。このくらいだと斜位とはわからないですね。
というわけで最終的に、近視+乱視+累進焦点+プリズムという、いささか特殊なレンズになりました。
そのせいか納期は長め、できあがるまで10日ほどかかりました。
できあがった眼鏡は、やはり違和感はありますが、検眼枠装着時と比べると半分程度。このくらいなら少し経てば慣れると思います。
2日後に車を運転したところ、複視は解消され快適でした。運転中は足元を見ることもないので違和感はありませんでした。