還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

退職して1年経過しました

2014年12月30日 | 日記
去年の12月25日をもって退職し、1年が経ちました。籍は12月31日まであったので厳密に言えばまだですが・・・・
半年早く辞めた友人から、1年が経って退職した実感がわいてきたとメールが来ましたが、私は早々に実感しています(^O^)
実は退職後翌日か翌々日に虫歯の被せが外れて、地元の歯科医にかかりました。外れた被せを持って行き、もう一度被せてもらいました。被せが壊れたり虫歯が進行していなければ、再利用は問題ありません。それから1年経ちましたが問題はなく、どの歯を治したのかも忘れてしまいました^^;;;

もう10年以上前からですが、被せが取れないように気をつけていることがいくつかあります。
ガムを噛まない
キャラメルなどの飴を避ける
などです。
以前は歯磨きをしっかりしていなかったので虫歯の進行で被せがよく外れましたが、しっかり歯磨きするようになってから、虫歯はほとんど進行しなくなりました。
今は痛い歯はないし、被せが取れないように気をつけておけば、1年を通して歯科にかからない記録ができそうです。今まで大半の年は歯科にかかっていたので、これは私にとってはすばらしいことです(^O^)

以前勤めていた会社の健保には健康優良者表彰というのがあって、年度を通して一度も医者にかからなければ、健康優良者として表彰されるという制度でした。私は42年間の会社生活の中で2回表彰を受けました。表彰の邪魔はだいたい虫歯でした(-_-メ)

話が変わりますが先日のEテレの番組「日曜美術館」において、いろいろな美術作品や芸術家が紹介されましたが、その中でこれは是非行かなければと思ったのが
大分の子鹿田(おんた)焼の里です。
以前何か他の番組でも紹介されたように思いますが、忘れてはいけないのでメモしました。
九州では宮崎にはまだ行ったことが無いので、宮崎とこの焼き物の里をメインに旅行日程を考えたいと思います。

コーヒーの病気予防効果

2014年12月26日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
会社の健保が全組合員に配布する、「すこやかファミリー」という月刊の情報誌があります。この最新号に、「コーヒー&お茶の病気予防効果」が特集されていました。

かいつまんで紹介しますと
コーヒーの健康効果が期待できる病気として
糖尿病、動脈硬化(循環器疾患、脳卒中)、各種がんが紹介されています。
糖尿病は1日1~2杯飲むと、全く飲まない人に比べてリスクが男性で84%、女性で81%に下がる
循環器疾患は1日1杯でリスクが84%、脳卒中は80%に下がる
(ただし循環器疾患では1日2杯飲むと逆に89%に上がってしまう)
がんについては、肝臓がんは1日1~2杯飲むと52%に下がる
子宮体がんは1日1~2杯飲むと61%に下がる
ただし、喉頭がんや食道がんはリスクが上がる結果となっていますが、これは熱すぎるコーヒーを飲むことに寄る弊害ではないかと書かれています。

コーヒーの成分の内
アディポネクチンには、インシュリンの働きを活性化させる、細胞への糖の取り込みを促進させる効果がある
ニコチン酸類には、血液をサラサラにして高コレステロール血症を防ぐ作用がある
クロロゲン酸とNMP(N-メチルピリジニウムイオン)にはがんの原因となる活性酸素を消去し、残った活性酸素による細胞の炎症をカフェインが防ぐと考えられている
と書かれています。

ところが・・・・・・カフェインによる悪影響を受ける恐れがある人として
妊娠・授乳中の女性
骨粗鬆症の人
心臓病の人
うつ病(抗うつ薬のフルボキサミンをのんでいる人)
が挙げられていて、対象になる人はカフェインが含まれていないデカフェタイプのインスタントコーヒーを利用するのもよいでしょう。
と書かれています。

コーヒーは動脈硬化に起因する高血圧や心筋梗塞などの循環器疾患には予防効果があるが、心臓病患者には勧められないという一見矛盾した文言が・・・
調べてみると、ニュースダイジェストというサイトの「カフェインと健康」というページに
カフェインは心臓の収縮や脈拍数を増やし、心臓から送り出す血液の量を増やします。コーヒーの飲み過ぎにより、心臓の期外収縮(正常なリズム以外の心収縮)などの不整脈がみられることもあります。脈が速くなりやすい人や、頻拍性の不整脈がある人は、カフェインの摂り過ぎは要注意です。
と書かれていました。心臓病の種類によっては要注意なのですね。

お茶の効果についても触れておくと、カテキン、カフェイン、テアニンにより、女性の胃がん、男性の前立腺がんのリスクが下がるという記事がありました。

御堂筋イルミネーション

2014年12月19日 | 近郊・日帰り
12月初めに始まった、大阪・御堂筋イルミネーションを見に行きました。
17日午後に家を出て、大阪地下鉄御堂筋線中津駅近くに予約したホテルに、4時頃チェックインしました。ホテル1Fレストランのディナータイムが5時からなので、それに合わせて部屋を出て先に夕食。食後中津駅から乗り淀屋橋駅で降りて地上に出たのが6:05。色鮮やかに点灯しています。






歩道には所々、モニュメントが置かれていました。






イルミネーションは難波までありましたが、心斎橋まで歩いて引き返しました。寒いし、風強いし・・・・
この日は低気圧が発達したせいで、強風が吹き荒れ気温も下がり、条件最悪。コートのフードを被っていても、風で何度もめくれてしまった(>_<)
御堂筋をこれだけ歩いたのは初めてです。歩いていて道路の西側に北御堂と南御堂があるのを知りましたが、それが御堂筋の名前の由来なのですね。正式には
北御堂は本願寺津村別院
南御堂は真宗大谷派難波別院
です。

ホテルには8時過ぎに戻りました。かなり前、神戸のルミナリエを見に行ったときは夜遅くに帰宅しましたが、今回は泊まりです。すごくゆっくり過ごせました。ツインの部屋で20平米でしたが、十分な広さでした。
翌朝のチェックアウトは12時までなので、朝食もゆっくりできました。チェックアウト後は、阪急うめだ本店で買い物をして夕方帰宅しました。

HDDの速度測定

2014年12月13日 | パソコン・モバイル・オーディオ
HDDのデータ転送速度の実力を知りたいと思い、彷徨いてみるとディスクメディアのベンチマークソフト「CrystalDiskMark 3.0」が見つかりました。
早速ダウンロード(フリーソフトです)、インストールし実行してみました。結果は以下の通りです。

まずは内蔵のCドライブから

これがもっとも良い成績ですが、こんなものなのかという感じです。

次に外部接続のFドライブ(USB3.0による接続)

Cドライブに比べると
シーケンシャルリードはやや遅く、ライトは速い
ランダムリードはかなり遅く、ライトはやや速い
4kB単位ではリードもライトも驚くほど遅い

最後にUSB2.0による接続

USB3.0接続と比べると
シーケンシャルリード、ライトはものすごく遅い
ランダムリード、ライトはかなり遅い
4kB単位ではリードもライトももともと遅いせいか、ほとんど変わらない

という結果になりました。下記の青字はこのテストの概要です。
Seq Sequential(シーケンシャル)、連続したデータの読み書き速度を測定
512K 512KBytes単位のデータのランダムな読み書き速度を測定
4K 4KBytes単位のデータのランダムな読み書き速度を測定
4K QD32 NCQを使った場合の4KBytes単位のデータのランダムな読み書き速度を測定
NCQ(Native Command Queuing)とは、ディスクを高速化するための技術のひとつです。

この記事より転載しました。

実用上はUSB2.0と3.0の違いはそれほど感じません。USB3.0のポートはPCの右側面にあり、マウスを動かすのに当たって邪魔になるため、左側のUSB2.0に接続替えして使っています。私のようなライトユーザーではUSB2.0で十分なようです。

現在の外付けHDDは使用開始して4年目ですが、RAID1仕様なのでまだ数年は故障の心配をせずに使用できます。RAIDにしておけばバックアップをしなくてもデータが消える心配はきわめて低いです。そして数年後にはLAN接続のHDD(NAS)にして、HDDを目の前から追い出そうかと思っています。

現在のHDDをRAID仕様にしたのは、2011年夏まで使っていた外部HDDが物理的故障によりアクセス不能になり、レスキュー会社にデータ取り出しを依頼し、費用が数十万円かかったためです。見積額にびっくりしましたが、安かろう悪かろうでも困るので依頼しました。さすがにファイルは100%復旧しました。また何十万円も払いたくないので、HDDの信頼性には敏感になっています。

4年前までは、大事なファイルはMOにバックアップしていました。MOは耐久性が最も優れている(50-100年)と言われ私も乗ったわけですが、大きくは普及しないまま終焉を迎えました。
今はRAID仕様にしたことで、バックアップはしていません。現状ならDVDなどの光ディスクかUSBメモリにバックアップするのが、場所も取らないので最も良いでしょう。ただしUSBメモリは比較的短寿命なので、数年ごとに新しいメディアを用意するのがベターかと思います。

最近の詐欺メール

2014年12月08日 | 日記
10~11月の2ヶ月間、架空請求詐欺メールは音なしの構えでしたが、今月に入ったとたん全く同じ内容で4日までに5通届きました。
こんな内容です↓
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弊社は調査業務、情報管理及び和解手続き代行等を主とした調査機関でございます。
 本日ご連絡致しましたのは、現在貴方がご契約されているインターネット有料コンテンツ提供サービス会社からの通告を放置し、利用料金を長期延滞している事に対し、起訴準備期間に入った事を報告致します。
 本通知メール到着より、翌営業日(営業時間内)までにご連絡を頂けない場合には、ご利用規約に伴い
 ①ご名義人調査開始
 ②各信用情報機関に対して個人情報の登録
③法的書類を準備作成の上、法的手続きの開始
 以上の手続きに入らせて頂きますので予めご了承下さい。
尚、法的手続きが開始されますと、管轄裁判所からの呼出状が発行され、執行官立ち会いのもと、給料、財産や不動産、有価証券等の差押さえを含めた強制執行となりますので、ご注意下さい。
最近、個人情報を悪用する業者の手口も見受けられますので、万が一身に覚えのない場合でも、早急にご連絡下さい。
 ※メールでの返答には対応しておりませんのでご了承下さい。
 【お問い合わせ先】
株式会社朝日データサービス
 担当:岸田・北原
お問い合わせ番号:03-4216-8707
受付時間:10:00~19:00

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電話番号が携帯でなく固定電話というところが、なかなか・・・敵もさる者って感じです。

先週テレビでやっていた詐欺商法は、すごく手が込んでいました。詐欺を働く不動産会社なんですが、実際に「会社」を設立します。見抜くのがまず不可能なほど精巧なパンフレットを作成し、「営業マン」が個人宅を訪問するんです。不要な土地があれば売りませんかと、持ちかけます。
訪問された方に売りたい土地があれば物件をHPに掲載したり、現地に「売り物件」と書いた看板を立てたり、一見ちゃんとした商売を装います。HPもパンフレットも普通の会社が受注して制作するので、それを見ただけで詐欺と見破るのはほとんど不可能です。事務所を開き「社員」を雇っているので、ペーパーカンパニーではないわけです。

そして先に手数料という名目で30~40万円を受け取るんです。物件は相場を無視した高い価格で「売り出す」ので売れるわけはありません。こうして巨額の詐欺を働いて摘発されました。手数料の30~40万円という金額がミソで、なかなか警察に訴えにくい、つい泣き寝入りしてしまいがちになる、そういう金額なんです。

私の不動産売買の経験は、売りが1回、買いが2回です。その経験より、手数料を先に要求されることはおかしいです。
仲介でも業者との売買でも手数料は売買契約価格の3%+6万円が上限なので、物件毎に手数料は大幅に変わります。そしてそれは成功報酬というか、売りに出していても買う人が出て、売買契約が成立して初めて手数料を払う義務が生じるもので、売りに出す段階で手数料支払い義務はありません。広告を出すのも、HPに載せるのも契約成立までは業者持ちです。

現在実家を売りに出していますが、媒介契約書には手数料は「成功報酬」とはっきり書いてあります。

加齢黄斑変性症予防に緑黄色野菜

2014年12月02日 | 雑記帳(その他)
加齢黄斑変性症という目の病気が、すごい勢いで増えているそうです。あまり聞き慣れない病名ではありますが、予備軍が1200万人に上るそうで、数字的には日本人の10人に1人の割合になります。この病気は加齢により発症、進行する病気なので、高齢者に限ればもっと多い割合となり、私も他人事ではありません。
加齢黄斑変性症を発症すると、ものが歪んで見える、見たいところの視野が欠損する、という症状が出て、進行も早いそうです。最終的には失明にも至る恐ろしい病気です。

角膜から入った光は網膜で像を結びますが、その網膜の中心部を黄斑と言い(直径約6ミリ)、視細胞が集中して存在しています。さらにこの黄斑の中心には直径1ミリの中心窩があり少しくぼんでいます。視力はこの中心窩の視力を言います。視細胞には明るいところで働く錐体と、暗いところで働く桿体という2種類があります。色を見分けるのは錐体で、桿体は明るさを認識するだけです。黄斑に視細胞が集中していると書きましたが、実は黄斑(特に中心窩)は錐体が多く存在し、周囲に行くほどまばらになります。桿体はその逆です。中心窩には錐体しか存在しません。そして錐体は暗い光には反応しないため、夜空で星を見るとき、1等星のような明るい星は視線上でしっかり見ることができますが、2等星以下になると視線を合わせると却って見難くなり、少し視線をずらした方が見えやすいです。

さて、黄斑変性症になると、本来少しくぼんでいる黄斑が膨らんできます。膨らむ原因は以下の通りです。
加齢により眼底にはドルーゼンという、視細胞が剥がれ落ちたカスのようなものが溜まります。ドルーゼンは異物なので、免疫がそれを排除しようとして炎症が起こります。炎症が起こると栄養を送り込もうとして新生血管ができ、そのせいで膨らみます。膨らみが原因で像が歪んで見えるようになります。また新生血管はもろいため破れて出血を起こすことがあり、この出血が原因でものが見えなくなります。このドルーゼンが溜まっている人が、1200万人いるという推計です。

一度溜まってしまったドルーゼンを取り除くことはできませんが、今以上に増やさない方法はあります。それは緑黄色野菜をしっかり食べること・・・・です。
緑黄色野菜には、カロテノイドという黄色い色素が豊富に含まれています。このカロテノイドは黄斑に届き、黄斑が黄色を帯びます。・・「黄」斑と呼ばれる所以です。
黄色いカロテノイドは青い光をカットしてくれます。青い光をたくさん浴びると活性酸素が生成され、視細胞がダメージを受けドルーゼンが増えいつか失明に至る・・・・ところが青い光から守ることができれば、ドルーゼンができることもなくなり、黄斑変性症を防げます。

600種類もあるカロテノイドの中で、ルテインが特に青い光を吸収する能力に優れているそうで、ほうれん草や小松菜、チンゲンサイ、ブロッコリーなどに多く含まれています。水には溶けにくいので油と一緒にとるのが良いそうです。
卵黄の黄色もバターが黄色いのも、カロテノイドの色なのだそうです。

ところでカロテノイドは今までよく知らなかったのですが、ビタミンAはβカロチンが体内で分解してできると昔読んだことがあり、合わせて調べると今はカロテンと言うのが標準なのですね。カロテノイドも昔はカロチノイドと言っていたようです。
カロテンのスペリングはcaroteneと書きますが、これはキャロティーンと言うのが本来で、訛らせてカロティン→カロチンと言うことで、別に変える必要はなかったのではないかと思います。