還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

大阪発ブルトレが激減

2012年03月31日 | 雑記帳(その他)
3月のダイヤ改正で大阪から各地に向かう夜行寝台列車がほとんど無くなりました。
あまり詳しくはないのですが、ここ数年で
急行「銀河」(東京行き)2008年3月廃止
特急「日本海」(青森行き)2012年3月定期運行廃止
急行「きたぐに」(新潟行き)2012年3月定期運行廃止

となりました。銀河は完全廃止になってますね。
大阪発札幌行きのトワイライトエクスプレスは毎日運行ではないので、もともと臨時扱いとなっているそうです。

銀河は東京DLに行くのに2回利用しました。
日本海は3年ほど前、青森まで乗りました。
きたぐには入社し職場に配属されてまもなくの慰安旅行で、確か糸魚川まで乗りました。
当時は青森行きだったのですね。

まだ乗っていないトワイライトエクスプレスには、なんとか乗っておきたいと思います。
これだけは乗るのが目的…今までのは手段でした。
今のところ廃止の話はありませんが、北海道新幹線が開通したらどうなるか…
また、在来線で青函トンネルを通りたいとも思ってますので一度に実現させようかなぁ~

19回目の外来受診

2012年03月25日 | 手術後の外来診察
3月24日はヴォーリズ記念病院で術後19回目の外来診察でした。

血圧は106-62、特に低すぎることはないそうです。
前回が106-64だったのでほとんど同じ数値でした。
たまに130ぐらいに上がったりしますが、概ね110前後といったところです。
前回聞き忘れたさらに前回のレントゲンと心電図の結果は、モニターに出していただきました。問題はないとのこと、聴診の結果も異常なし。

前々回の血液検査の結果表もいただきました。
血糖値が最低ラインを割り込んでいました。低血糖?
BNPは正常値から少しはみ出たまま。

BNPの血液検査における基準値は18.4以下です。
そして18.5~39で軽度の心疾患の疑いがあるとされていて
40~99で心疾患の疑いがあり精密検査が必要。
さらに100以上では心不全の疑いがあり、治療が必要なのだそうです。

去年の4月には12まで下がっていたんですが、6月頃に上がってからは下がらないまま、20台後半~30台後半を行ったり来たりしています。
39までは問題視されないようですが、次回の診察時にはきちんと相談してみようと思います。

投薬はタケプロンをジェネリックのラソプラゾールに薬局にて変更。今まで2錠でしたが、1錠に減りました。薬代が助かります。

弁膜症の推定患者数

2012年03月24日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
先日というか……かなり前に見た健康情報番組によると、日本国内で心臓弁膜症の推定患者数は200万人だそうです。
手術を受けているのはそのうち約1万人/年。。

1億2000万分の200万ですから、大体60人に1人が心臓弁に問題を抱えているわけですね。
60人当たり1人というと案外多い数だと思いませんか?

しかし、手術が必要になる患者は200万分の1万で、患者数を母数にすると毎年200人に1人の割合になります。

で、寿命を85年とすると手術人口は85万人。
単純計算では85年で日本人が入れ替わることとなるのですが、そのスパンで考えると手術が必要になるのは1億2000万分の85万となり、これは
140人に1人が弁膜症手術を受ける計算になります。

心臓疾患で手術の最も多いのは心筋梗塞です。
心臓手術件数全体では年間4万件ぐらいだそうで、これから計算すると40人に1人が心臓の手術を受けるハメになるという…
40人に1人というと多い感じがしますよね。だいたい学校のクラス当たりで1人という勘定ですね。

僧帽弁閉鎖不全症は近年増加しているそうですが、原因のひとつとして高齢化が言われています。実際手術件数のうち、60歳未満の患者の割合は10%にも満たないので高齢化が原因というのはその通りなのでしょうけど、大概の病気は高齢化が原因になり得ますから、原因は高齢化だというのは、人は必ず死ぬと言っているのとあまり変わりはありません。

既に退職した人の中で親しかった会社のバドミントン仲間の1人は、心筋梗塞でバイパス手術を受けたと風の便りに聞きました。
四歳年上の元上司は仕事中に席で脳出血で倒れ救急車で運ばれましたし、一歳年下のある人は胃ガンで手術。
交通事故で頭蓋骨骨折して大手術を受けた人もいたし、私の周囲には大手術経験者が多いような気がします。

心筋梗塞や脳血管の疾患は生活習慣でかなりリスクは減らせます。
残りの人生、病院に入り浸りにならないよう気をつけよう。

初年金♪

2012年03月20日 | 日記
初めて年金が振り込まれました。
それと、高年齢雇用継続給付金も。
1月分の年金と1~2月分の雇用継続給付金の合計で2万7千円ほど。
年金も雇用継続給付金も知れば知るほど複雑な仕組みになっています。
年金は一応定額なのですが、雇用継続給付金の受給認定が下りたため、今後さらに減額されそうです。遡って減額されますので、その場合はある月の分で調整されることとなり大幅カットになるかもしれません。

雇用継続給付金の方は残業に左右され、金額は毎月異なります。ちなみに2月分はゼロでした。
でも、今まで給料や出張などの手当以外にお金が入ってくることはなかったので、なんだかうれしいです。
それはうれしいのですが、年金保険料は給料天引きで払っています。実は払う金額の方が多い…せめて同じくらいなら良いのですが・・・・

しかし、いつの間にかそんな歳になりました。
そんな歳になったのですが定年後も継続で働いていたら、自分は年いったんだと・・・そういう感覚は持ちにくいですね。仕事が何一つ変わっていないのでますます…
社内には再雇用などの高年齢者に適したストレスの少ない職場もあるのですが、そこで今まで培った経験が生かせるかというとそうとも限らないので、難しいですね。

先週半ばに会社のバドミントン部の年次総会に参加したのですが、周りはほとんど20代の若い部員ばかりで私のようなロートルは片手で数えるほど。そして今年からはOBです。

コンセントの話その2

2012年03月11日 | 雑記帳(その他)
病院用のコンセント…単に色がカラフルなだけでなんの変哲もないように見えますが、実のところ医用コンセントと言って、専用の規格に基づいて作られています。

コンセントをよく見ると真ん中に”H”というマークが表示されています。
Hが意味するところは病院(HOSPITAL)と思われ、ホスピタルグレードコンセントとも言います。
病室壁面コンセントの写真からトリミングしたものをアップしますが、”H”の表示の有無は写真からははっきりしません^^;;;

この医用コンセントは、一般のコンセントと何がどう違うのでしょうか?

あるメーカーサイトの紹介記事をまとめると
1.感電事故を防止する厳格な接地性能
2.高強度性能(一般品より格段に丈夫に作られます)
3.耐薬品性(高温多湿、医用ガスなどの環境において性能低下が起こりにくい)
となっています。

コンセントとプラグ間の電気的な接触抵抗も決まりがあり、一般用では50mΩ以下となっているのに対し、医用コンセントでは15mΩ以下となっています。一般用の1/3以下なのですね。
コンセント電極はプラグの刃を両側からバネで挟み込む構造ですが、一般品は電極そのもののバネ性に頼っているのに対し、医用コンセントでは専用のバネが使用され、ガッチリと挟み込む構造です。バネが格段に強いため、抜き差しに必要な力は一般品に比べると何倍も必要です。

しかし医用コンセントって医用以外に何か使い道があるのでしょうか?
またどこで売ってるのでしょうか?

医用コンセントは接触抵抗の小さいことが特長となることで、オーディオ用のアクセサリーとして売ってたりします。
私は長年オーディオを趣味として楽しんできたのですが、10数年前のこと毎月遊びに行っていたお店から医用コンセントを紹介されました。そのお店で1個だけ買って取り替えてみると、確かにびっくりするほど音が良くなる(生音に近くなる)経験をしました。
今はネット通販で買えますね。あるサイトでは音が良くなるオーディオアクセサリーという目的まで書いて売ってます。
ちなみに今は2個使っています。

私の趣味は音楽&オーディオで、またコンサートもほぼ毎月行っています。
でも…オーディオ趣味…は過去形になりました。新製品やら機器のセッティングやら高音質CDなどへの興味はほとんど冷めました。いろいろやってたんですけど、やって来たことに対して否定する気持ちはありません。
心臓病から蘇り興味の対象が変わってしまったように思います。

確定申告に行ってきました

2012年03月09日 | 税金・保険料・医療費等
昨年は医療費が10万円を超えました。社会人になって通算3回目です。
前の2回は入院・手術に伴うもので、後でいろいろ給付があり、差し引くと10万円以内に収まりました。
ところが昨年は1年にわたって少しずつ病院、薬局に支払ったので、保険からの給付金はありません。
それで1月半ばに領収証を病院別にまとめて概算してみたら、15万円程になっていた・・・・
10万円を超えたかもと予想はしていたものの、こんなに超えてたとは、ちょっとびっくりです。
10万円を超えると超えた分について、医療費控除の確定申告により税金が返ってきます。

そこで2月に入ったところで妻に頼んで、役所から確定申告書をもらってきてもらいました。
ところが・・・医療費控除などに特化した確定申告書というのがあって、それは様式Aなのです。しかし役所の窓口で渡されたのはBの方・・・・
妻に確認すると医療費控除したいのでと申し出て、係から渡されたのがこれ・・・?

Bの方はいささか面倒なんですよねぇ~
もっとも給料以外にいろいろと収入のある方は、Bの方で申告しないといけませんけど。。。

Aの方をもらい直すのも面倒だし、Bで書くことにしました。
今回医療費控除の申告なので以下のものを準備。
医療機関、薬局等の領収証を機関別にクリップで留めて、支払明細を計算。
書き出すのは専用の封筒に書いても良いのですが、支払明細は表計算ソフトを使用して計算と印刷。
源泉徴収票は原本が必要です。
領収証も原本が必要。
これで準備は完了です。

ところが…確定申告書だけ眺めていてもさっぱりわからないので
・・・役所の窓口に書き方の手引きがあるらしいのですが、渡されなかったみたい・・・
んで、国税庁のHPから手引きが書かれたPDFファイルを、ダウンロードしました。
ページ数が少なければ印刷するのですが、30ページ以上もあり、印刷はヤメ。

あれこれ手引きを見ていてだんだん理解が進んできたところで、下書き用のページだけ印刷し、書き始めました。
なるほどなるほど・・・・
障害者控除という欄もありました。手帳をもらえれば税金が安くなるんですね。
申請しとけば良かったかな?
説明は受けたんですけどね。弁形成の場合、一度認定されても1年半後には返上になると聞かされたので、それならいいやと申請を止めたのでした。
さて、計算通りに戻ってくるかどうか・・・

そして申請の今日・・・・休暇を取りました。
準備したものは、上に書いたものとそれ以外に、ハンコと振込先銀行の通帳。
9時過ぎに家を出て役所に着いて、所定の場所に行き番号札をもらって・・・待ち時間は10分ぐらいでした。
呼ばれて椅子に座って言われるがまま、源泉徴収票、確定申告書、領収証、支払い明細書を渡しました。領収証を1枚1枚確認されましたが、診察券再発行の領収証は控除対象外とのことでした。
もともと含んではいませんでしたが、インフルエンザ予防接種代も控除対象外だそうです。

訂正箇所に取消線を入れて訂正印を押して、還付金振込先の銀行名、口座番号の記入漏れがあったので…あらら…それを記入していただいて申告書作成完了です。
訂正印はシャチハタは良くないそうです。ハンコはシャチハタと普通のハンコの両方用意していたので事なきを得ました。

この訂正以外に間違いはなく、訂正の金額も小さかったので(50円)、還付金に変動はありませんでした。もうその場でパソコンに登録されていましたね。

所要時間は15分くらいでした。待ち時間もあまり無かったので家を出て帰るまで1時間かかったかどうか・・・・
そんなこんなで確定申告は無事終了しました。
ですが、来年は確定申告しないですむよう願いたいものです。

病室壁面のコンセント

2012年03月04日 | 雑記帳(その他)
病室のベッドの頭側の壁にはいろんなコンセントが並んでいますよね。
私がいた4人部屋のコンセントはこんな感じ。


左から緑、赤、白←白だけ2口×2、他は2口
コンセントの上にはラベルが貼ってあり
緑はUPS
赤はGC
白はAC
と表示されていました。
術後個室にいた時、コンセントの数はこれの3倍くらいありましたが、写真は撮っていません。

ところで、
ACは交流(Alternating Current)のことです。
UPSは、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)を意味します。
ふーん、なるほど・・・・
つうことは、ACと表示されたコンセントは停電したら停電するわけですが、UPSと表示されたコンセントは停電しても停電しません。
無停電電源装置に接続されているからです。
それで安全色の緑なのか・・・
とは言っても、停電があまり長引くとバッテリーが空になりますから止まっちゃいますけどね。
と、ここまでは入院中に理解してました。

しかし、GCってなんやねん? ←何でか関西弁(笑)
看護師さんとか先生とかに聞いても畑違いだろうなあ?
・・・・誰にも聞きませんでした。
GCのGってもしかしたら発電機(Generator)かなとも思ったんですが、一般的な電気用語にGCというものはないんですよね。
AC…交流(Alternating Current)
DC…直流(Direct Current)
だけなので、なんだろな、と…

こんなどうでも良いようなこと、退院時にそのまま病院に置き忘れて来たわけですが、最近になって電気設備の用語に
非常用発電機から供給されるコンセントは
GC・・・Generator Current
と言うらしいことがわかりました。
GCも交流なので本来はAC(Generator)が正しいのですが長ったらしいのでしょうか?
GCということにしちゃったんでしょうね。
そして色は赤にする。
ACと表示されたコンセントは停電したらおしまいですが、GCと表示されたコンセントは停電したらいったん供給は途絶えるものの、発電機が起動したら供給が再開される…ということになります。

病院向けの電気設備の設置基準のようなものがあって、これに準拠しているようです。
仮に今は違う色だとしても、設備更新の時にはこの色になるのでしょうね。