還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

コンセントの話その2

2012年03月11日 | 雑記帳(その他)
病院用のコンセント…単に色がカラフルなだけでなんの変哲もないように見えますが、実のところ医用コンセントと言って、専用の規格に基づいて作られています。

コンセントをよく見ると真ん中に”H”というマークが表示されています。
Hが意味するところは病院(HOSPITAL)と思われ、ホスピタルグレードコンセントとも言います。
病室壁面コンセントの写真からトリミングしたものをアップしますが、”H”の表示の有無は写真からははっきりしません^^;;;

この医用コンセントは、一般のコンセントと何がどう違うのでしょうか?

あるメーカーサイトの紹介記事をまとめると
1.感電事故を防止する厳格な接地性能
2.高強度性能(一般品より格段に丈夫に作られます)
3.耐薬品性(高温多湿、医用ガスなどの環境において性能低下が起こりにくい)
となっています。

コンセントとプラグ間の電気的な接触抵抗も決まりがあり、一般用では50mΩ以下となっているのに対し、医用コンセントでは15mΩ以下となっています。一般用の1/3以下なのですね。
コンセント電極はプラグの刃を両側からバネで挟み込む構造ですが、一般品は電極そのもののバネ性に頼っているのに対し、医用コンセントでは専用のバネが使用され、ガッチリと挟み込む構造です。バネが格段に強いため、抜き差しに必要な力は一般品に比べると何倍も必要です。

しかし医用コンセントって医用以外に何か使い道があるのでしょうか?
またどこで売ってるのでしょうか?

医用コンセントは接触抵抗の小さいことが特長となることで、オーディオ用のアクセサリーとして売ってたりします。
私は長年オーディオを趣味として楽しんできたのですが、10数年前のこと毎月遊びに行っていたお店から医用コンセントを紹介されました。そのお店で1個だけ買って取り替えてみると、確かにびっくりするほど音が良くなる(生音に近くなる)経験をしました。
今はネット通販で買えますね。あるサイトでは音が良くなるオーディオアクセサリーという目的まで書いて売ってます。
ちなみに今は2個使っています。

私の趣味は音楽&オーディオで、またコンサートもほぼ毎月行っています。
でも…オーディオ趣味…は過去形になりました。新製品やら機器のセッティングやら高音質CDなどへの興味はほとんど冷めました。いろいろやってたんですけど、やって来たことに対して否定する気持ちはありません。
心臓病から蘇り興味の対象が変わってしまったように思います。