気ままに

大船での気ままな生活日誌

赤ちゃんパンダ日誌#6 二か月経過、ミニパンダに

2017-08-14 22:04:27 | Weblog

こんばんわ。

今日、上野動物園より赤ちゃんパンダ報告がありました。早いもので、もう、生後二か月となったそうです。すくすく成長しているようですよ。よかった、よかった。

もう、誰が見てもパンダの子供。ミニパンダみたいな状況に!

体重は3,010グラム、身長は43.9センチになりました。

あくびもするようです。


前の足の力がついてきたようです。

まだ四肢で立ち上がることはできませんが、もう少しで。

お母さんも元気です。

名前の公募は、もう締切りましたが、25万件の応募があり、9月下旬に名前が決まるようです。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

(ご近所のピンクの凌霄花)

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宮川香山遺作 琅玕釉蟹付花瓶 

2017-08-14 11:27:34 | Weblog

おはようございます。

先日、鎌倉・吉兆庵美術館の宮川香山展で、うつくしい濃青緑の琅玕釉(ろうかんゆう)花瓶をみて、香山作の琅玕釉の、ほかのやきものを見てみたいと思っていた。調べてみると、横浜の眞葛ミュージアムに琅玕釉蟹付花瓶というのがあり、それは、なんと香山の遺作であるという。

お盆の入りにお墓参りに行ったあと、横浜まで戻り、昨年同様、そごうの10階のレストラン街で家内と食事をした。そのとき、その美術館がこの近くであることを思い出し、食後、訪ねた。そごうに隣接するビルを抜けて、歩道橋に出て、下りて、5分も歩けばよい。小さな美術館で、土・日しか開館していないそうだ。

チケットを受け取ると、そこに琅玕釉蟹付花瓶の写真が載せてあり、このミュージアムご自慢の作品であることがわかる。本物は入口近くにあり、すぐ見つかった。鎌倉でみた濃青緑色が花瓶の外側を覆っているかと思っていたが、そうではなく、内側にうっとりするような、うつくしい青色が拡がっていた。まるで深海の青のよう。そして、花瓶の淵には沢蟹が一匹、よじ登っている。本物の蟹が今にも深い海の底に入ろうかとでもいうように。亡くなる年の、大正5年(1916年)の遺作で、うつくしい色彩はあり、彫刻はありの、まさに香山、集大成の作と言っていいのだろう。

琅玕釉蟹付花瓶


これを見ただけでも、大満足だが、高浮彫を中心とした79点ほどの作品も楽しんだ。畳の部屋もあり、そこにはペリー提督横浜上陸の図が中央に飾られ、その下には百合や菖蒲の絵柄のうつくしい花瓶が並んでいた。

宮川香山と同時代、横浜に住んでいたエリザ・シドモアの香山評が紹介されていた。存命中の作家で最も工夫に富み、天才的な陶工である、・・・コペンハーゲンの陶芸家たちも太田(横浜の地名、ここに眞葛窯があった)の魔術師の作品をこぞって真似しようとしたものである

シドモアは桜好きでもあり、ポトマック河畔の桜並木にも一役買っている。横浜の外人墓地にお墓があり、その傍らにポトマックのお里帰りの桜、シドモア桜が植えられている。シドモアさんと香山さんの繋がりが垣間見え、うれしかった。

外人墓地のシドモア桜(2016年4月10日)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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