こんばんわ。
今日、8月7日は立秋。立秋といえば、八幡さまのぼんぼり祭。毎年、立秋の前日からはじまって、実朝公の誕生日の8月9日までの4日間(年によっては3日間)、開催される。それぞれ、祭名がついていて、昨日の8月6日は”夏越祭”。参道では茅の輪くぐりがあり、夕方は舞殿で夏越の舞が奉納される。今日は、文字通り”立秋祭”。御神前には神域で育まれた鈴虫が供えられる。そして、明日は予備日(笑)で、とくに予定はないが、ぼんぼりはいつもの通り、飾られる。9日の実朝祭では、和歌好きの実朝さんにちなんで句会や短歌会が開かれる。
ぼんぼり祭は夕方の灯入れくらいからが風情があっていいのだが、今日の天気予報は午後3時頃から雨模様だという。それではと、お天気のいい午前中に、ぼんぼり見物をしようと出掛けた。
いつもは、鎌倉駅から段蔓を進み、第三鳥居から境内に進むのだが、今日はバスで八幡裏で降り、いきなり横の石段を駆け上がり(笑)、本殿から攻めた。であるからして、その順番でぼんぼり作品を紹介しようと思う。鎌倉ゆかりの文化人らが揮毫した書画が約400点、ぼんぼり仕立てで並んでいる。
前置きが長くなってしまったが、以下、できるだけたくさんのぼんぼり作品をご覧いただきます。
本殿前はこんなふうに飾られている。
随身門の両脇の”阿吽の随身像”前の二作品が一番の特等席。今年はこのお二人。
奥谷博(洋画家、独立美術協会)
鈴木竹柏(日本画家、日展)
そして、いずれこの椅子を狙う面々(笑)がその近くに。
養老孟司 今年もゾウムシ。
村田省蔵
中島千波
岡信孝
田淵俊夫
石原伸晃
そして、舞殿へ下る石段の両側にも、次の次を狙う人々のぼんぼりが。
平松礼二
中村吉右衛門
伊藤髟耳
大竹五洋
石踊紘一
小杉小二郎
佐藤泰生
尾崎左永子
藤田時彦
狭川普文(東大寺別当)
池田充男(作詞家)
佐藤平八
村田林蔵
さて、まだまだ続きますが、ここで一旦、休憩といたしまする。つづきは明朝ということで。面白いのを残してありますよ。お楽しみに!
では、おやすみなさい。
いい夢を。
(撮る人を撮る人を撮る)