おはようございます。
おんめさまから若宮大路と並行して走る裏街道を宝戒寺方面に進むと、左側に妙隆寺の山門が見えてくる。鎌倉七福神のひとつ、寿老人(じゅろうじん)さまのお寺として、地元ではよく知られている。ここに寿老人さまだけではなく、りっぱな酔芙蓉さまもおられることを思い出して寄ってみた。
山門をくぐると、本堂前の酔芙蓉が見事に咲いていた。午後2時頃だったので、もう、すっかり酔っぱらって、赤い顔をしていた。ぼくの大船の散歩道の酔芙蓉は、まだ、咲き始めたばかりで、一日にひとつふたつの花しかつけていないが、ここのは、もうこんなに華やかす。
見事としかいえない!
これに隣接して、ちょっと背丈が低い、普通のピンク色の芙蓉も咲いている。
本堂前の池の畔の百日紅も見頃だ。
この百日紅の根元をみると、相当な老木也。
この池がまたすごい。日親上人が寒中、100日間水行をしたと伝えられる。伝説の池の向こうに日親上人像。”鍋かぶりの日親”の別名がある。時の権力者、足利義教に悪政を戒めたところ、焼けた鍋をかぶさられたという。この池の面には白い百日紅の花びらが浮かんでいる。
この百日紅。
寿老人さまのお堂。
では、みなさん、今日も一日、お元気で!