おはようございます。
鎌倉一の金木犀と言えば、閻魔大王を本尊とする円王寺だろうか。九月の中頃、訪ねた時には山門はコロナ閉鎖していたが、覗き見ると、本堂前の二本の金木犀は満開の様子だった。今年はもうだめかと思っていたが、近所の金木犀が、九月、十月と二度咲きをしているので、もしやと思い、昨日、再訪問した。
今回はコロナ緊急事態宣言も開け、山門は開いていた。そしてお目当ての金木犀は見事な二度目の花を咲かせていた。ちょうど満開で、まだ散り花はなかった。ここの見どころは散り花の絨毯で、それはまた一週間後ということで、今回は、お花見だけを楽しんだ。
本堂前左右に、二本の金木犀の老木。
お堂の閻魔大王さまにご挨拶。国の重要文化財で、伝運慶作である。本物は鎌倉国宝館で見られる。
閻魔さまに嘘をつくと舌をぬかれると子供のころ脅かされたが、ここの金木犀は二度咲きしていわば嘘をついて(笑)閻魔さまに向き合っている。たいした度胸だ。でも、去年も9月と10月に咲いたそうで、夏の猛暑が恒常化すると、二度咲きが嘘ではなく本当になってしまうのかもしれない。(二度お花見ができて)うれしいような、(季節がこわされていくようで)さびしいような。
閻魔様のほか両脇に十王さまがそろっている。
一週間後に金木犀絨毯をもう一度!
。。。。。
帰りに東慶寺にも寄ったが、ここも9月、10月の二度咲きをしていた。となりの銀木犀は9月には数房咲いたが、二度咲きは全くなかった。もう、駄目かも。2018年までの金さん、銀さん揃い咲きがなつかしい。
手前が金木犀、右奥が銀木犀。
金木犀は満開!
銀木犀は皆無。
2018年の銀木犀はこんなに咲いていたのに。↓ それ以降、咲かなくなった。
秋明菊はだらだら咲いて、二度咲きだか三度咲きだか分からない。
十月桜も咲き始めました。十月桜はうそをつかない。
銀杏もうそをつかない。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!