こんばんわ。
ツワブキ巡り、都内編の最初は東御苑へ。三の丸尚蔵館では”いとをかし和みのけしき”展も。
大手門から入場。
まず、三の丸尚蔵館で展覧会を見たあと、いつもは二の丸雑木林へ向かうのだが、今回は百人番所前を通り、奥の坂を登り、いきなり本丸へ。
百人番所
そして本丸の松の廊下跡辺りのツワブキの群落。ほぼ満開の見事な花盛り!
そして、本丸広場を横切ったところに十月桜が満開!
本丸休憩所の横で江戸城天守復元模型がみられる。江戸時代の初期,江戸城の中心であった本丸には,慶長期,元和期,寛永期と3度にわたり天守が築かれとのこと。ここでは、資料が残る寛永期の天守を1/30スケールで制作したもの。
天守台は現在も残る。明暦3年(1657)の火災で天守閣が焼け落ち、翌年に加賀藩前田家の普請により高さ18mの花崗岩でできた天守台が築かれた。しかし、天守閣は時代遅れという保科正之の意見で、天守閣は再建されることはなかった。現在、東西約41m、南北約45m、高さ11mの石積みが残っている。
天守台を臨む大奥跡付近にもツワブキが群生している。
天守台付近に椿が咲いていた。秋一番という品種。もう椿がとびっくり。山茶花でない証拠に、ちゃんと花首で散っていた。
近くには、今の季節の山茶花が。
ここから北桔橋門を出て、東近美のレストランで食事をし、柳宗悦展を見て、平川門から再度、東御苑に入る。今度は二の丸庭園と雑木林を散策。
平川門近くで見事に紅葉したハナミズキに遭遇。いとうれし。
クコの実
雑木林のあちこちでノコンギクが咲き乱れる。
びっくりしたのは山躑躅のくるい咲き。雑木林には十数株あるが、くるったのはこれだけ。いとおかし。
諏訪の茶屋の工事囲いが取れ、きれいになっていた。
けやきのもみじはこれから。この下で休憩。
すすきはまだ見頃。
どこも、いとをかし和みのけしきだったが、三の丸尚蔵館のいとをかし和みのけしき展もとても良かった。前期展では古径や有島生馬の作品も。紅葉の頃(後期展)には松園さんの美人画もみられます。
撮影禁止なのでホームページから画像をお借りして、何点か。
池上秀畝《国之華》大正13年(1924)
荒木寛畝 《四季草花図》 明治40年(1907)
国立セーヴル製陶所/C・ピアン(デザイン) 《銀杏文花瓶》 1908年
そうそう、東京駅丸の内側にもツワブキがよく咲いていました。
ツワブキ探訪・都内編、次は新宿御苑かな。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
(東近美コレクション展、奈良美智)