おはようございます。
平塚美術館で遠藤彰子展を見たあと、茅ヶ崎で下車し、中央公園へ向かった。そろそろ、蔦の紅葉が見られるのではないかと。そして、ピラカンサの実は間違いなく真っ赤になっているはずと。いつもは、ここの欅かラクウショウの紅葉時に訪れるのだが、少し、早めた。
そのおかげで、蔦は紅葉の始まりで、緑から赤の紅葉のグラデーションを見ることが出来た。蔦の紅葉としては一番の見頃かもしれない。
茅ヶ崎中央公園は茅ヶ崎駅から歩いて5,6分のところにある。公園の入り口に、山田耕作の記念碑がある。
オルガンと赤とんぼをモチーフにしている。何度か紹介しているが、簡単にその由来を。山田耕筰は1926年、40歳の時に家族6人で茅ヶ崎へ移ってきた。2年前に設立した日本交響楽協会(現NHK交響楽団)の分裂問題などで疲れ果ててのことだ。茅ヶ崎の南湖に居を構え、ここで穏やかに暮らす中で、再び彼に作曲の意欲が湧いてきた。「赤とんぼ」や「この道」、「砂山」といった名曲は、茅ヶ崎で過ごした約6年間で生まれた。
ケヤキの紅葉はまだ早い。少し色づいている。あと1,2週間か。
その向こうにお目当ての蔦とピラカンサのある人工池。壁に這う蔦の紅葉が始まっていた。
池にうつる蔦紅葉。
見事な紅葉のグラデーション。
その横にたわわに実るピラカンサの赤い実。
すばらしい蔦の紅葉とピラカンサの赤い実に満足。
ラクウショウのもみじはこれから。ほんのり色づき始めている。
次回は、ラクウショウと欅のもみじの頃、蔦の葉はすべて真っ赤になっているだろう。
茅ヶ崎駅前でこんな看板が。茅ヶ崎発の相模線開業100周年記念に、相模線の発車ベルが加山雄三の”海その愛”になったとのこと。
駅前には茅ヶ崎出身の著名人の手形モニュメントが並んでいる。その先頭に加山雄三。加山さん、今秋の文化功労者に決定!長嶋茂雄さんは文化勲章!おめでとうございます。
加山雄三 ♪海 その愛
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!