こんばんわ。
むかし榎本健一(エノケン)主演の”お父さんの季節”というテレビドラマがあったけど、それに倣って”富士山の季節だね”(笑)。主題歌の”まだまだ若いのね、お父さん”の歌詞をネット検索したが、出てこない。出だしと最後の”お父さんの季節だね”しか記憶にない。ただ、番組の紹介はあり、出演者を見てびっくり。榎本健一、水谷八重子(二代目)、楠トシエ、黒柳徹子。そして、若き日の渥美清もと豪華メンバーだった。
いきなり脇道にそれてしまったが、今朝、すっぽり雪化粧した富士山を見て、いよいよ富士山の季節だね、と思った。では、その初日、昼の富士も、それも海岸で見なければと、ふたりで逗子海岸へ出掛けた。お昼前だったので、海辺の”なぎさ橋珈琲”でパスタランチを。ぼくは赤ワインも。ようやくアルコールが出るようになってうれしい。
人気のカフェで、テラス席から江の島を前景に富士山が見られるのが売り。早速、パチリ。雲が少しかかっているが、まずまず。逗子海岸は夕景の絶景スポットとしても知られている。ぼくも何度か本ブログで紹介している。
食事を終えてからお店を出て、逗子海岸へ。入り口に慎太郎の”太陽の季節”の碑。学生時代に書いた”太陽の季節”が芥川賞をとった。当時、慎太郎、裕次郎兄弟は逗子に住んでいたのでこの碑がある。のちに映画化され、長門裕之、南田洋子主演で裕次郎はちょい役で出演し、映画にデビューしている。水の江瀧子の推薦があったようだ。大スターへの第一歩だった。
ついでながら、裕次郎の記念碑は隣りの葉山の森戸海岸沿いの森戸神社の裏手に建つ。石碑には裕次郎を偲ぶ文が刻まれている。夢はとおく 白い帆にのって 消えていく 消えていく 水のかなたに/太陽の季節に実る 狂った果実たちの先達 石原裕次郎を偲んで(慎太郎の書)
逗子海岸はマリンスポーツが盛ん。
ここに留まって夕景まで見たかったが、待ち時間が長すぎるので逗子図書館に寄り、帰宅した。今日の富士山の季節の到来を告げる日の素晴らしい夕富士を見ることができた。
同じ場所で見た今朝のバラ色の富士。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
十八夜月(居待月)