気ままに

大船での気ままな生活日誌

十六夜日記 海蔵寺の竜胆 

2021-10-21 21:47:18 | Weblog

こんばんわ。

今日だけは、ぼくの”気まま日誌”を”十六夜日記(いざよいにっき)”に改めたい(笑)。何故なら?

まず、早朝、十六夜の月を見た。昼の散歩で海蔵寺の竜胆をみたあと、十六夜日記の阿仏尼の墓にお参りした。そして、天気予報ではあきらめていた、夕方の十六夜の月が見られた。これだけ十六夜がつづけば、今日だけでも”十六夜日記”としても誰も文句はいわないだろうと思う。

夜明け前の十六夜の月(満月の朝帰りというべきか)。

タワマンの真上にきていたので、タワマンの右が富士山なので、1時間後のパール富士を期待したのだが、富士山は雲に覆われていてだめだった。

でも早朝の十六夜の月はばっちり。まだほとんど満月。

昼は海蔵寺へ。竜胆(りんどう)が境内のあちこちで見頃に。竜胆寺と言ってもいいくらい見事。

山門前で出迎えてくれた竜胆。おっ!ほぼ満開!一安心。

境内の”竜胆苑”。ここは株数が減少してきているようだ。10年前はびっしりあったような気がする。

ほかにも境内のあちこちに。

こちらの苔庭の竜胆は増えている。

裏庭にも。

山門前の紫苑も満開になっていた。

傘も紫苑も満開!

つつじのくるい咲きも見事だった!

秋明菊

ほととぎす

ホトトギスと竜胆の競艶

次の主役、紅葉のちょとだけよ。

竜胆の乱舞に大満足して、鎌倉駅へ向かった。道沿いに十六夜日記の著者、阿仏尼の供養塔があることを思い出し、久しぶりにお参りした。それは、英勝寺の手前の小さなやぐらの中にある。

供養塔の台座の部分に「阿佛」と刻まれていることから、阿仏尼の供養塔であると伝わっている。

この近くの浄光明寺に阿仏尼の子息で藤原定家の孫、冷泉為相のお墓が寺の裏山にある。親子で向き合っている位置関係にある。阿仏尼は京都から訴訟のため鎌倉にやってきた。その旅日誌が十六夜日記。阿仏尼が鎌倉で過ごした屋敷跡は極楽寺の月影ヶ谷にある。

そして、夕方、十六夜の月が、月の出そのものは雲に隠れ、見られなかったが、雲を抜け出し、7時前には姿を現した。

十六夜の月


(英勝寺のすすき)

朝夕の十六夜の月を見て、りんりん竜胆もみられ、十六夜日記の阿仏尼のお墓参りまでして、いい一日となった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


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コメント
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