こんにちは。
展覧会は知らぬ間に閉幕していることが多いので、思いついたら、すぐ行くようにしている。昨日、熱海のMOA美術館の琳派展を見に行った。琳派関連作品が終わり、別室に入ると、がらりと雰囲気が変わり、華やかな美人画3点と風景画3点が登場した。
ここでは、初めて見る作品ばかりで、MOAは近代日本画まで収集しているのかと感心した。琳派作品の方は、パソコンくんが退院してからゆっくり書くことにして、スマホ投稿の今日は、簡単に、この六点についてのみ記録しておこうと思う。
風景画三点
橋本雅邦 琴棋書画 高士を気品ある美女に置き換えて描く。
川合玉堂 秋景鹿遊 秋の渓谷をつがいの鹿が遊ぶ。
速水御舟 渓流 塩原温泉の箒川の急流
美人画三点
伊東深水 長夜 物思いにふける美女。
伊東深水 三千歳 歌舞伎所作事「忍逢春雪解」の遊女、三千歳(みちとせ)。
鏑木清方 名月 築地明石町に似た美女。
思いがけず、清方、深水、御舟、玉堂、雅邦の作品に出会え、得したような気分だった。
MOAにはこんなのもあります。
能舞台(熱海座)
玉三郎の公演もある。お能の紅葉狩りも。
秀吉の黄金茶室の復元。
それでは、皆さん今日も一日、お元気に!