気ままに

大船での気ままな生活日誌

御舟の”花の傍”下絵に再会 ほか、あれもこれも

2023-06-03 22:17:50 | Weblog

こんばんわ。

今日は先日70歳で亡くなった従弟の七七日忌法要に参列した。台風の雨の中、出掛けたが、帰りは台風一過、晴れ上がった。この日、大谷が投手先発で、テレビ生中継は見られなかったが、車中でスマホ観戦した。法事の始まる頃には、大谷は初回、2失点のあと、立ち直ったかにみえたが、6回にもツーランホームランを被弾するなど、計5失点で2敗目(5勝)をくらった。相手が昨年のワールドチャンピオンのアストロズということもあるが、ちょっと残念な結果だった。やはり、スマホ観戦ではぼくの念力が伝わらないことが証明された。次回は万難を排して、テレビ生中継観戦にしなくては。今回で防御率は3.29と悪化させてしまったが、奪三振は96でリーグ2位、奪三振率は12.17で首位、被打率も首位を維持した。明日はテレビ観戦するので、打棒が振るい、16,17、18号の3連発は間違いないだろう。おまけに、明日は満月だ。

台風一過の小望月。明日の満月はストロベリームーンとか。大谷カラーでもある。16,17,18号でジャッジに追いつこう。

先日、ふらりと立ち寄った茅ヶ崎美術館で、思いがけず、速水御舟の”花の傍”に再会し、うれしかった。ここでは”渉るあいだに佇む”というテーマの特別展が開催され、ポスターから判断すると、モダンアート展で、御舟が展示されているとは夢にも思わなかったのだ。

茅ヶ崎市美術館は創立25周年を迎えているが、茅ヶ崎ゆかりの画家を中心に2000点もの収蔵品があるそうだ。本展のプロローグとして、それらのいくつかが展示されているのだが、その中に御舟のこの作品が入っていたのだ。歌舞伎座所蔵の名作”花の傍”の下絵と下描き(コンテ)の2点である。

御舟 花の傍 (コンテ、色鉛筆)1932

御舟 花の傍(習作)1932

以上の二つである。これの本絵は歌舞伎座の二階に飾られている。

御舟 花の傍(1932)

2010年に茅ヶ崎美術館で速水御舟展が開催され、この絵を初めて知った。御舟と茅ヶ崎の関わりもこのとき知った。御舟が茅ヶ崎をはじめて訪れたのは、大正5年のことで、茅ヶ崎・南湖の結核療養所に入院していた実姉のお見舞いだった。その後、たびたび訪れ、大正9年に父が茅ヶ崎に別荘を建て、昭和はじめに御舟がこれを受け継ぎ、毎年、夏休みに家族と過ごしたという。

この”花の傍”作品自体も茅ヶ崎と関わりのあることもそこで知った。モデルの花子さんは、御舟の親戚のお嬢さんで、のちに茅ヶ崎の氷室家に嫁入りした。ぼくがたびたび紹介している、”氷室椿庭園”をご夫婦で自宅の庭園につくられ、名花、氷室雪月花も育成されている。大変な美人だったらしい。

大巧寺の山門前に氷室雪月花があるが、今年はいつになくよく咲いた。

牧野富太郎物語”たまゆら”の今週のタイトルである”ヒルムシロ”も大巧寺にある。(喜望峰ヒルムシロ)

今日は大谷乱調に引きずられて、本ブログもあれもこれも、と乱調となってしまった(笑)。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

コメント (6)
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