気ままに

大船での気ままな生活日誌

続・いきもの賞玩展 大の里、3連勝 大谷の後半戦はじまる 

2024-07-20 21:46:00 | Weblog

こんばんわ。三の丸尚蔵館の”いきもの賞玩展”のつづきです。

前回紹介したいきものの描かれた絵画、工芸品(彫刻)に引き続き、漢詩や和歌などの書跡、花鳥文様の陶磁、金工、七宝、刺繍、友禅などの優品を紹介します。

七徳舞(白氏文集巻第三断簡)白氏文集(白居易の漢詩)から七徳舞(唐の太宗皇帝を讃えた詩)が書かれた絹地には蝶や鳥、草花の下絵が細かく描かれている。また本帖が納められた漆箱には鳳凰が蒔絵で描かれている。

和漢朗詠集 巻上 尊朝法親王 和漢朗詠集(藤原公任撰)にはいきものも詠まれている。天台座主・尊朝法親王筆と考えられる温和な書で、展示中のページにはホトトギスとホタルの詩歌が書かれている。

十二月花鳥和歌 近衞家熈 江戸時代17-8世紀 江戸時代中期の公家、近衞家熈が花と鳥を題にとった和歌を十二か月選んで美しい料紙に書き写した巻。藤原定家の”拾遺愚草”の和歌を引用している。

磁石応用四季草虫図衝立 昭和9年(1934)磁石をつけたアブ、カタツムリ、テントウムシ、ミノムシをすきな場所につけて楽しむことができる。

翡翠(かわせみ)図花瓶 海野勝珉 明治~大正時代(20世紀) 銀 鍛造

玉蜀黍(とうもろこし)画花瓶 加藤友太郎 明治34年(1901) 磁器

竹籠に葡萄虫行列図花瓶 初代宮川香山 明治10年(1877)陶磁

葡萄のの上に大名行列にしたバッタやカマキリなど昆虫の練り歩く。

色絵金彩葡萄栗鼠図花瓶 精磁会社 明治時代前期

ビロード友禅柘榴に小禽きん枇杷に鳩図額 ビロード・友禅染 果樹(ザクロとビワ)にカケス、ムクドリ、シジュウカラ。

枇杷図の拡大

刺繍 菊に鳩図額 四代飯田新七 明治44年(1911)

七宝双蝶香合 濤川惣助 七宝 明治40年(1907)

花蝶文花盛器 川本吉蔵 大正15年(1926)銀 鍛造

銀製の花盛器の向こうのカラフルな作品は海外からの皇室への贈呈品。一つひとつの作品は撮影禁止だったので花盛器の陰からまとめ撮り(笑)。

すばらしい展覧会だった。この日(7月9日)の二の丸公園滝口のイワタバコが満開になっていた。まるで、”いきもの賞玩展”の作品のようであった。

大相撲名古屋場所7日目

大の里、今日も熱海富士を万全の寄りで勝利し、3連勝!4勝3敗の白星先行とした。先場所の大の里の勢いを取り戻してきたようだ。後半戦は連日、上位陣との戦いとなるが、むしろその方が力を発揮するタイプ。全勝の照ノ富士、大関陣を蹴散らして、連続優勝を勝ち取りたい。

明日は翔猿戦。問題ないだろう。

琴櫻も2敗をキープ。照の富士に二差以内で追走したい。

宇良が大健闘!あわや照の富士に土と沸かしたが、力つきた。でも今日の一戦で照のスタミナが一気に落ちたのでは(笑)。後半戦はバタバタか。明日の湘南乃海に期待したい。

大谷翔平の後半戦はじまる。オールスター戦で3ランを放った大谷、後半戦の初日はレッドソックス戦。ピベッタ投手に連続3三振だったが、8回にピッチャーが代わった第4打席ではエンタイトルツーベースを放ち、反撃の口火を切り、フリーマンの満塁逆転ホームランを呼び込んだ。幸先の良いスタートを切った。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

一瞬、雲間に顔を出してくれたお月さま。明日は満月。大谷30号、大の里5勝目か。

コメント (2)
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