気ままに

大船での気ままな生活日誌

光琳の国宝・紅白梅図屏風と重文・風神雷神図屏風を同時に観られる幸せ

2024-11-05 22:45:06 | Weblog

こんばんわ。

熱海のMOA美術館にある光琳の国宝・紅白梅図屏風はいつも熱海の梅の咲く頃に公開されるが、今年は、11月に展示されている。それも東博所蔵の重文・風神雷神図屏風と一緒にという。めったにない機会というか、ぼくは初めて。早速、出掛けた。

MOA美術館に到着すると、いきなり美女軍団がお出迎え下さる。

ミスインターナショナルコンテストに出場する三十数か国の代表だそうだ。日本文化を知ってもらうためにここを訪れたという。世界の美女と一緒に光琳の作品を見られる幸せ(笑)。

日本文化といえば、MOA美術館には能舞台(熱海座)もあり、近々、玉三郎の舞踊公演も予定されている。

玉三郎の舞踊公演

能・狂言も。辰巳万次郎と野村万之丞。

お馴染み秀吉の黄金茶室(精密復元)も美女軍団を喜ばせるだろう。

外に出れば、江戸時代の屋敷を見学できる。光琳屋敷(復元)。この屋敷の二階で国宝・紅白梅図屏風を描いたそうだ。

そして、美女軍団が一番、喜んだのは、やはり光琳の国宝・紅白梅図屏風と重文・風神雷神図屏風だろう。

光琳の風神雷神図屏風は俵屋宗達の国宝・風神雷神図屏風(建仁寺)の模写。模写でも重文。

この風神・雷神のニ神を紅白の梅に置き換え、さらに、中央の空間に水流を描くことで自らの特性をいかして紅白梅図屏風を完成させた。国宝・燕子花図屏風(根津美術館)と共に光琳の代表作である。

左下に署名(法橋光琳)がある。

ぼくは、何度も見ているニ作品だが、こうして、同時に一目で観られる幸せをしみじみと感じた。

本展には光琳のほかの作品や江戸琳派の酒井抱一らの作品も多数あり、おいおい紹介してゆきたい。

帰りも美女軍団と一緒になった。

楽しい一日だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


熱海駅ビルの休憩所の熱海富士。そろそろ九州場所ですね。

コメント (4)
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