おはようございます。
いよいよ、九州場所がはじまった。おどろいたことに、九州場所のチケットが千秋楽まで完売だそうだ。28年前の若貴時代以来とのこと。はっきり言ってお荷物だった九州場所がこんなに元気になったのは新大関、大の里のおかげ。大の里の相撲を見たくて足を運ばれるのだ。まるで、地方球場まで満席にさせる大リーグの大谷選手のよう。
大の里人気に加えて、怪我から復帰し再入幕してきた尊富士にも大きな期待が寄せらている。今年の3月場所に130年振りの新入幕優勝を果たし、このとき大の里を破っている。怪我で二場所休場で十両に落ちたが、復帰後、13勝2敗で優勝し、一気に再入幕を果たした。令和6年に出場した3場所はすべて優勝(十両2回)している逸材である。
早くも大の里・尊富士時代の到来か、と期待する声が大きい。ぼくらの子供時代の栃若時代からはじまって、柏鵬時代、若貴時代、輪湖時代などライバルの優勝争いには心躍らせる。さて、ちょっと気が早いが、大の里と尊富士のライバルはどう呼ぶか。大尊(おおそん)時代では大損をイメージするし、大尊(タイソン)ではボクサーと間違えられる、大尊(おおたける)は呼び名が長すぎる。逆にして尊大(そんだい)では尊大でいかん。思い切り、里と富士を組み合わせ、里富時代(さととみ、りふ)なんてどうだろうか。そのうち、二人の実績が積み重なれば、それなりの呼び名が定着するだろう。あるいは、突然、琴櫻や王鵬が割り込んできて、大王時代、大琴時代にならないとも限らない。
さて、大の里と尊富士の初日、どちらも、あぶない相撲だったが、そろって白星発進した。
大の里 突き落とし 平戸海 過去、変化をされているので、思い切りいけなかったのかも。でも、よく残して白星。先場所も初日に熱海富士に辛勝だったので、二日目からは勝ち続けるだろう。
新大関、初白星!
親方は弟子の勝ち方にしぶい顔。大の里、顔を合わせたくない。
尊富士 叩き込み 朝紅龍 再入幕初白星
琴桜、豊昇龍、霧島、王鵬、若隆景が両力士を追う展開になるか。
琴桜も辛勝。
若隆景、霧島を寄り切る。
大の里、新大関の場所はふつうの力士なら10勝でよし、だが、12勝はほしい。できれば連続優勝へ。なんとなれば、全勝優勝。できれば、千秋楽に尊富士と全勝対決。と夢は膨らむばかりだが、怪我だけは気を付けてほしい。
近所の桜紅葉が見頃になりました。御衣黄桜(緑の花を咲かせる)ですよ。ソメイヨシノはもう落葉で、今年の桜紅葉はなし。
白星発進をお祝いして、近所の白鳥(うそです、皇居のお濠で)を。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!