気ままに

大船での気ままな生活日誌

日比谷公園のもみじ始まる 谷川俊太郎、逝く

2024-11-19 21:55:16 | Weblog

こんばんわ。先日の”東京ホリデー”の最終日に有楽町へ出て、出光美術館の最終展、”トプカプ宮殿博物館展”を見た。それについては後日、レポする予定だが、そのあと、近くの日比谷公園の木々のもみじを楽しんで来たので、今日はそれを。

出光美術館の休憩室から皇居のお堀端が見渡せるが、左方に日比谷公園がみえる。公園の木々が秋色に染まり、うつくしい。これがきっかけで、公園へ向かった。

出光美術館は帝劇ビルの一画にあるが、ビルの建替工事のためしばらく美術館も帝劇も休館する。帝劇の休館を惜しむ人々。これまでの演目のポスターが並ぶ。ぼくも松本白鸚(幸四郎)の”ラ・マンチャの男”をここで見た。

さて、日比谷公園のもみじ。なかなかよかったですよ。順不同で。

欅(けやき)もみじ(日比谷通り側)

帝国ホテルを背景に欅もみじ。

ハナミズキ(雲形池の手前)

日比谷パレス前の銀杏は秋色に。まだほとんどのイチョウは緑。

アメリカスズカケノキはほんのり秋色。

ムクロジは見頃に。

ここでも埴輪展(笑)。昭和40年、宮崎県立平和公園と姉妹公園になったとき贈られたもの。

秋の花々も。

ツワブキの群生。図書館に近い場所。

ホトトギスの群生も見事!松本楼前の”首かけイチョウ”の周辺。道路拡張で伐採されそうだった大銀杏を当時の日比谷公園長、本多博士が東京市に掛け合い、首をかけても移植させると言ってこの地に移した。

欅もみじの下の裸地にネモフィラの種が撒かれたようです。第二花壇整備のため去年は見られなかった。

来春は二年振りにすばらしいネモフィラ畑に。このように。

雲形池の鶴さんの向こうの紅葉とイチョウはほんのり色づく。あと10日か。

谷川俊太郎、逝く

詩人、谷川俊太郎さんが亡くなられた。92歳の大往生だ。ぼくは彼の詩が好きで、何度も本ブログに引用している。また、2016年9月、三島大社の金木犀を見に行ったときに、三島駅前の大岡信ことば館で始まったばかりの谷川俊太郎展を見ている。そこで谷川俊太郎の人生いろいろをはじめて知った。彼の18歳のときの詩作、”二十億光年の孤独”を題名にした処女詩集もそのとき買った。谷川展の詳しくはここに。ご冥福を祈ります。

二十億光年の孤独(谷川俊太郎)

人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で
何をしているのか 僕は知らない
(或いはネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

万有引力とは
ひきあう孤独の力である

宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う

宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。


琴櫻、9勝目。優勝争いトップタイ。大の里、3敗で後退。

コメント (4)
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