土曜日23日は二十四節気の一つ、”処暑”だったのですね。まさに暑さが収まる、涼しい1日でした。この日の午後、星野ジャパンのふがいない敗戦を見届けてから”やけ散歩”に出掛けました。いつものように、行く先不明のぶらり散歩でした。
北鎌倉駅を降り、自然と亀谷切り通しを抜けるコースをとっていました。まず、海蔵寺。山門前の萩はひとつふたつ咲き始めた程度。山門くぐってすぐのサルスベリは満開。その横の紫苑はもうボクの脊丈ほど伸びていました。ピンク色の芙蓉、桔梗も咲いていましたが、竜胆はまだまだでした。本堂にお参りし、裏の庭園に向かう脇道で玉紫陽花が、玉をいっぱいつけていました。ボクは花よりも、玉のようなこども(蕾)の方が好きです。
玉がいくつも。
おひねりのような、芙蓉の花。しぼむところか開く前か。
そして扇川沿いを歩き、浄光明寺へ。山門前に樽神輿が。そして、本堂前にぼんぼりを並べている人々。この付近の町内会のぼんぼり祭りだそうです。夕方6時頃から灯りが灯るそうです。子供神輿もかつぐそうです。今年はぼんぼり祭りを3カ所でみたことになりました。運がいいです。この運を星野ジャパンにあげたかった(また愚痴)。
可愛い樽神輿。
ぼんぼり。灯りがついたら見事でしょうね。
魚の子、ポニョちゃんもいた。
そして、八幡さま方面の道へ。粋な黒塀の旧川喜多邸の横へ。工事中でした。いよいよ映画関係の会館の建築でしょうか。”生誕100年川喜多かしこ展”を東京国立近代美術館フィルムセンターでやってますね。その塀に鏑木清方記念美術館のポスターが。そうだ、”鏡花作/清方描く”展をみたいと思っていたのだ、と美術館へ。
ちょうど4時でしたが、閉館は4時半、間に合いました。ここは何度も来ていますが、いつ来ても、うつくしい美人画にうっとりです。泉鏡花と清方。小説家と挿絵画家、お互いに認め合う”相思相愛”のコンビだったようです。”小説家と挿絵画家”(下絵)の作品もありましたが、鏡花が優男(そうみえる)だったことをはじめて知りました(笑)。泉鏡花といえば、玉三郎の演題がいくつも。その展示もありました。婦系図、夜叉ヶ池 や高野聖。先月の七月歌舞伎の夜の部で高野聖をやっていました(ボクは昼の部の静御前の玉三郎をみました)。朝日新聞で丸谷才一さんが玉三郎脚本(原作に忠実)を批判してましたが、どうなんでしょうかね。
有名な”一葉女史の墓”をはじめ、”三枚続”の口絵など美女、美女でうっとりは、いつもの通りでした。
帰り道、大船のお稲荷様でお祭りが始まるところでした。
この日、スポーツ観戦して、ぶらり散歩をし、寺巡りし、そこで花見物もし、二つのお祭りにも遭遇し、そして、美術館も。加えて、映画や歌舞伎も心をよぎり、まるでボクの”好き”が、みんな、涼しい処暑の日に集まってきてしまったような、とても嬉しい1日でした(星野ジャパンが勝ってくれたら、もっと嬉しかったのに;また愚痴)。
北鎌倉駅を降り、自然と亀谷切り通しを抜けるコースをとっていました。まず、海蔵寺。山門前の萩はひとつふたつ咲き始めた程度。山門くぐってすぐのサルスベリは満開。その横の紫苑はもうボクの脊丈ほど伸びていました。ピンク色の芙蓉、桔梗も咲いていましたが、竜胆はまだまだでした。本堂にお参りし、裏の庭園に向かう脇道で玉紫陽花が、玉をいっぱいつけていました。ボクは花よりも、玉のようなこども(蕾)の方が好きです。
玉がいくつも。
おひねりのような、芙蓉の花。しぼむところか開く前か。
そして扇川沿いを歩き、浄光明寺へ。山門前に樽神輿が。そして、本堂前にぼんぼりを並べている人々。この付近の町内会のぼんぼり祭りだそうです。夕方6時頃から灯りが灯るそうです。子供神輿もかつぐそうです。今年はぼんぼり祭りを3カ所でみたことになりました。運がいいです。この運を星野ジャパンにあげたかった(また愚痴)。
可愛い樽神輿。
ぼんぼり。灯りがついたら見事でしょうね。
魚の子、ポニョちゃんもいた。
そして、八幡さま方面の道へ。粋な黒塀の旧川喜多邸の横へ。工事中でした。いよいよ映画関係の会館の建築でしょうか。”生誕100年川喜多かしこ展”を東京国立近代美術館フィルムセンターでやってますね。その塀に鏑木清方記念美術館のポスターが。そうだ、”鏡花作/清方描く”展をみたいと思っていたのだ、と美術館へ。
ちょうど4時でしたが、閉館は4時半、間に合いました。ここは何度も来ていますが、いつ来ても、うつくしい美人画にうっとりです。泉鏡花と清方。小説家と挿絵画家、お互いに認め合う”相思相愛”のコンビだったようです。”小説家と挿絵画家”(下絵)の作品もありましたが、鏡花が優男(そうみえる)だったことをはじめて知りました(笑)。泉鏡花といえば、玉三郎の演題がいくつも。その展示もありました。婦系図、夜叉ヶ池 や高野聖。先月の七月歌舞伎の夜の部で高野聖をやっていました(ボクは昼の部の静御前の玉三郎をみました)。朝日新聞で丸谷才一さんが玉三郎脚本(原作に忠実)を批判してましたが、どうなんでしょうかね。
有名な”一葉女史の墓”をはじめ、”三枚続”の口絵など美女、美女でうっとりは、いつもの通りでした。
帰り道、大船のお稲荷様でお祭りが始まるところでした。
この日、スポーツ観戦して、ぶらり散歩をし、寺巡りし、そこで花見物もし、二つのお祭りにも遭遇し、そして、美術館も。加えて、映画や歌舞伎も心をよぎり、まるでボクの”好き”が、みんな、涼しい処暑の日に集まってきてしまったような、とても嬉しい1日でした(星野ジャパンが勝ってくれたら、もっと嬉しかったのに;また愚痴)。