気ままに

大船での気ままな生活日誌

箱根湿生花園 夏の花々

2008-08-14 13:29:39 | Weblog
真夏の、13日午前中、仙石原の箱根湿生花園を訪ねました。大船駅6時発の東海道下りに乗ったらびっくり。すでに超満員。静岡行きの長距離列車で、人気があるらしい。それに夏休みまっただ中だし、しょうがないと思いました。何故、こんな日を選んだかというと、この日、学芸員による2時間園内ツアーがあるということなのです、それが、定員が20名で、先着順なのです。

小田原まで立ちっぱなしでしたが、そのあとはすいのすい。箱根湯本からの登山バスも座れ、渋滞もなく、仙石原案内所前に着いたのは、8時半前でした。もうここからは、歩いて5分程度。9時開園だし、ゆっくりと歩き始めました。すぐに、ワイフが、あっ、このお店だと素っ頓狂な声をあげました。最近、テレビで紹介されていたそうです。東京からこちらに越してきたハム・ソーセージ屋さんで、東京時代からのフアンである大和田漠さんが訪ねた番組だったそうです。この地はハム造りに適しているらしく、ローストハムのお店も近くにありました。仙石原はすすき原や湿生花園だけではありませんでした(笑)。今回は寄りませんでしたが、次回はここでランチを食べてみたいと思います。



こんなに早く、ここに来たのは初めて。まだ正門が閉まっていました。

9時開門と同時に入り、10時からのガイドウオークの受付を済ませ、園内を散策しました。今の時期は花が少ないだとうと思っていましたが、とんでもありませんでした。数え切れないほどの花々が迎えてくれました。



そして、10時。今、100種類の植物が花開いていますという、学芸員さんの第一声によるガイドウオークが始まりました。常連の方が多いようで、見学者も結構詳しい方が多かったです。ボクらは初心者ですから、つまらない質問もいっぱいしてしまいました(汗)。先ず、目立った花を紹介しましょうね。

コオニユリ(小鬼百合)のオレンジ色が目立っていました。山百合もところどころで花を咲かせていました。以前、園内にいのししが入り、球根を食べられてしまって少なくなってしまったそうです。

ミソハギ(禊萩)も目立っていました。仏前の供物に禊(水をかける)ときに使うそうです。それで、禊萩。

ナツズイセン(夏水仙)。水仙というより、百合の花のようです。ヒガンバナ科の属し、彼岸花のように花の茎だけがにょきにょきと出ています。

フシグロセンノウ(節黒仙翁)。先日、”室町時代の名花 "せんのう”と本ブログで紹介した仙翁の仲間です。花びらのが違いますし、こちらの朱色が少しうすいです。

エンビセンノウ。むしろ、こちらのセンノウとよく似ています。

サワギキョウ(沢桔梗)

蓮池の蓮

ヒツジグサ(未草)も。

サギソウ(鷺草)。一株だけ咲き始めていました。

ヒメトラノオ(姫虎の尾)

玉紫陽花の、玉のようなつぼみ。ここだけではなく、箱根のあちこちでみました。

先日紹介した、この娘がここにいるとは思いませんでした。恥ずかしそうに、一輪だけ咲いていました。ヘクソ(屁糞)カズラちゃん。ごめんごめん、早乙女花ちゃんと呼ぶことにしたんだっけ。


。。。。。

100種類も咲いている花の一部だけ紹介しました。写真はたくさん撮ってきましたので、折りをみて、おみせしたいと思います。このあと、近くの箱根ラリック美術館に寄りました。”ラリックに咲いたシーボルトの和の花”展をやっていました。次回に紹介します。


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オール一本勝ち 金メダル

2008-08-13 05:12:23 | Weblog
柔道女子63キロ級で谷本歩実選手が強豪、フランスのルーシー・デコスを内股で1本勝ちし、前回アテネ五輪に続く金メダル獲得の偉業を成し遂げました。それも、なんとアテネ、北京の両大会、すべての勝利が一本勝ちというすばらしい成績です。

本当に最近の柔道は、ちまちました、指導、効果等の点数稼ぎの面白くない試合が多いです。とくに審判の独断偏見としか思えない”指導”の判定で勝負が決まったときなど(ヤワラちゃんの準決勝もそうでした)は、これでもスポーツかと思いたくなります。柔道がオリンピック種目になり、国際化したことは喜ばしいことではありますが、”JUDOとは俺のことかと柔道言い”みたいなつまらない”改革”が進み、まるで、ふぬけの柔道みたいになってしまいました。相撲でいえば、四つに組んで動かなければ、どちらかに”指導”、あるいは、ちょっと技をかけ、ふらつかせただけで”有効”といった具合で、時間がきたら、土俵を割る前に判定で勝負を決めてしまうのですから、面白いはずがありません。

そんなJUDOを蹴飛ばすかのように、”柔道一本勝負”で、一本勝ちで勝ち続け、アテネ、北京両大会、連続金メダル獲得という偉業を成し遂げた谷本歩実さんは、すばらしいと思いますし、ボクら日本人も溜飲を下げた思いです。本当におめでとうございました。











体操日本も銀メタル、おめでとうございます。今回は、団体の金メダルは難しかったですね。でも、最後の種目で米国を逆転、2位に食い込みました。バトミントン、オグシオしか知りませんでしたが、すごい九州コンビがいたんですね。こちらも金メダル、間違いないタイ。地元ではタイの刺身を準備しているタイ。一方、野口選手の欠場決定はとても残念でした。本人の無念の思いがひしひしと伝わってきますね。

今日は、早朝から箱根に向かいます(汗)。



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鎌倉花火大会と歴史的金メダルの日

2008-08-12 09:06:52 | Weblog
昨日、8月11日は鎌倉花火大会。第60回ということなので、還暦のお祝いに(笑)ワイフと一緒に行ってきました。今年は由比ヶ浜に面したホテルのガーデン(ただの敷地内の空き地ですが)で、ディナーを頂きながらの花火見物でした。海風もここちよく、懐石弁当もおいしく、お酒も飲み放題で(汗)、花火もきれいで(今年は風向きがよく、花火の煙りがとどまらず良かったです)、大満足の花火見物でしたよ。

60回記念ということで、例年より千発多い四千発の大盤振る舞いです。ここの目玉は水中花火。船上から海面に投げられた玉が爆発します。


打ち上げ花火との競演も

さまざまなる情景。 激しく、華麗に、うるわしく、はたまた可憐に舞う。






花火観る人、観られる人

ここで食べて、飲んで、花火見物。金網の向こうは駐車場。花火の写真は金網がじゃまなので外に出て撮った。

浴衣姿の娘さん

花(火)より団子


帰りはホテルの喫茶店で1時間ほどゆっくりしてから、鎌倉駅へ。それでも駅は大行列。空で半月のお月さまが笑ってました。そうそう、お月さまはちょうど花火の上がる場所にいて、ちょうど花火のど真ん中に入ったときもあったんですよ。写真撮ったのですがよく撮れていなかったので紹介できませんでした。
。。。。。

この日のお昼は、ひとり住まいの母のところで一緒にソウメンを食べていました。もちろん、北島選手の競泳を観ながらです。ボクも大興奮しました。あの、突如現われた新鋭、ダーレオーエン選手を見事、50mターンで抜き去り、そのあと、ぐいぐいと泳ぎきり、トップでゴール。金メダル。そして、な、ななんと、驚異の58秒台の世界新記録。すごい、すごいの池の鯉です。これで、明日の200平もいただき、前人未踏の2種目連覇達成まちがいなしです。

この歴史的な日が第60回鎌倉花火大会の日であったことをいつまでの憶えておきます。
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むしむしの日

2008-08-11 09:19:05 | Weblog
ここ2,3日はわりと過ごしやすいですが、むしむしする日はまだしばらく続きます。むしむしに対抗するわけではないですが、今日は、虫虫の写真を(笑)。先日、昆虫写真家、栗林慧さんのトークを紹介したときに、これからは少し、昆虫の写真も撮りますと宣言してしまったものですから、今日の朝サン(朝散歩の略、朝シャンを真似た、いちいち説明してたんじゃ略語の意味がない、これでもう1行損してしまったのだ;汗)のとき、虫虫虫と耳をすまし、目をこらし歩いたのです。虫ちゃんたちを紹介しますね。

今の季節は、やっぱりこの方、夜明け前からジリジリと鳴いてます。アブラゼミです。

抜け殻も近くに。空蝉とも。”源氏物語 第3帖”にも空蝉が。ぼんぼり祭りで藤沢周さんが”転がりて 空蝉自在 山の門”という句をぼんぼりに。


そして珍しくカマキリちゃん。祇園祭でカマキリ鉾のチマキを買ってきました。厄よけお願いします。

抜け殻も近くに。ウツケともいいます。す、すいません。これでチマキの効き目が落ちてしまうかな。ごめんね。かまきりちゃん。それにしても、抜け殻、久し振りにみました。カマキリ鉾のおかげと思います。

ついでに思いでのカマキリ鉾。

これはなんだべ?喋々の幼虫かな。背中の入れ墨がきれいだね。そろそろサナギになるのかな。ちょっとやさしく撫でてあげました。♪ あなたに抱かれて私は蝶になる♪



ふと下を向くと、うつくしいお方が。昆虫界の小百合さまです。いや玉三郎かな。タマムシちゃんです。背中の虹のような縦縞が素敵です。でも、もう息が絶えていました。でも永遠にうつくしさを残す玉虫ちゃん、法隆寺宝物”玉虫厨子”の装飾に使われています。玉虫色が得意なのは政治家の先生方(笑)。

。。。

玉虫のように輝く金メダル。柔道、内柴選手やってくれました。19才の中村選手、銅メタルでも笑わず、金以外は欲しくない、大物登場ですね。ヤワラちゃんの後継者になってね。オグシオ負けたたと思って寝てしまったら、逆転してました。よかった。でも本当に美人ですね。女子体操決勝へ。男子サッカー、残念でした。

オリンピックの影に隠れていて目立ちませんが、松坂13勝、イチロー4安打と活躍でした。今日は午前11時から北島選手、決勝があります。でも突如、強敵(ダレかと思ったらダーレオーエン。)が現われたようでちょっと心配。でもダーレオーエン選手には、ダーレモ、オーエンシマセンよ。座布団1枚。 今日は鎌倉花火にいきます(汗)。
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いたち川沿い へくそかずら

2008-08-10 10:30:42 | Weblog
いたち川沿いでへくそかずら(屁糞蔓)をみつけました。臭いもの同志(いたちと屁糞)で気が合うんでしょうか(笑)。

”へくそかずら”、名前だけから想像すると馬糞のような花でもつけるのかなと思ってしまいますよね。ところが、どうして、どうして、とても可愛らしい花なのです。ちょうど今頃、咲いているというので、今日の朝散歩で、目をこらして、鼻を鳴らして(臭いと思って)、探して見ました。

とうとう見つけました。先日、図書館の図鑑でみて頭に入れておいたので、すぐ分かりました。木に絡みたくさんの花つけていました。筒状の白と赤の、とても好感のもてる花です。名前の由来は、茎や葉をつぶすとヘンな(屁糞のような)臭いがする、というところからきているようです。

本当にそうなのか、ちょっと身体検査をしてみました。花の匂いはありません。次ぎに茎をとり、つぶして、その臭いをかいでみました。たしかに臭いような、でもあの臭いではありません(笑)。確かに、あまり何度も嗅ぎたい臭いではありません。指にも臭いがついてしまい、近くの水道で洗ったほどです。口に入れて味をみる勇気はありませんでした。これなら虫もつかないだろうと思いました。

それにしても、へくそかずらとは、ひどい名前をつけたものだ、命名した植物学者はどんな人なのだろう、と思っていましたが、昨日、図書館で思わぬ発見をしました。な、なんと、万葉時代からの名前なのです。万葉集に出てくる草花の写真集に、それが載っていたのです。ただ、名前は屁がない、”くそかずら”ですが(笑)。さうけふに 延ひおほとれる 屎葛(くそかずら)絶ゆることなく宮仕へせむ (高宮王)







写真をみて頂くと、こんな可愛い花にヘンな名前でかわいそうと思いませんか。イヌノフグリも気の毒ですが、まだこれに比べれば我慢ができます。別名はないか、って?はい、あります、でもこれもちょっと。花の紅い部分が、お灸の跡に似てるんで、”灸花”(やいとばな)。ロマンチックとはいえませんね。そうそう、もうひとつ、早乙女花という、うるわしい名前も見つけました。花のかたちが早乙女の傘にみたてているようです。この名を普及させたいですね。

いたち川の早乙女たち(爆)


いたち川のいたち(?)


いたち川のアオサギ これが飛んで、鳴き声を出し、空で糞尿する場面がこのあと直ぐに(初めてみました、てっきり川の水洗トイレかと思っていましたが、飛行中の空中トイレでした)。ボクがへくそかずらを探しているのを知っていたようだ。その近くで見つけたのです。



。。。。。

今日はちょっと(いつも?)、お上品な奥様方には怒られそうな話題で、すみません。最後に、お口直しの話題を。写真は撮り損なって、お見せできないのですが、飛ぶ宝石と言われている、カワセミを見つけました。この辺では(上流ではしばしばみかけるのですが)、2年振りくらいです。きっと今日はいいことがあるような。今日こそ金メダル。


これは紅葉の頃、撮ったカワセミちゃんです。

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朝散歩で八幡宮の蓮見に 

2008-08-09 20:18:22 | Weblog
今朝はいつもの朝散歩の拡大版で(笑)、5時半に我が家を出発、電車で二駅、鎌倉駅まで行き、八幡さまに向かいました。一昨日のぼんぼり祭りで、源平池に白い蓮の花がたくさん闇の中に浮かんでみえたからです。是非、早朝の蓮の花を観に行きたいと、前日から思っていたのです。通常の朝散歩は6時出発、7時帰宅ですが、今回は30分早く出て、30分遅く帰る、2時間版の朝散歩となったのです。

6時前の鎌倉駅前、そして参道の段葛、どこも閑散としていて、わずかな散歩人と行き交う程度です。それでも、第三鳥居をくぐり、源平池の前にくると、ボクと同じ目的の、蓮を見物したりカメラに収めたりする人が、それでも十数人ほどはいました。

とても見事でした。やはり蓮は早朝です。夕方、しぼんでいた蓮の花が十分開いていて、源平池を覆う蓮の葉の上に、花の茎を突き出していました。ここは、源氏の白旗を意識して殖やしたのか、白い蓮が多く、桃色の花とはまた違った風情、高貴な、といっていい雰囲気を醸し出していました。でも、桃色の蓮も、向こう岸の休み処方面に向かって群生していて、紅白の蓮を同時に見渡すことができました。あの上野の不忍池でも紅白の蓮は観られません。






この日、8月9日は”実朝祭”でした。実朝の誕生日です。

実朝を祭神とする白旗神社。今日、10時から神事が行われるとのことでした。


。。。。。

こういう拡大版朝散歩もなかなかいいなと思いました。これを機会に、ときどき、鎌倉駅あるいは北鎌倉駅を起点とした朝散歩をしてみようと思いました。

。。。

ヤワラちゃん、準決勝敗退、そして平岡選手はなんと1回戦敗退。残念です、悔しいです。でも負け惜しみ言うわけではないですが、あの”指導”の点数はどうもナットクいかないですね。あんなんで勝負が決まるのではスポーツではないですよ。 イッポンで勝負する伝統的柔道に戻せといいたいのだ。でも、もうおそいのだ、トホホなのだ。
かてて加えて、野口みづき選手の入院騒動。トホホの3乗なのだ。ボクの予想金メダル数、早くもマイナス3なのだ。でも何処かで春が、じゃない夏の蓮の花が3輪くらい咲きそうな予感もするのだ。21の金メダルはまだまだ可能なのだ。これでいいのだ。ニャロメ。




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北京五輪開幕 金メダル予想

2008-08-09 09:56:47 | Weblog
いよいよ、待ちに待った北京五輪が開幕しました。昨晩の開会式観ましたか。次から次へと華やかな、そしてスケールの大きなショーには、おどろき、かつ、うっとりしてしまいました。昨晩だけは”媚中派”になってしまいました(笑)。

4年ごと、ボクはオリンピック週間になると、もう夢中になってしまい、仕事は手につかず、おまけに大抵、深夜放送なので寝不足フラフラ、もう、どうしようもない状態になってしまいます。ところが、今回は、今のボクの仕事はブログを書くだけ(汗)、加えて、時差が1時間の北京開催ということで、深夜にのこのこ起き出す必要がない、と生涯最高の状況でオリンピックを楽しめるのです。ありがたいことです。

今日からいよいよ競技が始まります。放送も午前11時から、やわらちゃんの予選が始まります。是非、今晩、金メダルを決め、日本選手団に勢いをつけて欲しいです。先日の男女サッカーでは悔しい思いをしましたからね。男子柔道も平岡選手が有望です。いきなり、ダブル金で景気をつけて欲しいです。

金メダル予想がマスコミ各社で出ていますが、少し控えめすぎます。ボクの予想ではアテネの16を越えます。理由は簡単です。北京は時差がない、気候も似ている、2時間程度で行ける、料理もおいしい、係員も似た顔をした人ばかりで外国に行った気がしない、で、普段通りの力を出しやすい、それに対し、欧米の人達は8分の力しか出せないというわけです。フフフッ。

ではボクの金メダル獲得数予想です。
柔道男子 3 (鈴木、石井、平岡)
柔道女子 3  (谷、谷本、塚田)
水泳男女 5 (北島2 入江 柴田 中村)柴田の調子が戻ってきた
女子レスリング 3 (伊調馨、吉田、浜口)浜口、最後の勝負に馬鹿力(笑)
円盤投げ 1 (室伏)一発投げそう
女子マラソン 1 (野口)体調がちょっぴり不安だが、勝負強い
体操男子 2 (富田、内村)若手、内村がやりそう
野球   1 (ダルでキューバ退治) 
ソフト  1 (アテネの雪辱)
セーリング女子 1(近藤、鎌田組)

以上合計21個の金メダルとなります

ちょっと甘すぎるって? これでいいのだ。銀メダルでよか、てえんじゃ応援のしがいがなかっぺ(pe)。そうだべ?。ホンマどす。オリンピックはお祭りだす。日本全国で応援しましょう(ようやく標準語に戻ったのだ)。

。。。。。

開会式の情景









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鶴岡八幡宮ぼんぼり祭

2008-08-08 18:34:38 | Weblog
八幡さまのぼんぼり祭は、例年立秋の前日から3日間行われますが、閏年の今年は4日間とお得な日程となっております、是非おいでください(笑)。その間、立秋の前日に、茅の輪くぐりもある”夏越祭”、立秋当日は”立秋祭”、そして源実朝公の誕生日の9日には”実朝祭”が執り行われます。 去年は、”夏越祭”に参加しましたので、今年は、立秋祭(7日)に訪れました。

ワイフと鎌倉駅の隣接ビルの居酒屋で食事(?)をして、ぼんぼりが灯される夕暮れを待って、段葛の通りに入りました。すでにぼんぼりが灯っていました。この通りにずらりと並ぶぼんぼりの書画の多くは、両側の商店街の方たちによってつくられたものです。



段葛を抜け、鳥居をくぐると、そこから本格的な、ぼんぼり祭りが始まるのです。先頭バッターは、イチロー、じゃない宮崎緑さんのぼんぼりでした。イチローと同じ、毎年定位置、さすが、元人気キャスター。ボクもフアンどす。緑さんも鎌倉住民ですが、400本ほどのぼんぼりは、鎌倉(周辺も含め)にお住まいの文化人等(等を入れておけば、間違いないのだ;笑)がお描きになったものどす(祇園祭の余韻がまだ残る;笑)コンチキチン。

緑さんのぼんぼり。毎年、今年の干支を描いてます。考えなくていいのだ。楽チンなのだ。


安野モヨコさんのオチビサン。

秋本治さんのこちら葛飾区亀有公園前派出所。

。。。

舞殿では日本舞踊が奉納されていた。汐くみ。



。。。

石段を登り、本殿前へ。今年も、指定席に今年96才になられる新藤兼人監督のぼんぼりが、その横にはいつもの平山郁夫画伯のがみられなかった。ちょっと残念。少し離れたところに日本画家の後藤純男さんのぼんぼりを見つけた。

新藤兼人さん

後藤純男さん


。。。

書も。どれもみんないい言葉。

内橋克人さんのぼんぼり。城山三郎さんの言葉を。


円覚寺の管長さん。

藤沢周さん。

これが一番気に入った(笑)

。。。

森山良子さん

まだまだ、たくさん。


きりがないので、この辺で。また来年。でも1年が早いですね。今晩は北京五輪開幕式。4年も早いですね。


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崖の上のポニョ もうひとつの縁

2008-08-08 10:02:44 | Weblog
昨日の続きです。

”崖の上のポニョ”を観た帰りに寄った大船の本屋さんで、宮崎駿さんの顔写真を表紙にした著作本を偶然見かけた話は、昨日しました。次々現われる”崖の上のポニョの縁”にボクは驚いたのですが、実は、もうひとつの縁がその本屋さんにあったのです。

ボクは夏目漱石が好きで、漱石全集をもっていたのですが、マンションに越すにあたって、蔵書本の一大整理を行い、この全集もその中に入ってしまったのです(ちょっと後悔してますが)。で、ときどき漱石を読みたくなると、図書館で読むか、文庫本を買って読むかにしているのです。そして、その日も、久し振りに読みたくなっていた”門”の文庫本を買ったのでした。

読み始めて、ボクはハッと思いました。”門”の主人公の名前が宗助なのです。”崖の上のポニョ”の5歳児の子の名前も宗介、介と助の違いはありますが、ソウスケであることには違いありません。宗介なんていう古風な名前に、ボクは多少不思議な感じをもっていたのですが、ひょっとしたら、とある考えが浮かんだのです。

宮崎俊さんはきっとボクみたいに漱石が好きで、宗介も、この”門”の主人公の名前を借りたのではないか、と。そして、その推測が確信に変わったのは、数ページ後の、宗助が住んでいる貸家が”崖の下”にある記述をみつけたときです。なるほど、題名までここからきているのだ。ついでながら、”崖の上”の家には宗助の家主さんが住んでいます、娘さんのピアノの音が聞こえてくる一軒家です。映画では宗介くん家族が住んでいます、とても素敵な崖の上の一軒家です。

ぼくはさらに、証拠を固めるため、本と映画の登場人物の名前の類似性を調査してみました。”門”に出てくる、名前は、御米(およね)、小六(ころく)。一方、映画に出てくる名前は、ポニョ、リサ、耕一、フジモト、トキ、ヨシエ。・・・・・何の関係もありませんでした。

。。。。。

証拠固めは十分ではなかったのですが、ボクの推測が間違いではなかったことが分かりました。”映画を観た日に、映画の主人公の名前を決めた本を買った”というもうひとつの縁が確定したのです。ボクはあまりの縁続きに驚くとともに、最近、結構、こうゆうことがあるな、第六感がきくようになってきたのかな(笑)、と少し、嬉しく思ったのでした。それは、”崖の上のポニョ”の公式ホームページの、”キーワード”という項目に、まさにボクが推測した文章が載っていたのです。

“夏目漱石に意外なルーツ”
「ハウルの動く城」の制作後に宮崎監督は、夏目漱石全集を読みふけりました。それは、「崖の上のポニョ」に意外な影響を与えていたのです。漱石の、『三四郎』『それから』に続く前期3部作の3作目にあたる『門』の主人公の名は“宗助”。その宗助は「崖の下の家」に住んでいるというのです。こうしてみると、字は違いますが、ポニョの主人公“宗介”のもとになったことは明らかです。(原文のまま)

さらに、こんなことも。
”草枕”にも出てくる、ジョン・エヴァレット・ミレイの“オフィーリア”(今、北九州市立美術館でやってますね)を英国まで観に行きました。その絵を観て、衝撃を受けた宮崎監督は、これからは”精度を上げた爛熟から素朴さへ舵を切りたい”との決断をし、その考えに沿って”ポニョ”をつくられたそうです。
まだまだ、辞めないでくださいね。素朴さへの舵取りということで、次回は小津安二郎的アニメ、期待しています。

。。。。。

夏目漱石の誕生日が旧暦の1月5日に対し、宮崎監督は新暦の1月5日が誕生日だそうです。 ついでながら、ボクは小百合さまと同じ3月生まれです。

漱石が逗留した円覚寺・帰源院。ここでの経験が”門”に生かされている。

宮崎監督の絵コンテ。漱石の影響が。

風貌。漱石+小津安二郎/2 (笑)

 



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ご縁で観る 崖の上のポニョ

2008-08-07 11:15:09 | Weblog
前日、たまたま近くのホールで映画音楽特集演奏会を聴きに行き、そこでアンコールで演奏された曲が、宮崎駿監督の”崖の上のポ(po)ニョ”のテーマで、その翌朝、その作曲家の久石護さんの紹介の番組がありました。その縁はまだ続き、その翌日の午前、ワイフが藤沢の銀行に行く用事があるから久し振りに映画でも観ないかというので、調べると、ちょうどいい時間帯に”崖の上のポニョ”が上映されていたのです。

縁はまだ、続いていました。映画を見終えて、大船の本屋さんに何気なく入ると、はじめに目に入ったのが、なんと宮崎駿さんの顔写真を表紙にした著作本でした。ぱらぱらとめくると、最後の方に、この映画のことが。粗筋や狙いみたいなことが数ページに渡って書かれていました。

そして、さらに。その晩、茂木健一郎さんと住吉アナ司会の”プロフェッショナル”で、宮崎駿特集をやっていたのです。それも、この”崖の上のポニョ”の、300日に渡る制作現場を克明に記録したものなのです。

わずか2,3日の間の、この縁続きには驚いてしまいました。きっと、ポニョちゃんがボクに観てもらいたくて、仕組んだワナだったのでしょう(笑)。

。。。。。

ポニョちゃんは、魚の子なのですが(でもお父さんは、元人間で、お母さんは”海なる母”)、人間になりたくて、家出してしまいます。そして海辺で5才の宗介君に出会い、一目惚れしてしまいます。宗介君もポニョちゃんが大好きになり、ふたりの”恋物語”が始まります。

魚の子のポニョちゃんが魔法をつかって、人間の大きさにふくらみ、また、ぴょこんと、鳥のような手足ができて、次ぎの段階では人間の女の子の姿に変身する、そのたんびにびっくりする宗介君ですが、ポニョちゃんへの愛は変わりません。

でもこの華麗なる変身、ボクらホモサピエンスが何億年もかかって、魚から海へ上がって両生類そして鳥類、ほ乳類へと進化(退化?)してきたことと同じですね。

さて、この恋は簡単には成就しません。お父さんに引き戻され、また魚に戻ってしまいます。でも、あのドキンちゃんのような(性格が似ているのです)バイタリティーで、宗介くんのところに戻り、一気にハッピーエンドを迎えます。このラストシーンとその前のシーンの絵コンテを考える宮崎監督の姿が”プロフェッショナル”で映し出されていましたが、産みの苦しみがよく分かりました。その絵コンテ(設計図のようなもの)には数ヶ月の時間がかかっているのですよ。

。。。。。

こうゆう場面はアニメしか表現できない、と今回も思いました。漫画でもできないし、子役やぬいぐるみを使った映画でも出来ないし、小説でも、詩でも、歌でも、もちろんできないと思います。それは、宗介くんと魚の子のような、ヒトとヒト以外の生物(キャラクターでもいい)との愛情表現です。とくに宮崎アニメではそれがとてもきめ細かく表現されています。ヒトとサカナが対等に愛しあう姿が見事に描かれていて、生き物好きなボクにはとても感動的でした。

"プロフェッショナル"によると、宮崎アニメは一切、CGを使わず、すべて手書きだそうです。たしか全部で作画17万枚と言っていました。登場人物の動きが、とても自然でなめらかな理由が分りました。”宮崎工房”がつくる作図を、宮崎さんはいちいちチェックし、自分の気に入らないものには書き直しを命じていました。ていねいな仕事振りには感心しました。

久石護さんの音楽にも耳を傾けました。前々日の鎌倉吹奏楽団による演奏を聴いたばかりですから、すぐ馴染みましたよ。ポニョちゃんにぴったりのテーマ曲でした。声優陣もすごいですよ。宗介くんのお母さんが山口智子さん、お父さんが長島一茂さん、ポニョちゃんのお父さんが所ジョージさん、お母さんが天海祐希さん、等々です。

もう一度、耳をすまして、目をこらして、静かに(アニメでは、しょうがないことですが、子供さんの声がちょっとね)みてみたい作品です。

。。。

実は、この映画とは、もうひとつの縁がありました。これについては次回に紹介しますね。これから、”夏の暑さにも負けず”、出掛けますので(大汗)。

登場人物

プロフェッショナル 住吉さんが目をまん丸くして驚く様が好きです。

宮崎さん、最後の作品かもしれません。




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