'05.07.18 『モディリアーニ/真実の愛』鑑賞。
モディリアーニの絵はわりと好きだけど本人についてはよく知らない。この映画どおりだとしたらダメ人間だ(笑) 前半は画家としてよりそういう部分が重点的に描かれている。お酒、ドラッグ、友人との悪ふざけなど奔放というよりは自虐的な感じ。娘が生まれてもジャンヌの父親に反対されて一緒に暮らすこともできない。何もかもままならなくてもどかしい。
「ラ・ロトンド」に集う芸術家たちがピカソ、リベラ、ユトリロなど豪華! 最も成功していたのがピカソ。モディリアーニと憎みあうほどにお互いライバル意識を剥き出しにしている。演出なのか本当にそうだったのか? まぁ個性が強く感受性の鋭い芸術家同士がこれだけいて摩擦が無いのもありえないとは思うけど…。ジャン・コクトーがピカソの取り巻きみたいに描かれていたけどこれも事実? モディリアーニの死因とかも含めてかなり事実とは違う印象(よく知らないのであくまで印象)を受けたけど伝記映画を作るつもりじゃないならOKかも。
「真実の愛」って邦題はどうだろう。たしかにジャンヌとの愛を主軸に描いているし、妊娠中のジャンヌがモディリアーニの死後投身自殺したのは事実。それはジャンヌの愛が深いっていう見方もできるけど、だからって「真実の愛」かな? 恋愛なんてそもそも人それぞれだと思うし。2人にとって真実の愛ではあるから間違いではないだろうけど。映画どおりならジャンヌにはモディリアーニしかなかったのかなとも思うし、それは確かに哀しい姿ではあった。
サロンへの出品へ向けてそれぞれの芸術家たちが時に苦悩し、時に恍惚とし作品に取り組む姿に感動。その生みの苦しみ、そして幸福。気が付いたら涙が出ていた。このシーンだけでも見る価値あると思う。完成したジャンヌの肖像画は感動的。
追記:他の方の記事を覗いてみたら冒頭に「フィクションである」とのコメントが出ていたとのこと・・・。見落としてました(恥)
『モディリアーニ/真実の愛』 公式サイト
モディリアーニの絵はわりと好きだけど本人についてはよく知らない。この映画どおりだとしたらダメ人間だ(笑) 前半は画家としてよりそういう部分が重点的に描かれている。お酒、ドラッグ、友人との悪ふざけなど奔放というよりは自虐的な感じ。娘が生まれてもジャンヌの父親に反対されて一緒に暮らすこともできない。何もかもままならなくてもどかしい。
「ラ・ロトンド」に集う芸術家たちがピカソ、リベラ、ユトリロなど豪華! 最も成功していたのがピカソ。モディリアーニと憎みあうほどにお互いライバル意識を剥き出しにしている。演出なのか本当にそうだったのか? まぁ個性が強く感受性の鋭い芸術家同士がこれだけいて摩擦が無いのもありえないとは思うけど…。ジャン・コクトーがピカソの取り巻きみたいに描かれていたけどこれも事実? モディリアーニの死因とかも含めてかなり事実とは違う印象(よく知らないのであくまで印象)を受けたけど伝記映画を作るつもりじゃないならOKかも。
「真実の愛」って邦題はどうだろう。たしかにジャンヌとの愛を主軸に描いているし、妊娠中のジャンヌがモディリアーニの死後投身自殺したのは事実。それはジャンヌの愛が深いっていう見方もできるけど、だからって「真実の愛」かな? 恋愛なんてそもそも人それぞれだと思うし。2人にとって真実の愛ではあるから間違いではないだろうけど。映画どおりならジャンヌにはモディリアーニしかなかったのかなとも思うし、それは確かに哀しい姿ではあった。
サロンへの出品へ向けてそれぞれの芸術家たちが時に苦悩し、時に恍惚とし作品に取り組む姿に感動。その生みの苦しみ、そして幸福。気が付いたら涙が出ていた。このシーンだけでも見る価値あると思う。完成したジャンヌの肖像画は感動的。
追記:他の方の記事を覗いてみたら冒頭に「フィクションである」とのコメントが出ていたとのこと・・・。見落としてました(恥)
『モディリアーニ/真実の愛』 公式サイト