・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【Googleのロゴ】ハッピーホリデー

2011-12-24 03:21:33 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ハッピーホリデーだそうです(笑)

ロゴをクリックすると「ホリデーシーズン」の検索画面にリンクする。
うーん(笑)

Happy Holiday



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【cinema】『サラの鍵』(試写会)

2011-12-24 03:16:01 | cinema
'11.12.12 『サラの鍵』(試写会)@よみうりホール

これは見たかった! rose_chocolatさんのお誘いで行ってきたー★

*ネタバレありです!

「アメリカ人ジャーナリストのジュリアは取材中、フランス人の夫の祖母から譲り受けたパリのアパルトマンが、1942年に強制連行されたユダヤ人一家のものであったことを知る。一家の長女サラに興味を持ったジュリアは彼女について調査を始めるが・・・」という話。これは良かった。サラとジュリア、それぞれが抱える問題は、重く描こうと思えばいくらでも重く描ける。でも、そうはなっていない。ジュリアはジャーナリストだから、彼女の取材に立ち会っている感覚なので、生々しさがない。一方で、ジュリアの家族にも関係のあることなので、彼女がよりのめり込んでいく感じも分かる。そのさじ加減が絶妙。号泣してしまうことはなかったけれど、じんわり泣いてしまう。そんな映画。

見たいと思った理由は予告編が良かったから。強制連行される朝、サラは咄嗟に幼い弟を納戸に隠し鍵を閉める。弟はどうなったんだろう。サラはどうなるんだろうと気になった。良い結末ではない予感はした。普通に考えて無理だと思ったし・・・ でも、痩せた少女2人が麦畑を走る姿を見たら、もしかしたらと思ってしまう。実際に見てみたら、想像していた映画とはちょっと違っていたし、弟の件については読売新聞夕刊の映画紹介記事でネタバレしてしまったのだけど・・・ もしも少女が直ぐに戻れたのなら、少女は弟を守ったことになる。でも、弟を思ってしたことが、また別の悲劇を生んでしまう。とにかくサラが健気・・・ この時10歳だったサラには警官がやって来たことは、自分たちにとって良くないことで、弟を助けなければならないことは分かる。でも、彼らが誰で、何の目的でやって来て、自分たちはどこへ連れて行かれるのかは分かっていない。それが悲劇を生みもするけど、それゆえサラが真っ直ぐに突き進んで行ける。彼女の弟を助けたいという思いが本当に切ない。その思いと、彼女の利発さ、そして凛とした佇まいが周囲の人々の心を動かしていく。10歳の少女が収容所から逃れ、遠く離れたパリまで一人で行けるはずはないわけで、必ず誰か大人の助けがあったはず。サラの健気さに心打たれただけでなく、善良な人たちの罪悪感を刺激しているのも伝わってくる。その辺りも上手い。目を真っ直ぐに見つめて「私はサラ・スタルジンスキ」と握手を求められたら、普通の人間ならば心揺さぶられないわけはない。収容所の見張りも、老夫婦も命の危険をかえりみず、助けたくなる気持ちはすごく分かる。

ジュリアは一人娘を生んだ後、子供に恵まれず、不妊治療を受けた時期もあった。45歳になって妊娠が発覚。でも、夫は子供を望んでいない。自分の中にも迷いが生まれたんだと思う。そんな時、記者として記事にしようと考えていたユダヤ人迫害と、夫の家族とのつながりを知り一気にのめりこんで行く。サラはどうなったのか・・・ ジュリアが譲り受けたアパルトマンを入手した経緯を置いておいても、過去を探って欲しくないのは誰でも同じなのではないかと思う。でも、ジュリアが探ってくれないと、サラのその後は分からない(笑) ただ、ジュリアがサラにこだわった理由は、弟のことを含めてサラ自身に興味を持ったこともあると思うけれど、夫(自分)の家族に関わりがあったこともあるのだと思う。1942年当時10歳だったサラは、生きていればジュリアの祖母くらいの年齢だけど、ジュリアが追っている彼女は自分の娘より若いわけで・・・ しかも、自分の中にはまさに今新たな命が芽生えたばかりで、自ら葬ってしまうか心揺れている。その命とサラの運命を重ねたのかもしれない。

サラとジュリアの場面が交互に描かれるけれど、このリンクの仕方が見事。前述したけど、どちらも重く描こうと思えば、いくらでも重く描ける。でも、そうはしていない。ユダヤ人というだけで、収容所に送られ、両親と引き離されたサラの人生を、現代女性の抱える悩みを持つジュリアが追うことで、見ている側も共感できて、彼女たちのその後を知りたいと思ってしまう。それぞれのエピソードが押し付けがましくないので、見ていて辛くなり過ぎることはない。きっかけは1995年にシラク大統領が、フランス国家がユダヤ人迫害を行っていた事実を認めた演説を記事にしようとしたことだし、サラたちが連行されたヴェルディヴ(冬季競輪場)では、食事どころか水も与えられず、トイレにも行かせてもらえない。屋根があるとはいえ、真夏の屋外で5日間閉じ込められた。近隣には悪臭が漂っていたとの事実を知れば、憤りを感じるけれど、これはナチスやフランス政府を糾弾する映画ではなくて、あくまで一人の女性が、ある女性の人生を辿ることで、自らの人生を模索する話として描いている。だから、見ている側には少し逃げ道があって辛くなり過ぎない。サラもナチズムの犠牲者というより、弟を守ろうとして逆に彼の命を奪ってしまった心の傷を抱えた女性として描いている部分が大きい。でも、ヴェルディヴや収容所の劣悪な状況もきちんと描いているから、声高でなくてもその辺りのこともきちんと落ちてくる。個人的には声高に叫ばれるよりも、言葉の裏とか映像とかで、さり気なく伝えてくるタイプの方が好きなので・・・

ジュリアの調査は海を越えてアメリカへ。老夫婦に引き取られ、ジュリアの夫の祖父からの援助を受け、賢く美しく成長したサラ。心の傷は深く、聡明で思慮深いゆえに、幸せになることを拒否してしまう。老夫婦だけでなく、彼女が弟を隠した家の新しい主となったジュリアの夫の祖父が、彼女を援助したのは決して罪悪感だけではなく、彼女を愛したからだと思うけれど、聡明なサラはその両方を感じ取って辛くなってしまったのかもしれない。アメリカへと渡った彼女は名前を変え、知り合った男性と結婚し男の子を産む。サラは自分がユダヤ人であることを隠し続けた。ユダヤ人の子供であることが知れたら、息子の命が危ないと本気で考えていた。こういう、例えばユダヤ人虐殺600万人という数字の中に埋もれてしまう普通の人々に残った傷が、逆に胸に迫ってくる。どんな理由でも奪ってよい命はない。

ジュリアはサラの息子ウィリアムに行き着くけれど、彼は母親の過去を受け入れることが出来ず、拒否されてしまう。その気持ちも分かる気はする。ジュリアも彼が知らなかったとは思っていなかったのだから、仕方のないことではあるけれど・・・ その後、父親(サラの夫)から、ウィリアムに真実が語られるシーンは良かった。サラの取った行動については、いろいろ考えさせられた。幸せになって欲しかったけれど、彼女はそれを望んでいなかったのかも。悲しいけれど、それもまた彼女の人生だから・・・ 調査を終えたジュリアは人生を方向転換する。2年後すっかりシフトチェンジした後に場面は移るけれど、これは良かったと思う。見せたいのはそのゴタゴタではないから。見せたいのはラスト。ここについてはあえて伏せておく! 名前にまつわるエピソードが、ある人物の心を大きく揺さぶる。この人も2年間いろいろ向き合ってきたのでしょう。このラストが美しい。直接的ではなくても、命や人がつながっていくことって、こういうことなんだろうと思う。そして、それは辛く苦しいこともあるけど、素晴らしいことなんだと思った。

キャストが素晴らしい。サラのメリュジーヌ・マヤンスちゃんが素晴らしい。機転が利き賢いサラ。ガリガリに痩せた体が痛々しいのに、いつも凛としている。相手の目を真っ直ぐ見つめて「私はサラ・スタルジンスキ」と名乗る姿こそ、声高ではないこの映画の反ナチスというか、人間の尊厳を問うているのだと思う。その辺りを見事に体現していた。素晴らしい! ウィリアムのエイダン・クインも良かったし、老夫婦も良かった・・・ あと、サラの夫の人も。そして、クリスティン・スコット・トーマス! この映画を見たいと思った理由の1つ。45歳で妊娠、夫との溝、現実に悩みを抱えつつ、記者として、母として、一人の人間として、サラの人生を追うことにのめり込んで行く。そしてそこから自らの人生を転換させて行く。その、しなやかな強さを抑えた演技で見事に表現していた。人の人生に首を突っ込んでいくわけだから、うっとおしい人物になりかねないけど、そうはなっていない。それは、クリスティン・スコット・トーマスのおかげ。

紹介が遅れたけれど、本作はタチアナ・ド・ロネの「サラの鍵」の映画化。全世界で300万部を突破し、ノーベル平和賞受賞の劉暁波が獄中で読んだことでも有名なのだそう。原作は未読なので、どこまで忠実なのか不明。でも、"サラの鍵"というのは、弟を隠した納戸の鍵というだけではなく、関わった人たちの心や、人生も開いて行くってことを表しているのかなと思った。

大感動って感じではないけれど、じんわりと心に響いてきた。ラストは感涙 じっくり良質な映画を見たいという方にオススメ!

『サラの鍵』Offocial site


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【nephews】Christmas Party ☆

2011-12-24 00:00:00 | nephews
おそよ☆寒ーい!今日はこれから弟宅でChristmas Party☆ Posted at 11:58 AM

甥っ子宅でChristmas Party☆おいしかったー☆甥っ子1号 & 2号の運動会とお遊戯会上映会楽しかった♪ http://t.co/QYA3dFQj #pikubo Posted at 03:59 PM



【甥っ子1号の作品】これは…?! http://t.co/NoIIA8qs #pikubo Posted at 06:43 PM



【甥っ子2号の作品】お腹からビー玉が出るよ♪ http://t.co/XhTPNNoW #pikubo Posted at 06:39 PM



・・・ ipod nano ・・・
実はずっと使ってなかったiPod nano 電池パックから発火する恐れがあるから修理するとのお知らせがあり、修理に出したら新しくなって戻ってきた(δ∀δ*) http://t.co/gYdb6feJ #pikubo Posted at 07:48 PM



RT @raminkarimloo: Christmas. Best time of year to give thanks and help to anyone who needs it. Sandwich for a homeless person instead o ... Posted at 08:15 PM

RT @raminkarimloo: Anything. Im sure we all help in ways we can. Much love and blessings. Looking forward to rejoining @lesmisofficial o ... Posted at 08:17 PM

http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする