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【cinema】『もうひとりのシェイクスピア』

2013-01-16 22:23:07 | cinema
'13.01.02 『もうひとりのシェイクスピア』@TOHOシネマズシャンテ

これは見たかった! 試写会応募したけどハズレ・・・ 2013年劇場鑑賞1作目に選出(笑) 評判も良かったし期待大で、行って来たー♪

*ネタバレありです!

「エリザベスⅠ世の統治下のイギリスでは、平民出身のウィリアム・セシル親子が権勢を振るっていた。彼らは人々に及ぼす影響を恐れ、演劇の上演を禁止していた。英国屈指の名門貴族オックスフォード伯は芝居を愛し、密かに戯曲を執筆していた・・・」という話。これはおもしろかった! もともと洋の東西問わずコスチューム・プレイが好きなこともあるけど、意外に陰謀渦巻く話なのに、分かりやすかったし、お芝居を絡めているせいか楽しく見ることができた。人間関係が複雑でホントはとってもドロドロしているんだけど、そこまで重厚過ぎず、軽すぎず絶妙な演出。大味大作ばかり撮ってるイメージのローランド・エメリッヒがまさかの・・・ とは聞いていたので、半信半疑で見たけど。これは素晴らしい!

とか偉そうなこと書いているけど、ローランド・エメリッヒ監督の作品って『インディペンデンス・デイ』しか見てないかも? でも、『インディペンデンス・デイ』おもしろかったけど(笑) 実はローランド・エメリッヒ監督、この作品を撮ることを夢見て10年以上! なかなか資金が集まらなかったけど、自身の作品の大ヒットにより実現できたそうで、そういう意味では大味大作バンザイではある。何度も書くけど別に大味大作嫌いじゃないし(笑) 監督がこの作品に興味を持ったのは、脚本のジョン・オーロフとの会話から。実はこのオーロフ、大学院生の頃から25年間シェイクスピア別人説を研究しているのだそう。主題でもあるこの別人説については後に触れるとして、エメリッヒ監督が撮りたいと思ったのは、もちろん別人説に惹かれたわけだけど、他にも当時のロンドンを見せたいと思ったからだそうで、これはCGなどを駆使して素晴らしい映像になっている。この辺りはSFスペクタクル大作(?)を多く手がけた監督ならでわ言えるかも。また、当時の宮廷政治を描く際、あの時代最も重要だったのは何かを2人で考え、エリザベスⅠ世の後継者問題を主軸に置くことにしたそうで、これにより主人公の第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアが、宮廷政治と庶民の娯楽であった芝居とに絡んでくるけど、彼をあくまで芸術家として描いたのが好き!

別人説について触れておくと、公式サイトによれば18世紀から論議されて来たそうで、シェイクスピア別人説を唱える人々を反ストラットフォード派というのだそう。ストラットフォード・アポン・エイボン出身の役者ウィリアム・シェイクスピアという人は実在するようだけど、果たして彼が本当に書いたのだろうか? 当時の地方の教育では、あのような文章を書くのは無理だろうというのが大方の見方で、別人とする根拠としては、①自筆の原稿が残っていない ②公式な文章に6つの異なる署名がされている(Shaksp、Shakspe、Shakesper、Shakespere、Shakspere、Shakspeare) ③手紙、日記、詩などが残っていない ④妻への遺産は「2番目に立派なベッド」で金銭はなし ⑤妻子は読み書きができない ⑥海外旅行の経験なし ⑦遺言で本や戯曲について一切触れていない などが上げられている。②については日本の絵師って、わりと雅号を変えたりするので、個人的にはそんなに違和感ないけど⑤はちょっと不思議。何故子供に読み書きを教えなかったのか? ストラットフォード・アポン・エイボンには以前行ったことがある。当然、シェイクスピアの生家にも行ったし、奥さんのアン・ハサウェイ(!)の実家にも行った。静かな街ではあったけど、やっぱり観光地だし、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇場もあったりして、当時の面影はないのだと思う・・・ たしかに、映画を見ながらこんなに宮廷内部のことや、政治的なことを書けるのは、文才だけじゃ無理だろうと思ったし、やっぱり知っていたからなんじゃないかと思ったりした。観客にこれはウィリアム・セシルを揶揄しているんだと分からせるわけだから。しかも彼らに刷り込みされたのだと気づかせないように。彼らに近いところにいる人物じゃないと知りえないことなのじゃ・・・ まぁ、観客の反応についてはどこまでが映画的ウソなのか不明だけど・・・

反ストラットフォード派の人々の中には、フロイトやマーク・トウェイン、チャーリー・チャップリン、オーソン・ウェルズなど著名人も多い。そんな反ストラットフォード派が本物のシェイクスピアとして最も有力だと考えているのが、第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア。オックスフォード伯であるという根拠としては ①貴族であり作家としても有名であった ②「ハムレット」の人生と自身の人生が酷似している ③1年4ヶ月のヨーロッパ旅行をしており、滞在先が作品とリンク(パドゥア:じゃじゃ馬ならし、ミラノ:テンペスト、ヴェローナ:ロミオとジュリエット 等)している ④所有していた注釈つきジュネーブ聖書からの引用がある ⑤あだ名がspear shaker(槍をふるう人)で、Shakespeareはアナグラムなのではないか と書いてみるとオックスフォード伯で間違いないんじゃないかと思ってしまう(笑) ただ、自身も戯曲を書いていたこともあり、当時の演劇関係者と親交があったそうなので、意図的にシェイクスピアを作り上げたのではなくても、助言やヒントを与えたってことはあったのかも。ネットもテレビもない当時、庶民が宮廷内部を知ることは難しかったと思うし。でも、意外に皆本質を見抜いていたのかもしれないけれど・・・

で、何度も書いているように、このオックスフォード伯エドワードが主役であり、彼を中心として陰謀渦巻く宮廷と、シェイクスピア誕生を描いていく。陰謀とは正式な後継者のいないエリザベスⅠ世の、次期王にスコットランド王ジェームズをと考える宰相ウィリアム・セシル、女王の隠し子ではないかと噂されるエセックス伯は自ら王位を狙い、彼を信望するサウザンプトン伯もこれに組しているという感じ。女王自身はすでに老齢ではあるけれど、後継者問題については明言を避けている。セシル親子はこの映画の中では悪役で、女王に進言してライバルのエセックス伯を前線に追いやったりと暗躍する。お気に入りのはずの若くてイケメンなエセックス伯だけど、あっさりとセシルの進言を受け入れてしまう女王。この辺り、今まで見てきたエリザベスⅠ世と違う印象・・・ イヤ、ダメな女王ということではないんだけど・・・ 後に女王自身のセリフで、平民出身のセシル親子を重用する理由を語っているけど、なるほどと思わせるし、判断が間違っているとも思わない。上に立つ者は自分の感情とは別に、判断を下さなければならないと思うし。演じているのがバネッサ・レッドグレーブってこともあるかと思うけれど、威厳は多少なくなったかもしれないけれど、老練している印象。自分を殺そうとしたメアリ・スチュアートに繋がる者を、イングランド国王になど絶対しないと言い張る感じは、前述したことと矛盾するけど気持ちは分かるし、スコットランドの支配下となる懸念もあるわけだし・・・ でも、結果的にはスコットランド王が王座に就くことになるのはなんとも皮肉。と、つらつらエリザベスⅠ世について書いているのは、前述したとおりこの後継者問題が大きな軸であり、それにはエリザベスⅠ世の性格や、プライベート部分が大きく関係しているから。チラシやCMなどでも触れているので、書いてしまうけれど、女王には公式な跡継ぎはいないけど、非公式な跡継ぎはいるということ。

つまり女王には複数の愛人がいて、何人かとの間には子供がおり、その子達は密かに貴族の子供として育てられたということ。この辺りも諸説あるようだけれど、ヴァージン・クィーンに愛人がいたというのは、公然の秘密という感じであったらしい。映画の中では後に衝撃の真実が分かるけれど、オックスフォード伯エドワードは若い頃、女王の愛人であった。公式サイトでは実際のエドワードも愛人であったような記述があったように思うけれど、毎度のWikipediaにはそういう記述はなかった。Wikipediaもその性質上、全てが正しいわけではないのは周知のとおり、なのでどちらが正しいのかは不明。映画では両親が亡くなったため、ウィリアム・セシルの屋敷で暮らし、様々な教育を受けているけれど、実際のエドワード卿は当時の慣習として、両親が健在のうちから育て親トーマス・スミスのもとで育てられたのだそう。ただし、若くして当主となってからは上司であるウィリアム・セシルの下で教育を受けたことはたしかで、実際の妻も映画でも描かれていたとおりセシルの娘。映画では娘1人しか登場しないけど、実際は5人の子をもうけており、後に再婚した女性との間に男子が誕生、この子が第18代オックスフォード伯爵となっている。セリフにもあったように思うけれど、イングランドで2番目に古い家系。この映画では当然ながらエドワード=シェイクスピアなのだけど、実際のエドワード卿も作家として有名で、詩や戯曲を書いていたらしい。詩は当時の有名な詩人達に賞賛されたそうで、演劇の庇護者としても知られているのだそう。これもWikipediaからの知識だけれど、これによると貴族だからという理由で、彼が戯曲を書くのを禁じられていたわけではなさそう・・・ ただ、当時役者達や芝居に関わるのは下層の人々で、身分ある人のすることではないとされていたというのは何かで読んだことがある気がするし、『恋におちたシェイクスピア』でも描かれていたと思う。あの映画でも、反政治的な内容の芝居は上演中止になっていた気がする。なので規制自体はあったと思うけれど、当時のことだから適当だったり、不当だったり、理不尽だったりはあったと思う・・・ と、若干脱線気味に書いているけど、ここが映画では重要な部分。オックスフォード伯が何故シェイクスピアを誕生させなければならなかったのかは、彼が公に作者であるとは言えなかったからだということにしたいということ。ここが、映画の肝なので、ここを史実と違うと言っちゃダメだと言いたいわけです(笑)

映画は大きくわけて2つの流れと、2つの時代を行き来しつつ描かれて、最終的に1つになるという仕組み。これが混乱してしまうこともなく、宮廷の陰謀をシェイクスピアとなった男(シェイクスピア本人)の厭らしさにイライラしつつも、適度に大味でありつつ、ちゃんと計算されていて、見ていて飽きさせない。全て書いてしまうのは野暮だけど、多分書いちゃう(笑) 青年のエドワードがセシルの屋敷にやって来たことから全てが始まっている。少年の頃から戯曲を書く才能に恵まれた、才気溢れる美青年。この少年エドワードが、若き日のエリザベスⅠ世の前で上演したのが「真夏の夜の夢」だよね? あんまり詳しくないので、ほんのワンシーン見ただけじゃ直ぐには分からなかったりするけど、ちゃんとシェイクスピアになってからは、脚本のタイトルを見せてくれるので大丈夫(笑) 話を戻すと、才気溢れる美青年で自信家でもある彼は、セシルの娘の心だけでなく、エリザベスⅠ世の心もとらえてしまう。そしてセシルの実の息子ロバートの嫉妬心を煽ってしまう。そういう伏線が実はいろいろあるけど、いちいち気になり過ぎちゃうことはない。冒頭はまさかのNew York。雨の中、渋滞にはまるタクシー。乗っているのはデレク・ジャコビ。劇場に到着すると急いで舞台裏へ。そして、そのまま舞台へ上がる。彼の登場とともに幕が上がり、シェイクスピア別人説について語り出す。すると、彼の語りとともにエリザベス朝時代へ。そして、ラスト再びこの舞台へ戻る。この演出については不要と思う人もいるかもしれないけれど、個人的には好きだった。別人説はあくまで説なのだから、全て作り物ですよっていうこと。なので、多少の無理もOKみたいな(笑) 後継者問題がらみで、女王とエドワードとの間の子供は、エセックス伯なのではないかと思わせて、実は・・・っていうのもおもしろかった。まぁ、これは自分が勝手に勘違いしてただけかも(笑) エドワードはエリザベスⅠ世の愛人となったけれど、女王が彼の子供を宿したため、ウィリアム・セシルにより2人の仲は裂かれることになる。女王にはエドワードに捨てられたように、エドワードには女王に捨てられたように思い込ませる。以来、2人は20年近く会っていない。政治の表舞台から遠ざけられて、抑圧された思いは戯曲を書くことに向かう。

そして、彼は別人の名前を借りて作品を上演することを思いつく。彼が選んだのはベン・ジョンソン。後に桂冠詩人となる実在の人物。桂冠詩人とは政府などに公式に任命された詩人のことだそう。この頃はまだ無名であったようだけれど、彼の人柄や才能に目をつけたということかな。戯曲を渡すので、ベン・ジョンソンの名前で上演して欲しい。それによって得た名声と、口止め料を見返りとするというもの。ベン・ジョンソンは他人の作品を自分のものとすることを潔しとせず、上演はするもの作者は無記名のままとしてしまう。この作者不明『Anonymous』というのが原題。芝居は大成功で、作家の登場を促す観客達。戯曲を読んでもいなかったらしいベン・ジョンソンは、自らの過ちに気づくが時すでに遅し。たまたま舞台裏で戯曲を手にした役者志望のウィリアム・シェイクスピアが、自分が作者であると名乗り出てしまう。品のない男の登場に、自らの芝居を見に来ていたエドワード卿は驚愕するけど、こうなってしまっては仕方がない。不本意ながらベン・ジョンソンを仲介役として、彼の作品はシェイクスピアの作品として上演されていく。この俗物感丸出しのシェイクスピアにイライラしながらも、名前が加わっただけで、作品が一人歩きしていく感じも皮肉でおもしろい。どんどん高まるシェイクスピア人気。劇場を建てる資金を提供しろとエドワード卿を脅迫するシェイクスピア。そして建ったのがグローブ座。そんなシェイクスピアに嫌悪感を募らせていくベン・ジョンソン。ウィリアム・セシル亡き後、ますます市民の間で募るセシルへの不満。セシル親子の陰謀で命を狙われていることを知ったエセックス卿が反旗を翻す。サウザンプトン伯に助けを求められたエドワード卿は芝居で民衆の心を動かそうと考える。

ここからは本当におもしろかった! いろんなことが一気に動き出す。ベン・ジョンソンが苦悩の末、密告してからのロバート・セシル側の対応は敵ながらお見事。エドワード卿の作戦も良かったのだけど、ベン・ジョンソンの密告は予定していなかった・・・ エドワードとの20年ぶりの再会に心躍らす女王。でも、エドワードの前に現れたのは、ロバート・セシル。この対決シーンは見もの! 涙を流しながらエドワードを責め立てるロバート・セシル。愛憎渦巻く2人の演技がスゴイ! 結果は息子であるサウザンプトン伯の命はなんとか助けることができたけれど、エドワード卿一世一代の作戦は失敗に終わる。実際のエドワード卿はこんな騒動は起こしていないわけだから、その後の人生は実際の登場人物たちがたどった道を歩んだことが紹介されて終わる。

キャストは良かったと思う。若き日のエリザベスⅠ世を演じたのは、老エリザベスⅠ世を演じたバネッサ・レッドグレーブの実の娘ジョエリー・リチャードソン。愛人に溺れ、芝居に興じるシーンばかりだったのは気の毒だけど、威厳のようなものは感じられた。老エリザベスⅠ世のバネッサ・レッドグレーブはさすがの演技。老いから来る判断の遅れや、気弱になっている感じを出しつつ、威厳を失わない感じはさすがに上手い。若き日のエドワード卿ジェイミー・キャンベル=バウワーや、サウザンプトン伯のゼイヒア・サミュエルはイケメン枠だけど、若さゆえの傲慢さというか、自信過剰で無謀な感じは良かったと思う。ナレーションのデレク・ジャコビはオープニングとエンディングに登場して、この物語自体が作り物であると思わせる役。名優による舞台的な朗々とした発声に自然に導かれた。サー・デレクご自身がシェイクスピア=エドワード卿説支持者だそうなので、それゆえのご出演?

上手いなと思ったのはベン・ジョンソン役のセバスチャン・アルメストロ。実はデレク・ジャコビの導入部から最初に登場するのは彼。そこから観客を引っ張る。密告のシーンはすごかったけど、シェイクスピアの嘘を知りつつ、本当のことを言えずに懊悩する姿が良かった。作家としてエドワードを尊敬していく感じもいい。ロバート・セシルのエドワード・ホックも良かった。背中に瘤があるため容姿に自信がなく、全てにおいて自分より秀でているエドワードに対する嫉妬と憧れ・・・ セシル親子は悪役ではあるけれど、優れた政治家であることは間違いない。もちろん自分達の有利になるようにことを運んでいる部分はあるけれど、それも含めて国を動かすということが政治なわけだし。そういう部分を感じさせたのは良かった。エドワードとの対面シーンは圧巻。主役であるエドワード卿のリス・エバンスが良かった! 若い頃はあんなに血気盛んだったのに、人生唯一の恋がその後の人生を封じ込める結果となる。愛のない結婚。政治の表舞台からは遠ざけられている。彼自身が最期に語るように「イングランド一の財産があったのに、最も貧しいものとして死んでゆく・・・」それは単純に金銭的なことだけではない。貴族の男として、人として何も持たず、何も残せずに死んでいく・・・ 芝居を見ている時以外は、その全てを諦めているかのような表情。一世一代の賭けに出るけど、それも失敗。そして告げられる衝撃の真実。自らの出生の秘密は、そのまま息子の出自にも関わってくる・・・ 全て大きく表情を変えるわけではないのに、伝わってきた。何よりも妻にまた戯曲を書いたと責められて「頭の中に溢れてきて止まらない」と言うシーンで涙が止まらなかった それこそが才能であり、天才ゆえの喜びなのに、それをアウトプットすることを禁じられる辛さ。このシーンは見事。

そう、この映画で最も感動したのはこのシーンだった。多分、芸術家達は、それが小説だろうが、絵だろうが、彫刻だろうが「頭の中に溢れてきて止まらない」のだと思う。それが、彼らの喜びでもあり、苦しみでもあるのだろうなと思ったら泣いてた。このシーンとこのセリフに出会えただけでも、この映画を見てよかったと思う。

暗くジメジメしたLondonの下町も含めて画が良かった。いつもなんとなくどんよりしているイメージ。エメリッヒ監督とスタッフはフェルメールやラ・トゥールの絵画を参考にしたのだそう。暗い中に差し込む光。なるほど、どのシーンも美しかった。グローブ座についての資料はほとんど残っていないため、本当の姿ではないそうだけど、当時の劇場の構造が見れておもしろい。円形のドーナツのような構造。壁に沿った椅子席部分には屋根があるけど、舞台の一部や立見席には天井がなくて、雨が降ると観客だけじゃなくて、演じる側もびしょ濡れ。お芝居のシーンは全部おもしろかった! 明らかにロバート・セシルと分かる身体的特徴の衣装を着ける役者が、逮捕を恐れる感じも興味深い。有名なシェイクスピアの戯曲を演じるシーンがたくさん出てくる。内容を知っていればもちろん楽しいと思うけど、タイトルしか知らなくても( ̄― ̄)ニヤリ

陰謀渦巻くコスチューム・プレイお好きな方オススメ! シェイクスピア別人説に興味のある方是非!

『もうひとりのシェイクスピア』Official site


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【Googleのロゴ】フランク・ザンボーニ生誕112周年

2013-01-16 21:58:42 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



フランク・ザンボーニ生誕112周年!
すみません、どなたでしょう・・・

クリックすると検索画面に飛ぶけど、
ご本人の日本版Wikipediaはないっぽい

フランク・J・ザンボーニ("・J・"の部分がかわいい★)は、
製氷車の発明者だそう

アイススケートリンクの経営者だった1940年代初頭に、
手作業で行われていた製氷作業を機械でできないかと、
製氷車開発されたのだそう。

ということくらいしか分からなかった(o´ェ`o)ゞ

どうやらこのロゴ、ゲームになってるらしいけれど、
残念なら自身のPCではできなかった

Happy Birthday


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